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カラーエフェクトフィルタ (Color Effect Filters)

カラーエフェクトフィルタは、画像の色を変えることで芸術的なエフェクトを実現します。たとえば、カラー画像をモノクロ画像やセピア調画像に変えることができます。カラー値を調節する場合は、「色調節フィルタ」を使用できます。

このセクションの内容:

カラーキューブ
色の反転
モノクロ化
ポスタライズ
偽色
セピア調

カラーキューブ

CIColorCube フィルタは 3 次元のカラーテーブルを使用して、ソース画像ピクセルを変換します。図 4-27 に、CIColorCube フィルタで実現できるエフェクトの種類を示します。ビーチの風景のオリジナル画像が左端にあります。右側の 3 つの画像は、異なるカラーテーブル値をオリジナル画像に適用した結果です。


図 4-27:オリジナル(左端)とカラーキューブフィルタを使って処理した 3 つの画像の例

図 4-27 オリジナル(左端)とカラーキューブフィルタを使って処理した 3 つの画像の例


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputCubeData
プリマルチプライ済みアルファを使用する浮動小数点 RGBA セルで構成され、セルが次のとおり順序付けられているカラーキューブデータの NSData ポインタ。データの列と行はそれぞれ、赤と緑のインデックスが付けられています。各データプレーンは、データの中で次に高い位置のプレーンが続き、それぞれ青のインデックスが付けられます。たとえば、テーブルに 16 の行、16 の列、および 16 のプレーンがある場合は、テーブルには 4096 のエレメントがあります。エレメントはそれぞれ 16 バイト(4 つの浮動小数点数)なので、テーブルの物理サイズは 64K です。アドレスが赤インデックス 5、緑インデックス 7、青インデックス 11 であるセルは、セルオフセット:5 + 7 * 16 + 11 * 16 * 16 = 2933 にあります。行、列、プレーン、およびセルオフセットの原点は インデックス = 0 にあります。テーブル内の値が範囲 [0...1] の外にある場合、CIColorCube フィルタの動作は未定義です。

inputCubeDimension
キュービックカラーテーブルのエッジサイズ。この値は、整数かつ 2 のべき乗でなければなりません。

色の反転

CIColorInvert フィルタは画像の色を反転し、画像をネガフィルムのように見せますが、カラーネガフィルムのようなオレンジがかった色ではありません。色の反転フィルタは単にカラーを反転するだけなので、カラーネガフィルムを模倣するものではありません。下の画像と図 4-19 に示したオリジナル画像を比較してください。


図 4-28:CIColorInvert フィルタで処理した後の画像

図 4-28 CIColorInvert フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

モノクロ化

CIColorMonochrome フィルタは、カラーが単色の濃淡の範囲に収まるように、カラーをマップし直します。単色を指定する必要があります。セピア調の画像を作成する場合は、「セピア調」フィルタも使用できます。下の画像と図 4-19 に示したオリジナル画像を比較してください。


図 4-29:CIColorMonochrome フィルタで処理した後の画像

図 4-29 CIColorMonochrome フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputColor
使用する単色を指定する CIColor オブジェクト。

inputIntensity
フィルタ出力とオリジナル画像の線形のブレンドを指定するスカラー値(NSNumber)。範囲は 0.0 〜 1.0 です。値 1.0 はすべての色を、指定した単色の濃淡にマップします。

ポスタライズ

CIColorPosterize フィルタは、赤、緑、および青の色成分を、各色成分に指定した輝度値の数値にマップし直します。このフィルタは、色を平坦化して、シルクスクリーンポスターのような見た目にします。下の画像と図 4-19 に示したオリジナル画像を比較してください。


図 4-30:CIColorPosterize フィルタで処理した後の画像

図 4-30 CIColorPosterize フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputLevels
色成分ごとのカラーレベルの数値を指定するスカラー値(NSNumber)。デフォルト値は 6.0 です。範囲は 0.0 〜 30.0 です。

偽色

CIFalseColor フィルタは、輝度を 2 色のカラーマップにマップします。偽色は多くの場合、紫外線画像や X 線画像といった、天文学などの科学データの処理に使用します。下の画像と図 4-19 に示したオリジナル画像を比較してください。


図 4-31:CIFalseColor フィルタで処理した後の画像

図 4-31 CIFalseColor フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputColor0
最初の色を指定する CIColor オブジェクト。

inputColor1
2 番目の色を指定する CIColor オブジェクト。

セピア調

CISepiaTone フィルタは、画像の色を茶色のさまざまな濃淡にマップします。セピア以外の色調を使用するモノクロ画像を作成する場合は、「モノクロ化」を参照してください。下の画像と図 4-19 に示したオリジナル画像を比較してください。


図 4-32:CISepiaTone フィルタで処理した後の画像

図 4-32 CISepiaTone フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryColorEffectkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryInterlacedkCICategoryNonSquarePixelskCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputIntensity
フィルタ出力とオリジナル画像の線形のブレンドを指定するスカラー値(NSNumber)。デフォルト値は 1.0 です。範囲は 0.0(エフェクトなし)〜 1.0(最大エフェクト)です。



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