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フォーカスフィルタ (Focus Filters)

フォーカスフィルタは、画像のソフト化またはシャープ化に使用します。アンシャープマスクは、コントラストを高くし、ブラーフィルタはコントラストを低くします。図 4-54 に、テキストを含んだ画像を示します。この画像を、本セクションに掲載した例の多くのソース画像として使用しています。


図 4-54:テキストを含んだ画像

図 4-54 テキストを含んだ画像


このセクションの内容:

アンシャープマスク
ガウスブラー
メディアン
モーションブラー
ノイズリダクション
輝度シャープ化
ズームブラー

アンシャープマスク

CIUnsharpMask フィルタは、画像の異なる色のピクセルの間にあるエッジのコントラストを高くします。下の画像と図 4-19 の画像を比較してください。


図 4-55:CIUnsharpMask フィルタで処理した後の画像

図 4-55 CIUnsharpMask フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategorySharpenkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputIntensity
フィルタ出力とオリジナル画像の線形のブレンドを指定するスカラー値(NSNumber)。値が大きいほど、コントラストが高くなります。デフォルト値は 0.5 です。範囲は 0.0 〜 1.0 です。

inputRadius
シャープ化の度合いを指定するスカラー値(NSNumber)。デフォルト値は 2.5 です。範囲は 0.0 〜 100.0 です。

ガウスブラー

CIGaussianBlur フィルタは、ガウス分布で指定する量だけソースピクセルを展開します。下の画像と図 4-54 に示した画像を比較してください。


図 4-56:CIGaussianBlur フィルタで処理した後の画像

図 4-56 CIGaussianBlur フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryBlurkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputRadius
ガウス分布の標準偏差を指定する値(NSNumber)。デフォルト値は 10.0 です。範囲は 0.0 〜 100.0 です。

メディアン

CIMedian フィルタは、一群の隣接するピクセルの中央値(メディアン)を計算し、各ピクセル値をメディアンと置き換えます。エフェクトは微妙なものですが、ノイズを低減します。ソースと、図 4-57 に示す結果画像を比較してください。拡大すると、エフェクトがはっきり見えます。


図 4-57:CIMedian フィルタで処理する前後の画像

図 4-57 CIMedian フィルタで処理する前後の画像


所属: kCICategoryBlurkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

モーションブラー

CIMotionBlur フィルタは、画像にブラーを適用し、撮影中に指定の角度と距離だけ移動するカメラを使用したようなエフェクトをシミュレートします。下の画像と図 4-54 に示した画像を比較してください。


図 4-58:CIMotionBlur フィルタで処理した後の画像

図 4-58 CIMotionBlur フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryBlurkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputRadius
ブラーを適用する領域を定義する半径を指定する値(NSNumber)。デフォルト値は 20.0 です。範囲は 0.0 〜 100.0 です。

inputAngle
移動の角度を指定する値(NSNumber)。デフォルト値は 0.0 です。範囲は 0.0 〜 2 pi です。

ノイズリダクション

CINoiseReduction フィルタは、ノイズを定義するしきい値を使用してノイズを低減します。輝度の変化が、しきい値よりも低ければノイズと見なされ、ノイズ低減処理(部分的なブラー)が適用されます。しきい値を超える変化はエッジと見なされるため、シャープ化されます。エフェクトは微妙なものですが、図 4-59 に示すようにソース画像と結果画像を拡大して比較するとはっきり見えます。


図 4-59:CINoiseReduction フィルタで処理する前後の画像

図 4-59 CINoiseReduction フィルタで処理する前後の画像


所属: kCICategoryBlurkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputNoiseLevel
フィルターが画像のどの部分にノイズが多いか判断するのに使用するしきい値。デフォルト値は 0.02 です。範囲は 0.0 〜 0.1 です。

inputSharpness
適用するシャープ化の量。デフォルト値は 0.4 です。範囲は 0.0 〜 2.0 です。

輝度シャープ化

CISharpenLuminance フィルタは、シャープ化によって画像の細部を強調します。このフィルタは画像の輝度に作用しますが、ピクセルのクロミナンスは影響を受けません。エフェクトは微妙なものですが、図 4-60 に示すように画像を拡大して比較するとはっきり見えます。


図 4-60:CISharpenLuminance フィルタで処理する前後の画像

図 4-60 CISharpenLuminance フィルタで処理する前後の画像


所属: kCICategorySharpenkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
シャープ化の対象となる CIImage オブジェクト。

inputSharpness
画像に適用する細部シャープ化の量。デフォルト値は 0.04 です。範囲は 0.0 〜 2.0 です。

ズームブラー

CIZoomBlur フィルタは、撮影中にカメラをズームしたようなエフェクトをシミュレートします。下の画像と図 4-54 に示した画像を比較してください。


図 4-61:CIZoomBlur フィルタで処理した後の画像

図 4-61 CIZoomBlur フィルタで処理した後の画像


所属: kCICategoryBlurkCICategoryVideokCICategoryStillImagekCICategoryBuiltIn

パラメータ

inputImage
処理対象の CIImage オブジェクト。

inputCenter
フィルタ処理する領域の中心を x および y 座標で指定する CIVector オブジェクト。

inputAmount
ズームのパーセンテージを指定する値(NSNumber)。デフォルト値は 20.0 です。範囲は 0.0 〜 200.0 です。



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