Q: Mac OS X v10.2.4 の OpenGL と3D のグラフィックスにはどのような変更点がありますか?
A: Mac OS X v10.2.4 では、OpenGL エクステンションサポートの強化、自動ミップマップ生成と圧縮テクスチャの処理の向上、Rage 128 アップデート、その他全般の改善と 3D グラフィックスパイプラインの不具合の修正などが加えられています。Mac OS X v10.2.4 の OpenGL には、リスト 1 示すエクステンションが追加されています。デベロッパは、特定のレンダラサポートのためのエクステンション文字列をチェックできます。エクステンションの使用に関する詳細と、仕様については、Mac OS X OpenGL Extensions Guide を参照してください。
GL_ATI_texture_env_combine3
GL_SGIS_generate_mipmap(ATI サポートを追加)
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リスト 1. 新しい OpenGL エクステンション |
ATI_texture_env_combine3 エクステンションを使用するには、OpenGL Frameworks の「glext.h」ヘッダファイルに、いくつか定義を追加する必要があります。今後の Developer Tools の最新版には、これらの追加事項が含まれる予定です。それまでは、「glextadditions.h」ファイルを独自のヘッダとして作成して、リスト 2 に示す内容を追加しておくことができます。最新版の「glext.h」が提供されたら、このファイルは削除して構いません。
#define GL_ATI_texture_env_combine3 1
#if GL_ATI_texture_env_combine3
#define GL_MODULATE_ADD_ATI 0x8744
#define GL_MODULATE_SIGNED_ADD_ATI 0x8745
#define GL_MODULATE_SUBTRACT_ATI 0x8746
#endif
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リスト 2. glextadditions.h
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先に取り上げた新しいエクステンションに加え、Mac OS X v10.2.4 における 3D グラフィックスの改善点と不具合の修正事項のうち、デベロッパに影響する可能性のある代表的なものの一覧を表 1 に示します。
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表 1. 3D Graphics のバグ修正 |
- イメージングサブセットの改善 (r. 3048152)
- セカンダリディスプレイ処理の向上 (r. 3108024, 3000884)
- 自動ミップマップ生成のサポートの追加 (r. 3126508, 3139985, 3066752, 3110486)
- ATI_texture_env_combine3 の追加 (r. 3132941, 3139801, 3132943,
3132944)
- 頂点プログラムの不変性の処理の更新 (r. 3139060)
- Terminal からの GLUT キーボードとメニュー操作の修正 (r. 3129836)
- 頂点プログラムの改善 (r. 3093442, 3106677, 3147093)
- 特定の構成での X11 のサイズ変更に関する問題の修正 (r. 3127840)
- 幅 0、高さ 0 のサーフェスのエラー処理の改善 (r. 3133552)
- glCopyTexSubImage の誤動作の修正 (r. 3139085)
- テクスチャシェーダの改善 (r. 3140650)
- サーフェステクスチャの改善 (r. 3142044, 3096252)
- テクスチャ圧縮の向上 (r. 3153058)
- フラグメントプログラムの配列イニシャライザの問題の修正 (r. 3124583)
- デプスバッファのページングの改善 (r. 3143357)
- 特定の構成での glFinishObject の問題の修正 (r. 3150801)
- Rage 128 の改善 (r. 3145747)
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[2003 年 2 月 18 日] |