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*QTMCC10 - QuickTime のプレビューの動き

(96 年 11 月 27 日)

Q: SFPGetFilePreview ダイアログの作成/更新プレビューの動作の背景にはどのようなロジックが存在するのでしょうか。QT ムービーのプレビューを作成するとき、プレビュームービーが得られることもあれば、プレビューピクチャが得られることもあります。すでにプレビューを持つ QT ムービーの場合は、更新ボタンが表示されることもあれば、グレイ表示の作成ボタンが表示されることもあります。このような動作の違いは何によって決まるのでしょうか。

A: 期待される動作とは次のようなものです。

PICT ファイル (または、QuickTime が PICT としてインポートできるファイル) には持続時間がないため、これらのファイルは StandardFilePreview ダイアログではプレビュー PICT だけを持つことができます。一方、ムービーはポスター PICT とムービープレビューの両方を持つことができます。

StandardFilePreview では (プレビューコンポーネントを介して)、ムービーまたは PICT ファイルが選択されるとき、プレビューコンポーネントが、ファイル内にすでにプレビュー ('pnot' リソースに格納されて) が存在するかどうかをまずチェックします。また、'pnot' リソースは、プレビューが PICT、ムービー、またはその他のものであるかどうかを識別します。この後、プレビューコンポーネントは、'pnot' リソースのタイムスタンプと、選択されているファイルの修正日を比較し、プレビューが現在のものであるかどうかをチェックします。'pnot' の日付がファイルの最終修正日よりも古い場合、StandardFilePreview ダイアログには“Update”ボタンが表示されます (ユーザがこのオプションを選択すると、'pmak' コンポーネントを使って新しいプレビューが作成されます)。

選択されているファイルに 'pnot' リソースがなく、選択されているファイルタイプに対応したプレビューを作成できる 'pmak' コンポーネントが存在すると (QuickTime 2.5 では、PICT、MOOV、および QTIF 'pmak' コンポーネントが用意されています)、StandardFilePreview ダイアログでは“Create”ボタンがアクティブになります。

サウンドファイルは若干異なる方法でプレビューされる点に注意してください。ファイル内に 'pnot' リソースがなくても、'pnot' コンポーネントはサポートされているサウンドファイルタイプに対応した 10 秒間 (サウンドがそれ以上の長さの場合) の自動プレビューを作成します。

プレビューコンポーネントの詳細については、『Inside Mac:QuickTime Components』を参照してください。

-- Drew Colace
devsupport@apple.com

[ Technical Q&A's : Graphics & Media : QuickTime : QuickTime Components : QTMCC10 ]