本書では、Core Animationで使用するタイミングとアニメーションクラスに関する基本概念を説明します。Core Animationは、高性能の合成エンジンと使いやすいアニメーションプログラミングインターフェイスを組み合わせた、Objective-Cのフレームワークです。
注: アニメーションは本質的にビジュアルメディアです。HTML版の『アニメーションのタイプとタイミングのプログラミングガイド』には、静止画像に加えてQuickTimeムービーが含まれており、アニメーションの例を表示して概念を分かりやすく示しています。PDF版に含まれているのは静止画像のみです。
本書を読めば、CocoaアプリケーションでのCore Animationの使いかたを理解できます。Core AnimationではObjective-Cのプロパティを多用するため、Objective-C 2.0プログラミング言語を理解していることが前提となります。また、『キー値コーディングについて』で説明されているキー値コーディングの知識も必要です。必須ではありませんが、『Quartz 2D Programming Guide』に説明されているQuartz 2Dイメージングテクノロジーの知識も役立ちます。
『アニメーションのタイプとタイミングのプログラミングガイド』の構成は以下のとおりです。
「アニメーションクラスロードマップ」では、アニメーションクラスとタイミングプロトコルを概説します。
「タイミング、時空間、CAAnimation」では、Core AnimationのタイミングモデルとCAAnimation抽象クラスについて詳しく説明します。
「プロパティベースのアニメーション」では、プロパティベースのアニメーション(CABasicAnimationおよびCAKeyframeAnimation)について説明します。
「トランジションアニメーション」では、トランジションアニメーションクラスのCATransitionについて説明します。
以下のプログラミングガイドでは、Core Animationによって使われるいくつかのテクノロジーを解説しています。
『Animation Overview』では、Mac OS Xで使用可能なアニメーションのテクノロジーについて説明しています。
『Core Animation Programming Guide』では、一般的なCore Animationタスクを示すコードを取り上げています。
『Animation Programming Guide for Cocoa』では、Cocoaアプリケーションに使用できるアニメーション機能を説明しています。
Last updated: 2007-10-31