File System Events APIは、ディレクトリ階層の内容が変更された際にアプリケーションに通知を要求させる方法を提供します。たとえば、アプリケーションでこの方法を使うと、別のアプリケーションを使ってプロジェクトバンドル内にあるファイルをユーザが変更した場合に素早く検出できます。
File System Events APIはまた、アプリケーションがディレクトリ階層の内容を最後に確認してから変更が加えられたかどうかを調べる、簡単な方法も提供します。たとえば、バックアップアプリケーションでこの方法を使うと、指定したタイムスタンプやイベントIDから後で、どのファイルが変更されたかを調べることができます。
アプリケーションで多数のファイルを扱う(特に巨大なファイル階層を扱う)場合は、本書をお読みください。
本書は次の章で構成されています。
「テクノロジーの概要」では、File System Events APIを概説し、上位のレベルでどのように動作するかを説明します。
「File System Events APIの使用」では、イベントストリームの作成からハンドラの記述まで、File System Events APIの使いかた全般を説明します。すぐに取り組み始められるようなコード例も含みます。
「ファイルシステムイベントのセキュリティ」では、File System Events APIのセキュリティ機能について説明します。
「カーネルキュー:File System Eventsの代替手段」では、カーネルキューのメカニズムを説明し、File System Events APIの代わりにKernel Queues APIを使用することが望ましいケースを解説します。また、簡単なコード例でその使いかたを示します。
Last updated: 2008-01-09