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Universal Binaryのビルド

インテルおよびPowerPCのマイクロプロセッサを使用するMacintoshコンピュータはアーキテクチャが異なるので、既存のPowerPCコードをビルドしてインテルマイクロプロセッサを使用したMacintoshコンピュータでネイティブに実行すると動作が異なることがあります。アーキテクチャの違いがコードに及ぼす影響の度合いは、ソースコードのレベルによって異なります。既存のほとんどのコードは、特定のプロセッサに固有ではない、高レベルのソースコードです。対象アプリケーションがこの分類に当てはまる場合、Universal Binaryの作成は、数か所のコードを調整すれば済みます。Cocoa開発者は、Mac OS 9からMac OS Xへコードを移植したCarbon開発者に比べ、調整は少なくて済むでしょう。

高レベルのフレームワークを使用し、Mac OS X v10.4においてGCC 4.0を使用してビルドが可能なコードのほとんどは、インテルベースのMacintoshコンピュータにおいて、あってもごくわずかな変更でビルドできます。このような状況にある開発者の最善の取り組み方は、本章で記述するように既存のコードをUniversal Binaryとしてビルドし、インテルベースのMacintoshでアプリケーションの動作を確認することです。コードが期待通りに動作しないところを探し、本書の中で該当する問題を取り上げているセクションを参照してください。

コードの中でAltiVec命令を使用している開発者や、最適化などを目的としてアーキテクチャの違いをあえて利用してる開発者は、コードの調整量が他の場合よりも多く必要になります。該当する開発者の方は、Universal Binaryのビルドに取り組む前に、以降を読むことをお勧めします。AltiVecプログラマは、「ベクトルベースコードの準備」を読むと良いでしょう。

この章では、Xcode 2.2を使用してUniversal Binaryを作成する方法を説明し、トラブルシューティング情報を提供して、関連するビルドオプションを示します。インテルベースのMacintoshコンピュータにおけるソフトウェア開発のワークフローは、PowerPCベースのMacintoshにおけるソフトウェア開発ワークフローとまったく変わりありません。

Contents:

ビルドの前提条件
コードのビルド
デバッグ
ビルドしたアプリケーションのトラブルシューティング
バイナリがユニバーサルかどうかを知る方法
ビルドオプション
関連項目




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Last updated: 2006-03-08




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