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このセクションには、インテルベースのMacintoshコンピュータ上でXcode 2.2を使用するときに気をつける必要のあるビルドオプションが含まれています。デフォルトのコンパイルオプションの一覧を示し、アーキテクチャ固有のオプションの設定方法を論じ、GNU Autoconfマクロの使用に関する情報を提供します。
デフォルトのコンパイラオプション
アーキテクチャ固有のオプション
Autoconfマクロ
インテルベースのMacintoshコンピュータ上のXcode 2.1以降で、GCCの標準ディストリビューションとデフォルトが異なるコンパイラフラグのリストをTable 1-1に示します。
コンパイラフラグ | デフォルト値 | 指定の内容 |
|---|---|---|
|
| 浮動小数点演算にSSE命令を使用します。 |
| デフォルトでOn | インテル命令セットアーキテクチャのMMX拡張、SSE拡張、SSE2拡張を有効にします。 |
ほとんどの開発者は、プロジェクトの中でアーキテクチャ固有のオプションを使用する必要はありません。
Xcodeでは、インテルベースのMacintosh用のフラグを1つ設定し、PowerPC用に別のフラグを設定するには、PER_ARCH_CFLAGS_i386およびPER_ARCH_CFLAGS_ppcビルド設定変数を使用してアーキテクチャ固有の設定を渡します。
たとえば、アーキテクチャ固有のフラグ、-faltivecおよび-msse3を設定するには、次のビルド設定を追加します。
PER_ARCH_CFLAGS_i386 = -msse3 |
PER_ARCH_CFLAGS_ppc = -faltivec |
同様に、アーキテクチャ固有のリンカフラグを渡すには、OTHER_LDFLAGS_i386およびOTHER_LDFLAGS_ppcビルド設定変数を使用します。
gcc、ld、およびasに-archフラグを渡すことが可能です。指定可能な値は、i386とppcです。両方のフラグを次のように指定できます。
-arch ppc -arch i386 |
アーキテクチャ固有のオプションの詳細については、『Xcode 2.2 User Guide』の「Building Universal Binaries」を参照してください。
GNU Autoconfを使用するプロジェクトをコンパイルしてPowerPCベースとインテルベースのMacintoshコンピュータの両方を対象としてビルド行う場合は、プロジェクトの自動設定時にランタイムシステムのエンディアンのタイプを判別するAutoconfマクロが使われないようにする必要があります。たとえば、プロジェクトの中でAutoconfのAC_C_BIGENDIANマクロを使用していると、プロジェクトの自動設定時のターゲットとなるアーキテクチャでないもう一方のアーキテクチャでプログラムを実行するとプログラムが正しく動作しません。PowerPCベースとインテルベースMacintoshコンピュータの両方に正しくビルドするには、コードの中でコンパイラに定義されている__BIG_ENDIAN__および__LITTLE_ENDIAN__マクロを使用します。
詳細については、『Porting UNIX/Linux Applications to Mac OS X』の「Using GNU Autoconf」を参照してください。
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Last updated: 2006-03-08
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