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RosettaはインテルベースのMacintoshコンピュータでPowerPCバイナリを実行する翻訳プロセスであり、アプリケーションを非ネイティブバイナリとして実行できるようにします。すべてではありませんが、多くのアプリケーションは翻訳しての実行が可能です。翻訳して実行されるアプリケーションは、翻訳プロセス自体が処理負担を加えるので、ネイティブなバイナリほど高速に動作しません。
アプリケーションがRosettaとどの程度の互換性があるかは、そのアプリケーションのタイプによって決まります。ワードプロセッサなど、ユーザとの対話が多く、計算ニーズが低いアプリケーションはかなり互換性があります。ユーザとの対話がほどほどで、計算ニーズが多少高いアプリケーションや、OpenGLを使用するアプリケーションも、たいていかなり互換性があります。計算ニーズが非常に高いアプリケーションは互換性がありません。これには、高速フーリエ変換(FFT)を繰り返し計算したり、3Dモデリングの複雑なモデルを計算したり、レイトレーシングを計算したりする必要があるアプリケーションが含まれます。
ユーザには、Rosettaは見えません。Classicとは異なり、ユーザがアプリケーションを起動するときに、アプリケーションが翻訳されることを示す視覚的な手掛かりはありません。ユーザは、アプリケーションの起動が遅いことや、PowerPCベースのMacintoshの場合よりもパフォーマンスが低いことには気付くかもしれません。ユーザはアプリケーションのFinder情報を見ることで、アプリケーションにPowerPCバイナリしかないかどうかを知ることができます(「Universal Binaryかどうかを知る方法」を参照)。
本付録では、翻訳して実行できるアプリケーションの種類について論じ、Rosettaの仕組みを説明し、翻訳されるアプリケーションについて特に考慮すべき点を指摘します。また、Rosettaを使用してアプリケーションを翻訳して実行する方法を示し、アプリケーションが非ネイティブで実行しているかどうかをプログラムで検出する方法を説明します。翻訳して実行できるはずのアプリケーションが実行しない場合のトラブルシューティング情報も提供します。
何を翻訳できるか
仕組み
特別に考慮すべき事項
アプリケーションの強制翻訳実行
Rosettaを使用してアプリケーションを開かないようにする
翻訳されたアプリケーションをプログラムで検出する
トラブルシューティング
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Last updated: 2006-03-08
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