|
|
Log In | Not a Member? |
Contact ADC |
Cocoa バンディングとは、Model-View-Controller パラダイムを余すところなく実装するためにアプリケーションの中で使用できる一連の技術のことです。Model-View-Controller パラダイムでは、モデル(Model)がアプリケーションのデータをカプセル化し、ビュー(View)がそのデータを表示、編集し、コントローラ(Controller)がモデルとビューの仲介役を果たします。Cocoa バインディングは、モデル、ビュー、そしてコントローラのコードの相互依存関係を低減するほか、データを表示する複数の方法をサポートし、モデルの変更時にはそれに合わせてビューの表示内容を自動的に更新します。また、拡張可能なコントローラ、モデルやビューで利用できるプロトコル、そして Foundation Kit および Application Kit のクラスに対する追加機能を備えています。Interface Builder の中で利用可能なバインディングを使用してモデルとビューをコントローラに結び付ければ、ほとんどのグルーコードを排除できます。
対象読者
本記事の構成
関連項目
Cocoa バインディングは、Cocoa に関してある程度の知識があって新規アプリケーションを作成しようとしている開発者や、既存アプリケーションのグルーコードの整理や排除を望んでいる開発者に適しています。ほとんどの場合、Cocoa バインディングを使用して、ターゲットアクションや委任、データソースプロトコルといった、従来の Cocoa メカニズムを置き換えることができます。ただし、同一のアプリケーション内で Cocoa バインディングと従来の Cocoa メカニズムの混在が可能なように、十分配慮してあります。
重要: この記事は予備的な文書です。技術的な誤りがないよう内容をチェックしてありますが、最終的なものではありません。Cocoa バインディングは、Mac OS X Version 10.3 以降で動作する Cocoa アプリケーションで利用できます。
以下の記事は、Cocoa バインディングの仕組みを理解する上で重要な概念を取り上げています。
「Cocoa バインディングとは」では、開発者の立場から見た Cocoa バインディングの利点について説明し、Cocoa バインディングの仕組みの概要、Cocoa バインディングを採用するために使用するデザインパターンについてもまとめています。
「Cocoa Bindings の仕組み」では、Cocoa バインディングをサポートする技術の詳細と、これら技術の連携について説明しています。
「オブジェクトモデリング」では、モデルの記述に使用する用語の定義や、キー値コーディング(Key-Value Coding)の背景にある概念の紹介といった、基本的な内容を取り上げています。
「ユーザデフォルトとバインディング」では、NSUserDefaultsController の役割と、NSUserDefaults との連携について説明しています。
次の記事では、Cocoa バインディングの使用方法を学べる事例を紹介します。
「マスタ・詳細インタフェースを作成する」では、基本的なマスタ・詳細インタフェースの実装方法について説明します。この基本的なマスタ・詳細インタフェースでは、マスタインタフェースに、オブジェクトのコレクションを表示するテーブルビューを使用し、詳細インタフェースに、コレクション内の選択されたオブジェクトを表示するその他のビューを使用します。
「Cocoa バインディングを使用して画像を表示する」では、カラムに画像を表示する場合のさまざまな選択肢と、カスタムの値変換の具体例を説明しています。
「ポップアップメニューを使用して対 1 リレーションシップを実装する」では、編集可能な対 1 リレーションシップをポップアップメニューとして実装する方法を説明しています。
「カスタムの配列コントローラを使用してフィルタ処理をする」では、表示するオブジェクトをフィルタ処理するために、マスタインタフェースに検索フィールドを追加する方法を説明しています。
本記事では詳細に取り上げていない技術で、バインディングの機能に欠かせないものもあります。以下に示すトピックは、Cocoa バインディングの基礎について理解を深めたい場合や、バインディングとは関係なくこれらの技術を使用したい場合に参照してください。たとえば、本項では、キー値監視(Key-Value Observing)プロトコルで定義されるメソッドの使用方法については説明していません。詳細については、以下の記事を参照してください。
『Developing Cocoa Applications Using Bindings: A Tutorial』では、Cocoa バインディングを使用して、通貨換算機能を作成する手順を取り上げています。
『Cocoa Bindings Reference』では、Cocoa バインディングをサポートするクラスを列挙し、それぞれのクラスについて、バインディング、サポートされているオプション、そしてプレースホルダについて説明します。
『キー値コーディング(Key-Value Coding)』では、オブジェクトが他のオブジェクトのプロパティに間接的にアクセスできるようにする、キー値コーディングプロトコルのすべての機能について取り上げています。
『キー値監視(Key-Value Observing)』では、オブジェクトが他のオブジェクトの変化を監視できるようにする、キー値監視プロトコルのすべての機能について取り上げています。
『Value Transformers』では、値をあるタイプから別のタイプに変換する、値変換機能の使用方法について説明します。
『Sort Descriptors』では、コレクションの並べ替え方を指定する、ソートディスクリプタの使用方法について説明します。
Last updated: 2004-08-31
Get information on Apple products.
Visit the Apple Store online or at retail locations. 1-800-MY-APPLE Copyright © 2007 Apple Inc. All rights reserved. | Terms of use | Privacy Notice |