ウィジェット、コンプリケーション、ライブアクティビティ

WidgetKitフレームワークとSwiftUI向けのWidget APIを使えば、iOS、iPadOS、macOSで利用できるウィジェットを簡単に開発して公開することができます。WidgetKitを使って、iPhoneのロック画面に表示するウィジェットや、watchOSのコンプリケーションを作成できます。また、インタラクティブな要素やアニメーションによるトランジションに対応すると、ユーザーがウィジェットから直接アクションを実行できます。また、iOS 16.1以降では、ライブアクティビティを作成してアップデートをタイムリーに配信できます。

iPad、iPhone、Apple Watchが並べて示され、それぞれにさまざまなウィジェットが表示されている

新機能

ウィジェットとライブアクティビティは、iOS 18、iPadOS 18、watchOS 11のプラットフォーム全体で共有される機能がさらに増えました。Apple Watchのウィジェットでは、インタラクティブな要素やアニメーションがサポートされるようになりました。また、iPhoneとiPadのウィジェットでは、ウィジェットの特定の部分を強調し、ホーム画面に薄い色が付いている場合でも目立たせることができます。watchOS 11のスマートスタックがさらにスマートになり、ウィジェットに関連性を追加して、最も必要な時にウィジェットを表示させることができます。

Apple Watchのスマートスタックにライブアクティビティが表示されるようになりました。ユーザーはスポーツの試合中のスコアの変化や注文の配達状況など、イベントに関する最新情報をリアルタイムに入手できます。Apple Watchのアプリを開発している場合は、ライブアクティビティからアプリを起動することもできます。

最新リリースでは、WidgetKitを使ってコントロールセンター、ロック画面、アクションボタンのコントロールを作成し、システム全体において今までにない新しい場所でアプリの機能を利用できます。コントロールを活用すれば、設定の切り替え、アクションの実行、特定の体験へのディープリンクの作成が可能になります。しかもコントロールは、ほんの数行のコードと新しいControls APIだけで作成できます。

iPhoneのロック画面

iOS 16のウィジェットなら、iPhoneのロック画面でアプリの最新情報を一目ですばやく、タイムリーに確認できます。

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iPhoneのロック画面にフィットネスウィジェットが表示されている

ホーム画面

iPhoneやiPadのホーム画面に、アプリの最新情報を表示することもできます。

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ウィジェットが表示されているiPhoneのホーム画面

スマートスタック

スマートスタックはデバイス上の情報を利用する複数のウィジェットであり、その中から時間、場所、アクティビティなどの要素に基づいて、適切なウィジェットを適切なタイミングで表示することができます。手動で追加していないウィジェットであっても、過去の行動や、新しいイベント向けのインテントのドネートに基づいて、スマートスタックで提案されます。

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スマートスタックを紹介するアニメーション
Apple Watchに複数のコンプリケーションを含む文字盤が表示されている。

豊富なコンプリケーション

watchOS 9では、WidgetKitを使用して、12種類を超えるApple Watchの文字盤で、状況に合ったタイムリーな情報をフルカラーの画像、テキスト、動的なゲージで表示できます。

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ライブアクティビティ

ライブアクティビティの利用を開始して、ユーザーがiPhoneまたはiPadアプリのアクティビティや情報を常に確認できるようにしましょう。ActivityKitを使用すると、WidgetKitとSwiftUIが実現する、一目ですぐにわかりやすいデザインで、アプリからのアップデートをリアルタイムでユーザーのロック画面とDynamic Islandに表示することができます。

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iPhoneのロック画面にライブアクティビティが表示されている

ツールとリソース

Xcodeおよびこれらのリソースを活用してウィジェットやコンプリケーションを開発しましょう。

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