SF Symbols 6

SF Symbolsには6,000を超えるシンボルが用意されており、AppleプラットフォームシステムフォントであるSan Franciscoとシームレスに統合できるようデザインされています。9段階のウェイトと3段階のスケールで利用できるシンボルは、テキストに対して自動的に調節され、ベクターグラフィックス編集ツール書き出して編集できるため、同じデザイン上の特徴とアクセシビリティ機能を備えたカスタムシンボルを作成できます。SF Symbols 6では、アニメーションが新しく強化され、注釈ツールアップデートされたほか、800を超える新しいシンボルが加わりました。

新しいアニメーション

自在に設定できる新しいアニメーションで、シンボルがさらに表情豊かになりました。Wiggle(小刻みな揺れ)、Rotate(回転)、Breathe(呼吸)のアニメーションにより、シンボルは新しい形でユーザー入力に応答し、状態の変化を伝え、進行中のアクティビティを通知します。こうしたアニメーション効果は既存のシンボルレイヤー構造を活用しているため、カスタムシンボルとの互換性が確保されます。

マジック置換

アップデートされたアニメーション置換機能を使用すれば、関連するバリエーション間でシンボルをよりスマートにトランジションさせることができます。スラッシュの描画のオンオフを切り替えたり、バッジの表示・非表示や置換をベースシンボルに影響を与えずに行えるようになりました。SF Symbolsアプリのコンポーネントを使うことで、カスタムシンボルにこれらの新しい動作を適用できます。

注釈の強化

カスタムシンボルの注釈ツールがアップデートされ、Wiggle(小刻みな揺れ)やRotate(回転)のアニメーションの向きのほか、Rotateのカスタムアンカーポイントも指定できるようになりました。また可変色に対応するシンボルに注釈を付け、クローズドループのデザインを最適化してシームレスに連続再生することもできます。

SF Symbolsの注釈ツールが表示されたmacOSの画面

800を超える新しいシンボル

新しいシンボルには、デバイス、自動車のインジケータ、健康とフィットネスのシンボル、フォーマットコントロールなどがあります。新しくローカライズされたシンボルには、ラテン語、ギリシャ語、キリル文字、ヘブライ語、アラビア語、中国語、日本語、韓国語、タイ語、デーバナーガリー文字のほか、いくつかのインド数字の異体字も含まれます。これらの新しいシンボルは、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia、tvOS 18、watchOS 11、visionOS 2で実行されるアプリで使用できます。

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macOS Ventura以降が必要です。

ヒューマンインターフェイスガイドラインの詳細

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