SF Symbols 7

SF Symbols 7には6,900を超えるシンボルが用意されており、AppleプラットフォームシステムフォントであるSan Franciscoとシームレスに統合できるようデザインされています。9段階のウェイトと3段階のスケールで利用できるシンボルは、テキストに対して自動的に調節されます。また、ベクターグラフィックスツール書き出して編集できるため、同じデザイン上の特徴アクセシビリティ機能を備えたカスタムシンボルを作成できます。SF Symbols 7では、Drawアニメーションと可変レンダリングが導入され、マジック置換が強化されました。さらに、グラデーションおよび数百の新しいシンボルが追加されています。

Draw(描画)

Draw On(描画)とDraw Off(描画オフ)は、手書きのカリグラフィーの動きにインスパイアされた新しいアニメーションプリセットで、シンボルを表現力豊かにアニメーション化してアプリのインターフェイスに取り込み、また、取り出すことができるようデザインされています。これらのアニメーションは、シンボルのレイヤー構造を活用し、新しい注釈とタイミングのコレオグラフィーを組み合わせて、シンボルの動きを導きます。複数の再生オプションにより、さまざまなコンテキストに柔軟に対応できます。Whole Symbolは、すべてのレイヤーをまとめて、すばやく一度にアニメーション化します。By Layerは、各レイヤーの開始時間をずらしてダイナミックな効果を生み出し、一度に1つのレイヤーを個別にアニメーション化することで意図的な見せ方を演出できます。

新しい注釈

新しい注釈ツールにより、数回クリックするだけでカスタムシンボルの描画アニメーションを簡単に作成できます。レイヤーにガイドポイントを配置して、パスの最初から最後まで描画をコントロールします。ガイドポイントの配置は、ウェイト間で自動的に変換されます。ウルトラライト、レギュラー、ブラックでカスタマイズし、すべてのシンボルのウェイトとスケールで動きを正確にコントロールできます。描画アタッチメント、オプションの双方向性、適応型エンドキャップなどを活用して、カスタムシンボルに合わせたカスタムアニメーションを作成できます。

Variable Draw

Variable Drawは、Variable Colorの機能を拡張し、強度や進行状況を高い精度と解像度で伝えます。描画アニメーションに対応する注釈が付けられたシンボルは、オプションでVariable Drawにも対応でき、個々のレイヤーをわかりやすく動的な進行状況インジケータとして機能させることができます。

マジック置換の強化

マジック置換が強化され、関連するシンボル間のアニメーションの連続性が向上しました。2つのシンボルがエンクロージャの形状を共有している場合、マジック置換はエンクロージャを保持し、残りのシンボルレイヤーはプリセット構成に従ってアニメーション化されます。さらに、Drawに対応するシンボルは、マジック置換の遷移中に自動的にDraw Off(描画オフ)とDraw On(描画)になります。

グラデーション

グラデーションは、シンボルに奥行き、次元、視覚的な面白さを加えたいときによく用いられます。新しいグラデーションレンダリングは、システムカラーまたはカスタムカラーから派生する単一のソースカラーを利用し、滑らかな線形グラデーションを自動的に生成します。グラデーションはすべてのレンダリングモードで使用でき、シンボルに光が当たっているような印象を与えて際立たせます。

新しいシンボル

SF Symbols 7では、何百もの新しいシンボルが加わったほか、既存のシンボルのデザインがアップデートされ、Appleの新しいユニバーサルデザイン言語と統合されています。新しくローカライズされたシンボルには、ラテン語、ギリシャ語、キリル文字、ヘブライ語、アラビア語、中国語、日本語、韓国語、タイ語、デーバナーガリー文字のほか、いくつかのインド文字の異体字も含まれます。これらの新しいシンボルは、iOS 26、iPadOS 26、macOS 26、watchOS 26、tvOS 26、visionOS 26で実行されるアプリでご利用いただけます。

SF Symbols 7(ベータ版)のダウンロード

ダウンロード

macOS Ventura以降が必要です。

ヒューマンインターフェイスガイドライン

SF Symbolsをアプリで利用する方法の詳細をご確認ください。

さらに詳しく