デバッグプロファイルとログによるバグレポートの強化

Appleのフィードバックアシスタントでバグレポートを提出すると、問題の特定、プラットフォームの改善、デベロッパとお客様のエクスペリエンス改善に役立ちます。

デバイスから取得したsysdiagnoseと、デバッグプロファイルで生成されたログを提供すると、遭遇したバグについてより多くの情報を提供し、レポートの質を向上させることができます。どちらもエンジニアがバグを再現するのに役立ちますので、問題修正の可能性を高めることができます。ご承知の通り、新しい問題の提出が早いほど、また提供される情報が多いほど、将来のソフトウェアバージョンで解決できる可能性が高まります。

効果的なバグレポートを提出する

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sysdiagnosesとデバッグプロファイル

sysdiagnosesは、バグ解決のプロセスで重要な役割を果たすことがあります。これらのログには、Appやフレームワークから収集した追加情報が含まれており、バグレポートの一部として提出できます。

つまり、sysdiagnoseには多くの情報が含まれているため、有用なコンテキストを提供し、エンジニアが問題を選別するのに役立てることができます。

これにはAppleの「プロファイルとログ」ページを使用します。このページには、特定のフレームワークに関する問題を報告する際の補足説明が記載されています。問題の原因となっているフレームワークがわかっている場合は、そのフレームワークのバグレポートとログの記録方法を確認してください。追加の情報を提供することで、レポートへの対応がしやすくなる可能性があります。

Apple Developer Webサイトの「プロファイルとログ」セクションをご覧ください。バグの補足情報を提出するための詳細が記載されています。

sysdiagnoseは、補足説明があっても十分ではない場合があります。デバッグプロファイルは、技術やフレームワークに関する具体的な詳細情報を取得するもので、エンジニアによる問題の診断に役立ちます。デバッグプロファイルをインストールするには、「プロファイルとログ」ページからデバイスにダウンロードし、指示に従って要求された情報を取得してください。

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特に、ベータ版のソフトウェアに対してバグを報告する場合、修正に関する優先順位付けを初期の段階で行う必要があるため、sysdiagnosesとデバッグプロファイルは非常に重要となります。ログや明確な再現経路を含む詳細なバグ報告を提出すれば、ベータ版の作業プロセスで問題の優先順位付けと修正が行われる可能性がかなり高くなります。