macOS Catalinaに向けた準備

macOS Catalinaでは、数々の素晴らしい新機能をAppで利用できるようになります。Xcodeを使用してiPad用AppからネイティブのMac用Appを効率的に作成することができ、ワークスペースを拡大できるSidecarを活用することもできます。Core ML 3を使用すると、業界最高水準のオンデバイス機械学習により、パーソナライズされたリアルタイムの体験を構築することができます。また、新しいCreate ML Appでは、コーディングを一切行わなくても、Mac上ですぐに機械学習モデルを構築できます。また、新しいReality Composer Appでインタラクティブな拡張現実体験を作成できるなど、様々なことが可能になっています。

iPad用AppをMacへ

既存のiPad用Appをベースにして、ネイティブのMac用Appの開発を数段有利に進めましょう。Mac用AppとiPad用Appでプロジェクトとソースコードが共有されるため、変更を加えると両方のプラットフォームにその変更が反映されます。iPad用Appから新たに作成されたMac用Appはネイティブに実行されるため、Mac専用に開発されたAppと同じフレームワーク、リソース、ランタイム環境を利用できます。

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Sidecar

macOS Catalina上で動作するAppは、iPadとApple Pencilを使用した拡張ワークスペースに自動的に対応します。ユーザーは、iPadをMacの2台目のディスプレイとして使用し、iPadにApple Pencilで描画することができます。この機能は、Appに手を加えなくても、そのまま使用できます。AppでAppKitのTablet Eventsを使用すると、圧力や傾きなど、タブレットでのフル機能の描画に対応することができます。

機械学習

オンデバイスのモデルトレーニングが実現し、厳選されたモデルのギャラリーを利用できる今こそ、機械学習を活用し始める絶好のタイミングです。Core ML 3は、CPU、GPU、ニューラルエンジンをシームレスに活用して、素晴らしいパフォーマンスと効率性を実現します。その結果、デベロッパは最先端のモデルをAppに組み込むことができるようになります。新しいCreate ML Appでは、機械学習の専門知識がなくても、機械学習モデルを構築、トレーニング、導入することができます。

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ARツール

iOSおよびMac用の新しいパワフルなAppであるReality Composerは、3Dの開発体験がなくてもインタラクティブな拡張現実体験を簡単に構築できます。ライブリンク機能により、ビルドをMac、iPhone、iPad間でシームレスに移動できます。拡張現実専用に一から開発された新しいハイレベルのフレームワークであるRealityKitでは、写実的レンダリング、カメラエフェクト、アニメーション、物理シミュレーションなどを実現できます。

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Metal

Metalを使用すると、GPUはパイプラインをより詳細に制御できるようになります。高度なGPU処理を容易に実行するための機能が追加され、各種GPUに対応するために必要な作業をシンプルにすることができます。Simulatorのハードウェア高速化サポートなどの新しいツールにより、Metalをすぐに使い始めることができます。また、AppがMetalを正しく使用しているかどうかの把握も容易に行えます。

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アクセシビリティ

macOS Catalinaでは、障がいを持つユーザーがAppleデバイスを最大限に活用できるようにする、革新的なアクセシビリティ機能が導入されています。刷新されたVoice Controlにより、ユーザーは音声だけでMacおよびiOSデバイスをコントロールすることができます。他にも、新しいズーム機能、改良されたVoiceOver、カラーフィルタなど、多くの魅力的なアップデートが含まれています。

DriverKit

新しいDriverKitは、IOKitを完全に置き換える最新のデバイスドライバ開発フレームワークです。DriverKitで開発されたドライバは、Kernel Extensionとしてではなくユーザー空間で実行されるため、システムのセキュリティと安定性が向上します。

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FileProvider API

macOS Catalinaでは、クラウドストレージプロバイダ向けに一新されたFileProvider APIが導入されています。このAPIはFinderとのシームレスな統合を高いパフォーマンスで実現できる優れた方法であり、Kernel Extensionを使用しないためセキュリティが向上します。これにより、クラウドストレージプロバイダは自社のAppをMac App Storeに提出できるようになりました。