watchOS 4の新機能

システム全体に施された改善により、watchOS 4ではアプリケーションがこれまで以上により速く、レスポンシブに動作します。ナビゲーションや録音に、新しいバックグラウンドモードを使いましょう。Core Bluetoothを使えば、アクセサリに直接接続できます。さらにApple Watch Series 3では、内蔵の携帯電話通信機能や高度計をアプリケーションで活用できます。

Apple Watch Series 3

携帯電話通信機能があれば、iPhoneやWi-Fiに接続されていなくても、いつでもどこでもアプリケーションからネットワーク通信できます。ヘルスケアやフィットネスのアプリケーションでは、気圧高度計を使って高度の変化を表示することができ、HealthKitによるワークアウトの精度を高めることができます。

システム全体の改善

単一のプロセスでUI要素とコードの両方を実行し、コードの変更なく遅延を減らし、アプリケーションがより速く、レスポンシブに動作するようになります。フルスクリーンのアプリケーションへの対応や、ビデオアニメーションの上にテキストを配置する複層レイヤーへの対応など、UIが改善されたことにより、ユーザーの使用感が向上します。また、ユーザーがApple Watchのアプリケーションで直接、位置情報の使用を許可することができるようになります。さらに、自動回転機能が新しく搭載され、Apple Watchのコンテンツを他の人に簡単に見せることができるようになります。支払い、言語翻訳、アクセシビリティに関係するアプリケーションにとって特に有効な機能です。

様々なアクセサリとBluetooth接続

Apple WatchのCore Bluetoothを使用すると、アプリケーションはiPhoneを経由することなく直接Bluetoothを通じてApple Watchから接続できます。そのため、ユーザーが手首を持ち上げれば情報が即座に更新され、その情報が表示されるようになります。血糖値を継続的にモニタリングするアプリケーションやサーフボードに埋め込まれたセンサーとつなげるサーフィン用のアプリケーション、テニスのラケットや野球のバットに埋め込まれたスイング分析センサーに接続するスポーツ用アプリケーションなど、様々なアプリケーションで有効な機能です。情報はApple Watchに直接送信されるため、ユーザーがすぐに対応することができます。*

新しいバックグラウンドモード

ワークアウト用アプリケーションに加えて、その他様々なアプリケーションをバックグラウンドで実行できるようになります。たとえば道案内のアプリケーションで、ユーザーが手首を持ち上げるたびに順路の次のステップを表示できます。またナビゲーション、公共交通、ツアーガイドのアプリケーションで、新しい情報があることをHaptic(触覚)でユーザーに通知して、手首を持ち上げるよう促すこともできます。録音用のアプリケーションでは、ボイスメモを継続的に保存し、録音しながらカスタムUIを使用してリアルタイムでフィードバックを送ることもできます。

SiriKitでリストやメモを

APIを使って、Siriの自然言語処理体験をwatchOSのアプリケーションに組み込むことができます。SiriKitはフィットネス、支払い、配車、メッセージ用のアプリケーションに対応しており、ユーザーはSiriを使ってワークアウトの開始、送金、配車予約などを行うことができます。これに加えて、watchOS 4ではメモ用アプリケーションでもSiriKitを利用できるようになります。あらゆるメモ用のアプリケーションで、Siriを使って追加、変更、削除を行うことができるようになります。

SiriKitについてさらに詳しく

フィットネスとモーション

ワークアウト用のアプリケーションは、ワークアウトの間中ずっとバックグラウンドで実行し続けることができます。ユーザーが手首を持ち上げるたびに、最新の測定値やライブアニメーションが表示されます。同様に、フィットネス用のアプリケーションでは、リアルタイムの心拍数データ、ジャイロスコープ、経路のマップデータ、一日中動作する加速度センサーなどにアクセスできます。防水ロックモードを使うと、ユーザーがさらに快適にフィットネスを行うことができるようになります。

グラフィックスとメディア

スピーカーオーディオ、ビデオのインライン再生、SpriteKit、SceneKit、ターン形式のゲームを実装できるGame Center、複数のデバイスでデータを保存できるCloudKitなど、グラフィックスやメディア用の様々なツールをご活用ください。