デベロッパ向けフィードバックアシスタント

デベロッパからのフィードバックは、Appleのエコシステムをより良いものにしていくために欠かせません。iPhone、iPad、Mac、そしてWebで利用できるフィードバックアシスタントを使えば、効果的なバグレポートや、APIやツールに対する改善要望を簡単に送信できます。

フィードバックアシスタントを使う

iPhone、iPadおよびMac向けのネイティブのフィードバックアシスタントApp、または フィードバックアシスタントのWebサイトを使って、フィードバックをAppleに送信できます。フィードバックを送信すると、App内またはWebサイト上でその内容をトラッキングできるように、フィードバックIDが発行されます。

Feedback Assistant App

iOSおよびmacOS向けのフィードバックアシスタントAppには、次のような便利な機能が備わっています。

オンデバイスの自動診断。 それぞれのバグのsysdiagnoseを手動で収集して添付する必要はありません。ユーザーが許可すれば、フィードバックアシスタントで特定の領域に対する診断を行うこともでき、sysdiagnoseの範囲を超えた情報を送信することも可能となります。

リモートファイリング。iOS向けのフィードバックアシスタントでは、iOSデバイスに接続されているApple TV、HomePod、Apple Watchに関するレポートを送信することができます。その際、デバイスの診断情報は各デバイスから直接集められます。

より詳細になったフォーム。簡潔明快なレポート方法でありながら、条件分岐型で具体的な質問を通して詳細な情報を提供できるようになっています。

フィードバックステータスの追加。送信したほとんどのフィードバックのステータス(英語)を、より明確に把握できるようになります。

フィードバックアシスタントAppをインストールする

フィードバックアシスタントAppを使うには、iOS 12.4以降またはmacOS Catalina以降である必要があります。iOSやiPadOSのベータ版には、Appがデフォルトでホーム画面にあります。iOSの公開リリース版の場合は、iOS 12.4以降であれば、ベータプロファイルをインストールすることで、フィードバックアシスタントAppを有効にすることができます。macOSの場合は、すべてのバージョンで/System/Library/CoreServices/ApplicationsにフィードバックアシスタントAppが含まれており、Spotlightまたは「applefeedback://」のURLスキームで起動することができます。Beta Access Utilityを使ってベータ版ビルドのmacOSシステムに登録する場合は、フィードバックアシスタントAppがDockに追加され、/Utilitiesからも起動できます。

スクリーンショット、プロファイル、ログを添付する

フィードバックアシスタントAppでは、それぞれのバグのsysdiagnoseが自動的に添付されるため、iOSデバイスまたはMac上のAppから直接バグレポートを送信することをお勧めします。または、Webサイトを使って、関連するファイルやフォルダを圧縮したファイルアーカイブとして手動でアップロードすることもできます。Mac上でフォルダを圧縮するには、目的のフォルダを右クリックまたはフォルダー上でControlキーを押しながらクリックし、表示されたメニューから「圧縮」を選択します。

調査プロセスを迅速に進めるため、必要なプロファイルやログを必ず添付するようにしてください。クラッシュやカーネルパニック、ハードウェアに関するレポート、プリントに関する問題の場合は、Mac System Information Reportが必要です。送信されたレポートを確認後、Appleから追加ファイルの送信をお願いする場合もあり、その際は、送信後に再び添付することができます。

「プロファイルとログ」を見る(英語)

NEW
チーム内でフィードバックを共有

Apple Developer Program、Apple Developer Enterprise Program、Apple School Manager、またはApple Business Managerの組織に所属している場合、同じ資格情報でフィードバックアシスタントにサインインするだけで、チームメンバーから送信されたフィードバックを自動的に表示し、返答することができます。現在担当の人と、以下の役割に該当する人は、フィードバックの担当者を変えたり、対応済みとしてクローズしたり、添付ファイルのダウンロードを行ったりすることができます。これらの役割の人は、チームの受信トレイからフィードバックを削除することもできます。

プログラムにおける役割:Account Holder、Admin、App Manager

Apple School ManagerとApple Business Managerにおける役割:Site Manager、Admin

チームの受信トレイだけでなく、送信内容を個別に管理できるように個人用の受信トレイも用意されています。必要に応じて、チームの受信トレイにフィードバックを移すことも可能です。

この機能をフィードバックアシスタントApp内で使うには、iOS 14、iPadOS 14、macOS Big Surが必要です。

古いバグレポートを見る

Apple Bug Reporterは利用できなくなったものの、関連付けられている問題IDを使って、フィードバックアシスタントで古いバグレポートをトラッキングすることは可能です。バグは、元のテキストや添付ファイルと一緒にフィードバックアシスタントに表示されます。問題IDはタイトルに付加され、そのバグに関するダイアログがある場合は、Appleからのメッセージとデベロッパからの返信という形で、フィードバックアシスタント内にタイムスタンプ付きでネイティブに表示されます。

プライバシーに対する取り組みの一環として、またEU一般データ保護規則(GDPR)への対応として、Appleは2018年の秋季後半に、一部のバグレポートからデベロッパのデータを削除しました。

アクティブでないバグからデータを削除。クローズされてから少なくとも5年以上が経過し、過去60日間で更新がなく、別のバグと重複していないバグの場合、デベロッパのデータを削除しました。デベロッパから提出されたsysdiagnoseや関連する添付ファイルは削除され、バグの報告者に関する言及もすべて訂正されています。また、こうしたバグは表示されなくなりました。

重複したバグを一定期間のみ表示。重複するバグとしてマークされた場合、元のバグがクローズされてから5年以上が経過し、過去60日間で更新がなかった時点で、デベロッパのデータが削除されます。そうなるまでの間、元のバグがクローズされない限り、デベロッパは元のバグのステータスを引き続き確認することができます。また、そのバグが解決されるまで、Appleエンジニアは引き続きデベロッパと連絡を取ることができます。

サポートをリクエストする

Appleのソフトウェアやサービスで継続的に問題が発生する場合は、バグレポートを送信してください。サポート関連の問題については、Appleまでお問い合わせください

プログラムサポート。名前や住所の変更、開発チームへのユーザーの招待など、デベロッパアカウントに関するサポートが必要な場合は、Apple Developer Supportまでお問い合わせください。

テクニカルサポート。Apple Developer Programのメンバーは、コードレベルのサポートをリクエストすることができます。バグレポートの送信後、Technical Support Incident(TSI)を提出してください(英語)。提出されたインシデントはデベロッパテクニカルサポートのエンジニアに割り当てられ、回避策がある場合はエンジニアから提案を受けることができます。ソフトウェアやサービスの運用に関するサポートについては、AppleCareにお問い合わせください。

一般的なフィードバックを提出する

Apple製ソフトウェアのパブリックベータ版に関するフィードバックをデベロッパではない立場から提供する場合は、Apple Beta Software Programのメンバーとしてフィードバックアシスタントを使用することができます。