DriverKitの新機能

ユーザスペースでより安全でセキュアなデバイスドライバの構築を支援するDriverKitの最新のアップデートをご紹介します。

ブロック・ストレージ・デバイスをサポートする

新しいBlockStorageDeviceDriverKitを使って、ブロック・ストレージ・デバイス用のユーザスペースドライバを開発できます。必要なエンタイトルメントのリクエストはdeveloper.apple.comで行えます。

BlockStorageDeviceDriverKit

オーディオデバイス用のよりシンプルなドライバを構築する

AudioDriverKit APIを使用して、Audio ServerプラグインとDriverKit拡張機能を1つのパッケージに統合する方法をご紹介します。

DriverKitによるオーディオドライバの作成

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リエントラントなディスパッチキューを検討する

既存のドライバをDriverKitに簡単に移植するために、リエントラントなディスパッチキューを利用できるようになりました。タスクは、イベントを待つ間、任意のタイムアウトを設定してスリープすることができ、他のタスクによってウェイクアップされることもあります。

IODispatchQueue

ガードページを配置する

IOMemoryDescriptorマッピングの周囲にガードページを配置することで、セキュリティを向上させ、意図しないメモリ破壊から保護します。ドライバコードがガードページにアクセスしようとすると、周囲のメモリを破壊するのではなく、EXC_BAD_ACCESSエラーでクラッシュします。

Memory Map Options

通知機能について

ドライバは、通知を使ってシステムの他の部分と相互に通信することができます。IOService.iigのIOSserviceStateNotificationDispatchSourceやState Notification APIを使って、通知の登録や発行を行う方法をご紹介します。

IOServiceStateNotificationDispatchSource

リソース

System Extensions and DriverKit