ストリーミングはほとんどのブラウザと
Developerアプリで視聴できます。
-
空間コンピューティングに向けたApp Store Connectの利用方法
App Store Connectでは、App Storeに配信するvisionOSアプリのテスト、提出、管理に必要なツールが提供されています。初めての空間コンピューティングアプリを配信するための基本事項とベストプラクティスを確認しましょう。visionOSへの対応を既存アプリに追加する方法や、互換性を管理する方法についても説明します。さらに、visionOS向けのTestFlightでアプリをテストする方法や、イテレーションを繰り返す中で有意義なフィードバックを得る方法についても紹介します。
リソース
関連ビデオ
WWDC23
Tech Talks
WWDC21
-
ダウンロード
♪心地良いヒップホップ音楽♪ ♪ こんにちは! Justin Thomasです App Store Connectチームのエンジニアです 私はMaciej Kujalowicz TestFlightチームのエンジニアです 一緒に紹介するxrOSはみなさんに 驚きの空間体験を生み出す扉を 開いてくれます そしてxrOSの新しいApp Storeでは ユーザーがみなさんの素晴らしいアプリを 見つけて購入できるようになります このセッションではまず初めに xrOSで自分のアプリを利用可能にする さまざまな方法を説明します その後Maciejが xrOSでのベータ版テストについて 知っておくべき事を話します 最後に 自分のアプリがApp Storeで 公開できる状態になっているか 確認方法を私から説明します では早速アプリの設定についてです App Store Connectではアプリの設定を 3つのオプションから選べます まずはxrOSプラットフォームで 新しいアプリが作成できます このオプションを選ぶのはApp Storeで 新しいアプリを初めて紹介する場合や 自分のほかのアプリに比べて xrOS アプリの価格や配信状況の設定を 変えたい場合です あるいは既存のアプリに xrOSプラットフォームを加えて ユニバーサル購入も作成できます これによりみなさんのユーザーは すべてのプラットフォームで アプリやアプリ内課金が楽しめます アプリの名前やURLは 全プラットフォームで同じなので ユーザーにとっても 見つけやすくなっています ユーザーが自動ダウンロードを 設定している場合 ユーザーのすべてのデバイスにおいて アプリは自動インストールされます 最後に互換性のあるiPadや iPhoneのアプリを コードを変更したり 新規のビルドを提出することなく xrOSでも利用可能にする オプションも選べます xrOSのアプリをまだ作成中でも できるだけ早くユーザーに xrOSデバイスで自分のアプリを 楽しんで欲しい場合は これは素晴らしいオプションです ではApp Store Connectで それぞれのオプションを見ましょう まずは新しいアプリの作成です ここでは仮に 私がNature Labチームの 完全なイマーシブ体験のアプリを ユーザーに届けようとしている デベロッパだとしましょう App Storeに公開する予定の Backyard Birdsは新しいアプリなので 最初に新しいアプリレコードを 作る必要があります そのためにはアプリページの 左上にある「+」ボタンを押して ドロップダウンメニューから 「新規 App」を選びます 「新規 App」ダイアログの プラットフォームの中からxrOSを選び 残りのフィールドの 「Name」「バンドル ID」 「SKU」などを記入します これだけです! あとは「作成」をクリックすれば Backyard Birdsの 新しいアプリレコードは完成し ビルドのアップロードが開始できます 次に既存アプリへのxrOSの追加です 再びNature Labチームのアプリページです 私たちのユーザーはiOSの Mountain Climberを使って お気に入りの登山ルートを トラッキングするのが好きなので xrOSにも新しい体験を 導入しようと思います xrOSプラットフォームを追加するのに Mountain Climber アプリを選びます ここでは左のサイドバーから 「プラットフォームを追加」を クリックします このダイアログでxrOSを選択したら 「追加」をクリックします プラットフォームが追加されたら Mountain Climberのビルドの アップロードが開始できます 最後にiPadとiPhoneの 互換性のあるすべてのアプリが xrOSのApp Storeで自動的に 入手可能になります 何かの理由で自分のアプリが xrOSに適さないと思われる場合は 配信状況を変更できます では 見ていきましょう アプリページの左上にある 「…」ボタンをクリックして 「iOS Apps on xrOS Availability」を ドロップダウンメニューから選択します ここからどのアプリがxrOSで入手可能か 完全にコントロールできます もしこのオプションでiPadと iPhoneの互換性のあるアプリを入手可能にし そのあとでxrOSプラットフォームを 追加した場合 そのリリースがApp Storeの iOS Appバージョンに 取って代わります Nature Labチームでは必ず すべての互換性のあるアプリを 入手可能にしておきたいので ここで デフォルトの設定を 維持しておきます 個々のアプリの配信状況の管理は 「Pricing and Availability」の ページからでもできます 「iPhone and iPad Apps on xrOS」のセクションに 「Make this app available」の オプションがあります アプリの現バージョンや次のバージョンが xrOSと互換性があるかどうかも 確かめられます 互換性のあるiPadやiPhoneのアプリについてや アプリを確実に作動させる方法について 詳しくわかるセッションは 「Run your iPad and iPhone apps in the Shared Space」と 「Enhance your iPad and iPhone apps for the Shared Space」です これでApp Store Connectでの xrOS アプリの設定について すべてお話ししました 次は 確固としたユーザー体験を 確立するためにxrOSと 互換性のあるiPadとiPhoneのアプリを テストしていきます それではMaciejから TestFlightについてです Maciej:ありがとう Justin! TestFlightはアプリのベータ版を 配信及びインストールするのに 役立つ必須のツールです テスターのチームを作成したり 配信ルールを決めたり フィードバックを取り入れたりして App Storeで最高レベルのアプリを 作成していきます ベータ版テストを管理するには App Store Connectの ウェブサイトに行きます TestFlightタブを見ると グループを作成したり テスターを追加したり ビルドを配信したりできます テスターやグループの管理は iOSのApp Store Connectや App Store Connect APIでも可能です ベータ版プログラムの 実行方法の概要については Tech Talkの「Get started with TestFlight」をご覧ください 継続的インテグレーションの サービスにおける ビルド配信自動化の方法についての詳細は 前回のセッション「Explore Xcode Cloud workflows」をどうぞ TestFlightはすべての既存のOSで利用可能で ベータ版アプリのインストールに 一貫性を与えてくれます さらに テスターは iOSやmacOSでスクリーンショットや 負のフィードバックを送ることができます そして今ではxrOSへのサポートを 導入しています xrOSのTestFlightは イマーシブなアプリのテストにより デバイス上で最高の体験を約束し App Storeに公開しやすくします また iPadやiPhone アプリを インストールして実行し xrOSと完全に互換性を持ち 問題なく動作することを確かめられます このセクションでみなさんに お話しするTestFlightの 主要なユースケースは ビルドの配信と アプリのインストールと フィードバックの収集です ビルドの配信から始めましょう グループを作成してテスターを招待するのは すべてのプラットフォームで 利用可能な機能です xrOSでも同様です オプションとしては 内部あるいは外部のグループを使い Eメールまたはパブリックリンクで テスターを招待できます この例では xrOSプラットフォームが 既存のアプリレコードに追加されています 新しいテスターのグループを作成し そこで ビルドのアップロードが 開始できます xrOSのビルドの配信は どの既存グループを通しても行えます このシナリオでは テスターは 複数のプラットフォームのビルドに アクセスできるようになります どのグループがiOSのアプリをxrOSに インストールできるかについても TestFlightを使えば 完全にコントロールすることができます ヘッドセットを装着した グループのテスターによって iPhone及びiPadのアプリを インストールできる機能を 有効にするか無効にするか 各グループにオプションがあります このオプションを使えば iOSのアプリの互換性テストを進めながら テスターのチームを拡大するのに 役に立ちます ビルドの配信方法が分かったので ベータ版アプリをテスターとして xrOSにインストールして 実行するプロセスを説明します TestFlightを起動すると 私をテストに招待した デベロッパ全員を閲覧できます サイドバーのリストには 私のデバイスにインストール済みの テスト可能なxrOSとiOS両方のアプリが 含まれています インストールの互換性がないアプリは 「iOS-only apps」という 別のカテゴリにあります xrOS版とiOS版両方のテストに デベロッパが私を招待した場合 TestFlightを使えば アプリの両タイプ間でスイッチできます アプリページの上にあるトグルで どちらをインストールして テストしたいのか選べます このページから個々のアプリの詳細を見て 説明を読み直し アプリが私のデバイスと 互換性があるかどうか確認できます さらには「App Settings」の リストまでスクロールダウンすると 自動アップデートの通知や オプトインがカスタム化でき その場合はTestFlightにより アプリの最新版がすべて 自動でダウンロードされ インストールされます アプリのベータ版がインストールされると TestFlightまたはホームスクリーンから 直接アプリを起動できます すべてのベータ版アプリは 黄色い丸で識別されていて ほかのプラットフォームと同様 アプリの名前の横についています 互換性のあるiPadやiPhoneのアプリは 専用のフォルダに一緒にグループ分けされ そこでもベータ版である事を示す 黄色い丸がついています アップデートされたアプリを起動すると TestFlightはデベロッパが提供した 情報を表示して 最新ビルドの変更点を説明します これによりデベロッパはアプリのテスト中に どの部分に焦点を当てるべきかを 奨励できるわけです では xrOSでのApp体験についてテスターから フィードバックを得られるか お話ししましょう アプリに問題があると気づいたり 改善点を提案したい場合に テスターはフィードバックを送れます テスターとしての私の xrOSでの体験のフィードバックを デベロッパと共有したい場合 Digital Crownとトップボタンを 同時に押せば スクリーンショットが撮れます 次にTestFlightを開き アプリを選択し 「Send Feedback」ボタンを押して プロセスを開始します 問題の記述を始めます キャプチャしたすべての スクリーンショットを添付して フィードバックをサポートします 画像をクロップしたり注釈をつけて スクリーンショットの 関連する部分にフィードバックの 焦点を当てたり センシティブな情報を隠したりできます フィードバックを提供するもう一つの状況は ベータ版アプリがクラッシュした場合です この場合にはTestFlightが 問題のデバグを助けるために更に情報を 送りたいかと私に聞いてきます どのステップでクラッシュが起きたのか 説明することができて その情報はデバイスにキャプチャされた クラッシュログと一緒に送られます ここまではテスターがxrOSで どのようにTestFlightを使って ベータ版アプリをインストール及び実行し フィードバックを共有するのかを 見てきました 今度はApp Store ConnectやXcodeが データ分析やテスターエンゲージメントの 追跡にどう役立つかについてです App Store ConnectやXcode Organizerに 送られたフィードバックは プラットフォームまたはビルドで ビューのフィルターを使って すべてレビューできます 個々のフィードバックの詳細を見たり スクリーンショットを見直したり クラッシュログをダウンロードしたり Xcode Organizerで直接 フィードバックを開くこともできます App Store Connectのウェブ版も モバイル版でもまた アプリの特定のバージョンを 何人のテスターがインストールし 起動したかという情報や その何人がクラッシュやスクリーンショットの フィードバックを送ったかが分かります テスターエンゲージメントの追跡に 非常に役立つ素晴らしいツールです 特定のビルドの統計を分析したり 特定のグループに目を向けて 個々のテスターのエンゲージメントを 見ることもできます いかにTestFlightが 高品質アプリの作成に役立ち xrOSデバイスでのユーザー体験を 素晴らしいものにしてくれるか 簡単に見てきました では 再びJustinから アプリをApp Storeに公開する 準備についてです Justin:Maciej ありがとう ベータ版のテストが終わったら App Store Connectに戻って アプリの最終仕上げをしましょう xrOS アプリを管理するのに みなさんが使えると期待している App Store Connectからの機能は アプリ内課金からスクリーンショット そしてApp分析まであります ここで詳しく見るのは 空間コンピューティングのために アップデートした機能 Privacy Nutrition Labelsです xrOSのリリースに伴い みなさんのアプリが収集するかもしれない 新しいデータタイプを少し追加しました この新しいデータタイプは xrOS アプリに関係するものですが 他のプラットフォームにも 適用できるものです 「App Privacy」セクションの 「Environment Scanning」には みなさんのアプリが メッシュや飛行機や場面分類などの ユーザーの周囲についてのデータを 収集している場合や ユーザーの周囲の画像検出データを 収集している場合にチェックを入れます 「Body」セクションでは 「Hands」にチェックを入れるのは ユーザーの手の構造や手の動きの データを収集する場合で 「Head」はアプリがユーザーの 頭の動きのデータを収集する場合です アプリがApp Storeで公開されたら 顧客はみなさんのアプリの製品ページから アプリがどのようなデータタイプを収集し それがどう使われるのか確認できます 本日はとても盛りだくさんで セットアップに始まり ベータ版のテストやアプリのプライバシーの 詳細までカバーしました セッションを終わる前に もう一度簡単におさらいして 次にすべき事に繋げようと思います 最初は 自分のアプリをどのように xrOSに設定するかです 新しいアプリを作成するのか それとも既存のアプリに xrOSプラットフォームを追加するのか または互換性のある iPadやiPhoneのアプリを xrOSでも利用可能にするのか どれかを選択します TestFlightを使ってxrOSと 互換性のあるiPadやiPhone アプリの ベータ版のテストをします 必ずベータ版のテスターから 提出されたフィードバックと クラッシュの報告に目を通しましょう 次に アプリのプライバシーの詳細を アップデートして アプリが収集するデータのタイプを みなさんの顧客に 明確に伝えましょう 最後に ぜひみなさん 「What's new in App Store Connect」セッションで App Store Connectでの アップデートに関する詳細をご覧ください そして「Get started with building apps for spatial computing」では 開発のコツを紹介します そして いつも通り みなさんからのフィードバックを お待ちしています Maciej:ありがとうございました! ♪
-
-
特定のトピックをお探しの場合は、上にトピックを入力すると、関連するトピックにすばやく移動できます。
クエリの送信中にエラーが発生しました。インターネット接続を確認して、もう一度お試しください。