ミーティングプラン

ミーティングプランでは、クラブでSwiftUIの基礎、データのモデル化の基礎、空間コンピューティングを学習する際に役立つ推奨事項を提示します。

クラブのトピックを選択します。

Xcode、Swift、またはSwiftUIを使ったことがなければ、SwiftUIの基礎から始めましょう。

SwiftUIの基礎

  • 5つのチュートリアルを各自で完了する

  • 10回のミーティング(グループアクティビティを含む)を実施する

SwiftUIでのアプリ構築を通じてアプリ開発の基礎を学びます。まずは詳しいチュートリアルに従ってプロトタイプとアプリ画面を作成し、適切に機能するアプリを構築します。次に、クラブの協力や支援も得ながら、学んだことを生かして自分だけの作品を作り上げます。

注:アプリのプレビューにはiPhoneは必要はありません。Xcodeには、アプリの見た目と動作をMacで直に確認できるツールが含まれています。

まずは「Welcome to Develop in Swift Tutorials(Swiftでの開発へようこそ)」のチュートリアルを確認してください。

第1章

Xcodeを学ぶ

メッセージアプリのプロトタイプの作成を通じて、XcodeとSwiftUIの知識を深めます。Swiftの構文のほか、ソースエディタとプレビューの使い方を学びます。


ミーティング1回目

準備:最初のミーティングの前に「Hello, SwiftU(SwiftUIの概要)」のチュートリアルを実施します。

グループアクティビティ:全員で、または少人数のグループに分かれて「Wrap-up: Explore Xcode(まとめ:Xcodeを学ぶ)」の記事の「Extend your app(アプリの拡張)」セクションにある2つの推奨事項を実施します。

ミーティング2回目

準備:Wrap-up: Explore Xcode(まとめ:Xcodeを学ぶ)」の記事の「Reflect on the concepts(コンセプトの振り返り)」セクションを読みます。

グループアクティビティ:新規Xcodeプロジェクトを開始し、「MyselfInSixWords」という名前を付けます。テキストビューを使って、自分を表す6つの単語を表示します。各単語にパディングを追加し、背景色を変えます。VStackHStackに置き換えて、単語を横向きに表示します。次に、追加のチャレンジとして、HStackVStackビューを組み合わせて、アプリ用にさまざまなレイアウトを作成します。ビューのHStackVStackの中に埋め込むことはできますか?その逆はどうですか?実行するとどうなりますか?

ミーティングの最後に、各自数分で自分のMyselfInSixWordsプロジェクトを発表します。

第2章

ビュー、ストラクチャ、プロパティ

カスタムビューを構築して数日間の天気予報を作成する方法を学びます。ビューでは、プロパティを使用して各日の表示をカスタマイズします。


ミーティング3回目

準備:Customize views with properties(プロパティを使ったビューのカスタマイズ)」のチュートリアルを実施します。

グループアクティビティ:全員で、または少人数のグループに分かれて、「Wrap-up: Views, structures, and properties(まとめ:ビュー、ストラクチャ、プロパティ)」の記事の「Extend your app(アプリの拡張)」セクションにある推奨事項のうち1〜2つを実施します。

ミーティング4回目

準備:Wrap-up: Views, structures, and properties(まとめ:ビュー、ストラクチャ、プロパティ)」の記事の「Reflect on the concepts(コンセプトの振り返り)」セクションを読みます。

グループアクティビティ:計算プロパティを使った演習を行います。最高気温が80℉を超えた場合に異なる色を返すように計算プロパティを追加します(high > 80)。.foregroundStyleモディファイア(修飾子)を使うと、プロパティの値に応じてテキストの色を変えることができます。

達成できたことを各自数分で発表します。プロジェクトに追加できた内容と、サポートや時間がもう少し必要な部分を書き出します。

第3章

レイアウトとスタイル

iOSアプリ用の2つのオンボーディング画面の作成を通じて、ビューを画面上の任意の位置に配置したり、ビューのサイズを確認するための便利なツールについて学びます。アセットカタログで色を定義し、それを使ってグラデーションのある背景を作成します。


ミーティング5回目

準備:Design an interface(インターフェイスのデザイン)」のチュートリアルを実施します。

グループアクティビティ:オンボーディングフローに3ページ目を追加します。新しいページには、適切と思われる要素を含むことができます。時間があれば、アプリのデザインや色を編集します。

ミーティング6回目

準備:Wrap-up: Layout and style(まとめ:レイアウトとスタイル)」の記事の「Reflect on the concepts(コンセプトの振り返り)」セクションを読みます。

グループアクティビティ:複数のビュー間をスワイプする演習を行います。新規Xcodeプロジェクトを開始し、.tabViewStyle(.page)を使って短い物語を作成して、本のページをスワイプで切り替えられるようにします。最初のページを本の表紙としてデザインします。大きなタイトル、著者名、1つ以上のSF Symbolsを配置し、適度に色をつけます。物語の各ページに章のタイトル、テキスト、画像をクリエイティブに表示する方法を考えます。

本のプロジェクトで達成できたことを各自数分で発表します。どのような取り組みを継続するのか、今後のプランについて話します。

第4章

ボタンとステート

アプリにボタンを追加します。Swiftクロージャとボタンの関係について学びます。ステートプロパティを使って、ユーザーインターフェイスを自動的に更新します。


ミーティング7回目

準備:Update the UI with state(ステートを使ったUIの更新)」のチュートリアルを実施します。

グループアクティビティ:さいころの画像とその下に「転がす」ボタンを配置するのではなく、DiceViewを修正して、ユーザーがさいころをタップするとランダム化されるようにします。

ミーティング8回目

準備:Wrap-up: Buttons and state(まとめ:ボタンとステート)」の記事の「Reflect on the concepts(コンセプトの振り返り)」セクションを読みます。

グループアクティビティ:シンプルなボタンのアプリを作成します。新規Xcodeプロジェクトを開始し、1つまたは2つのボタンのアプリを作成します。「シンプルなアプリをデザインしよう」プロジェクトをアイデア探しの参考にしてください。

ボタンアプリのデザインとプロジェクトについて各自数分で発表します。思っていたよりも簡単だった点や難しかった点についてクラブに共有します。

第5章

リストとテキストフィールド

一連のアイテムを配列に格納してリストを使って表示する、動的なインターフェイスを作成します。テキストフィールドやバインディングを使って、ユーザーがテキストを入力できるようにします。


ミーティング9回目

準備:Create dynamic content(動的コンテンツの作成)」のチュートリアルを実施します。

グループアクティビティ:Wrap-up: Lists and text fields(まとめ:リストとテキストフィールド)」の記事の「Extend your app(アプリの拡張)」セクションにある推奨事項のうち1つを選択します。

ミーティング10回目

準備:Wrap-up: Lists and text fields(まとめ:リストとテキストフィールド)」の記事の「Reflect on the concepts(コンセプトの振り返り)」セクションを読みます。

グループアクティビティ:住所ラベルの書式設定をします。新規Xcodeプロジェクトを開始し、「AddressLabel」という名前を付けます。@Stateプロパティやテキストフィールドを使って、都市や国など、住所の各種要素を収集します。次に、完全な形式の住所を画面の上部に表示します。取り込みフォームと住所のフォント、サイズ、色をカスタマイズします。

このクラブが終了したあとのプランについて各自数分で発表します。アプリ開発の学習をどのようにして継続する予定ですか?今後どのようなアプリを作成したいですか?

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