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プロジェクトのXcode Cloudへの接続
ソースコード管理ツールを使用してXcode Cloudで継続的インテグレーションと配信を行うメリットについて解説します。GitHub Enterpriseなど、自己ホスト型のソースコントロール管理プロバイダを使用してXcode Cloudを設定する方法や、よくある問題のトラブルシューティングを行う方法について説明し、プロジェクトのメンテナンスを行うための重要なヒントもご紹介します。
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こんにちは Jesseです Xcode Cloudチームのエンジニアです 本日は クラウドとセルフホスト型 ソースコード管理ツールを使用して Xcodeプロジェクトとソースコードを Xcode Cloudに 接続する方法について説明します
まず ソースコントロール管理について またそれが 生産性向上にどう役立つのか 簡単に説明します それから Xcode Cloudがソースコードに どのようにアクセスして 使用するのかを説明し Xcode CloudをGitHub Enterpriseなどの セルフホスト型 ソースコード管理ツールと 一緒に使用する方法も確認します 最後に プロジェクトのメンテナンスで よく使用する手順を説明します まず ソースコントロールの概要と その採用が推奨される理由について 簡単に説明します Xcode Cloudなどの 継続的インテグレーションツールと ソースコントロールを使えば 開発作業を改善して 機能開発時の複雑さを低減し App Storeで高品質のアプリを 配信するまでに かかる期間を短縮できます ではソースコントロールを 開発作業に役立てる方法を いくつか紹介します メリットの1つが 経時的な変更を 追跡できることです これにより 何かを試した場合に いつでも前回の変更時点まで 戻って作業を再開できます ソースコントロールはコンテキストの変更が 必要な場合にも有用です この例では 次回の メジャーリリースに向けた作業中に バグレポートを受け取り 対処が必要になった 状況を想定しています ソースコントロールでは 簡単にリリース済み バージョンに戻し 新しいブランチを作成して 必要なバグ修正を 行うことができます Gitは最もよく使用されている ソースコントロールシステムの1つで XcodeやXcode Cloudに 完全に統合されています ソースコントロール 管理プロバイダは SCMプロバイダとも呼ばれ Gitリポジトリを ホストして周囲との コラボレーションに役立つ 優れたプラットフォームを開発しています Xcode Cloudは3つの主要 SCMプロバイダである BitBucket GitHub GitLabと連携しています Xcode Cloudをこれらの SCMプロバイダと統合すれば 変更をブランチにプッシュしたり プルリクエストを作成して更新するなどの イベントに応答するワークフローを 作成できます 詳しくはWWDC21の 「Xcode Cloudについて」をご覧ください Xcode Cloudがどのようにソースコースに アクセスし 使用するのかを 確認しましょう Xcode Cloudはプライバシーと セキュリティを中核に据えて 設計されています データは業界標準の強力な 暗号化プロトコルを使用して 転送中もそれ以外の間も 暗号化されます これにはすべてのビルド成果物の 暗号化も含まれます Xcode Cloudのプライバシーと セキュリティの基盤として Appleの一時的な ビルド環境が使用されており これは強力でセキュアな 分離境界で保護されています ソースへのアクセスに関して Xcode Cloudでは セキュアなHTTPS接続を使用して SCMプロバイダとの 通信が行われます これについてはこれから説明します Xcode Cloudのソースコードフローの 仕組みを詳しく見ていきましょう Xcode Cloudではワークフローが実行され ビルドが開始されるたびに このような一時的な環境の いずれかが作成されます 作業を開始する前は 必ずソースコードが この一時的な環境にプルされます Xcode Cloudでは構成済みのSCMホストの リモートリポジトリを使用し Gitクローン 処理を行ってコードがプルされます プルが完了したらビルドアクションを 開始でき リポジトリに含めた カスタムCIスクリプトが 実行されます カスタムCIスクリプトの詳細は WWDC23の 「Xcode Cloudでの実用的ワークフロー作成」を ご覧ください 次に Xcode Cloudを GitHub Enterpriseに 接続する方法を説明します プロジェクトがクラウドで ホストされている場合も セルフホスト型である場合も Xcode Cloudでは ソースリポジトリに接続するための オンボーディング手順が示されます これにはSCMプロバイダに対する Xcode Cloudの アクセスの許可も含まれており Webページで数回クリックするだけで 完了します セルフホスト型プロジェクトの場合 もう少し情報を入力する必要があり これから詳しく説明します ここでは GitHub Enterpriseを使用して Backyard Birdsアプリをホストします オンボーディングを開始するには 「Cloud」タブの 「Get Started」をクリックします オンボーディングダイアログが開き 接続するアプリまたはフレームワークを 選択するよう求められます Backyard Birdsアプリを選択したら 最初のワークフローを カスタマイズできます この例では デフォルトの値を使います ワークフローを選択したら SCMプロバイダのプロジェクトへの アクセスを許可する必要があります 「Grant Access」をクリックすると Webブラウザで App Store Connectが開きます App Store Connectでは 使用するSCMプロバイダを たずねられます ここではGitHub Enterpriseを 選択します 手順に従ってSCMプロバイダに アクセスを許可します Xcode Cloudが セルフホスト型 SCMプロバイダと通信するには 構成が必要です この手順はSCMプロバイダによって 異なります GitHub Enterpriseを 使用しているため サーバにXcode Cloud GitHubアプリをインストールする 必要があります 接続の問題が 発生したようです この問題はXcode Cloudが SCMインスタンス ここではGitHub Enterpriseサーバですが アクセスできない場合に 発生します Xcode Cloudが SCMプロバイダと 相互通信するには ポート443経由の セキュアなHTTPSで 接続する必要があります そのため Appleが所有して管理する IPアドレス範囲の接続を 許可するよう サーバとネットワークの構成を 更新する必要があります インバウンドHTTPSトラフィックは SCMインスタンスの ホストに使用している クラウドプロバイダ設定で 構成できます IPアドレス範囲は 「Requirements for using Xcode Cloud documentation」 ドキュメントに記載されています 設定を更新したら 中断したところから再開して Xcode Cloud GitHubアプリを 認証できます 次に Xcode Cloudで アクセスできるリポジトリを 選択する必要があります この例では すべてのリポジトリを選択し 「インストール」をクリックします できました Xcode Cloudをセルフホスト型の GitHub Enterpriseインスタンスに 接続できました Xcodeにも 反映されています これでアプリをビルド テスト デプロイするための ワークフローをいくつでも 作成できる状態になりました SCMプロバイダを変更しない限り この手順を 再度実施する必要はありません ただし プロジェクトの規模が 大きくなり 変化するにつれて ソースをホストする場所を 変更することもあります Xcode Cloudとの接続を維持するには いくつかの手順を 実施する必要があります 新しいSCMプロバイダに プロジェクト全体を 移動した場合 プロダクトの プライマリリポジトリを 更新できます Xcode Cloudプロダクトの 「設定」ページから 「More Options」 ボタン 「Change URL」の順に クリックします ここから変更を行うと Xcode Cloudの すべてのワークフローが更新され 確認を求められます ソースリポジトリの新しいURLを 入力して 「Next」をクリックします この新しいソースリポジトリが プライマリリポジトリとして 設定されました 1つのワークフローのソースリポジトリだけを 変更する 場合もあるでしょう この操作は ワークフローエディタで実行でき 機能は 「Manage Workflows」ページの 「More」ボタンで表示されます ワークフローエディタの「Primary Repository」に 特定のワークフローのリポジトリを 変更できるオプションがあります ここに新しいリポジトリの URLを入力します 以上です こうした少しの手順だけで Xcode Cloudとプロジェクトの 接続状態を確保できます Xcode Cloudとソースコントロールを 併用すると 高品質のアプリの配信を より迅速に開始できます ここではGitHub Enterpriseと 接続する方法を説明しましたが BitBucket GitHub GitLabの クラウドベースやセルフホスト型の ソースリポジトリとも相性抜群です これらのツールを組み合わせることで 作業の負担を減らすことができ デベロッパやユーザーにとって 最も重要な作業に集中できます ご視聴ありがとうございました
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