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  • 概要
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  • 大きなインパクトをもたらす記述方法の小さな変更

    各種のプラットフォームにまたがる新しいデザインシステムが導入された今こそ、UIの記述方法を見直す絶好の機会です。繰り返しを省略したり、メリットを前面に出したりといった簡単な変更によって、アプリの使い勝手や明瞭さを瞬く間に向上させる方法をご確認ください。

    関連する章

    • 0:00 - イントロダクション
    • 1:18 - 補完的な語彙の削除
    • 6:12 - 繰り返しの省略
    • 7:13 - Whyから始める記述方法
    • 9:23 - 単語リストの作成

    リソース

    • Human Interface Guidelines: Writing
      • HDビデオ
      • SDビデオ
  • このビデオを検索

    こんにちは Liv Huntleyです Jennifer Bushです 私たちはAppleのUXライターです アプリで使用される文章を 改善する方法を尋ねられたとき 私たちがよくお勧めするのは 簡素化することです Appleの新しいデザインシステムが アプリの見た目や使用感に どんな影響を及ぼすか考えてみることは ライティングについても考える よい機会になります このセッションでは ライティングについて まず4つの小さな修正を提案します それらの修正は アプリに 大きな影響を与えることになるでしょう では始めましょう 最初に アプリでよくある 落とし穴の1つについて説明します それは補完的な語彙が多すぎることです 文章を引き締めましょう 不要な副詞 形容詞 間投詞 礼儀上の言葉を 取り除くのです 次に 繰り返しは避けましょう 冗長なフレーズやアイデアは削除することで メッセージが明確に伝わるようになります 後でJenが WHYから始める方法を紹介し 文章にインパクトを与えるための 実践的な編集を少し行います

    最後に 単語リストを作成することで アプリ内の一貫性を保つ 方法を紹介します

    それでは 補間的な語彙から始めましょう UXライティングにおけるよくある誤解は すべての空白部分を 埋める必要があるということです このように考えてみてください 子供の頃に学校で 1,000語の作文を書くという 課題が出されたとき その指定に従うため 作文を過度に長く 丁寧に 細かく書いたりしましたよね 幸いなことに アプリでは 最小単語数は指定されていてません 実際 通常はその逆で 単語を削除することがベストです 最も一般的なタイプの補完的な語彙として まず副詞と形容詞について説明します 副詞とは「簡単に」や「素早く」など 行動を説明する言葉です 形容詞とは名詞を説明するもので 「速い」や「シンプルな」などの 言葉があります もちろん 他にもたくさんありますが このような言葉に気づいたら その言葉が必要かどうかを 考えてみてください 例を挙げてみましょう

    最近 休暇中にレンタカーを 駐車場に停めたのですが その駐車場の料金の支払いには アプリが必要でした そのアプリを持っていなかったので 出口のほうへ行きました ダウンロードには信号の強度が 必要だったからです ダウンロードの後 アプリにメッセージが表示されました

    「ナンバープレートの番号を入力するだけで 駐車料金を素早く支払うことができます」 今乗っている車はレンタカーで 番号が頭に入っていなかったので 番号を確認するために 車まで戻らなければなりませんでした そして 信号強度が不十分なため 支払いのためにまた出口まで 歩いて戻るはめになりました 結局 手続きは それほど単純でも迅速でもありませんでした

    このメッセージから「するだけで」と 「素早く」という言葉を削除してみると 「料金を支払うにはナンバープレート番号を 入力してください」となります 内容の明確さは失われておらず アプリを使用している人の状況を 推定もしていません 最後のメッセージは私が最初に言ったことと 非常によく似ています このように不要な説明の言葉を 削除するだけで メッセージが よりインパクトのあるものになります

    もちろん 説明的なテキストを使用すると 便利な場合もあります ペットフードディスペンサーに 接続するアプリの例を考えてみましょう このアプリを使うと 自動的にペットに給餌できます

    このアプリを説明する場合 「あなたの不在時 ペットに餌を与えます」 のような文章を書くかもしれません でもこの文章では このアプリの特徴である 重要な機能が抜けています 毎日 自動的に餌が与えられるという 便利さです スケジュールを指定するだけです 文中に「自動的に」という単語を追加すると アプリの機能を明確化して 説明をわかりやすくできます アプリ向けのライティングでは 説明を多くして空白を埋めたいという 衝動を抑えてください アプリに説明的な言葉が見られたら いったん立ち止まって自問してみてください 「それぞれの言葉に付加価値があるか」と 大抵の場合 副詞や形容詞は補完的な語彙として 使用されており 削除しても問題ありません ではもう2種類の補完的な語彙を説明します 間投詞と礼儀上の言葉です 間投詞はふいに口から出る単語やフレーズで 「おっと」「うわあ」「やった」などです 礼儀上の言葉とは 丁寧な会話に使われる言葉で 「ごめんなさい」「ありがとう」 「お願いします」などがその例です こうした言葉は アプリをより親しみやすく すると思われるかもしれませんが メッセージに意味を与えない場合は 削除することをお勧めします このような種類の補完的な語彙の使用例を 見てみましょう

    たとえば 誰かが配達を待っていて 通知を受け取ったとします 一言目に「おやおや 遅れが出ています。」 そして次にこうあります 「申し訳ありませんが、 配達ドライバーは時間どおりに到着しません。 あとほんの10分で到着します!アプリで ドライバーの位置を確認してください」 このメッセージを改善するために 補完的な語彙を見てみます まず 一言目に 「おやおや」という言葉があります エラーメッセージの「あーあ」「おっと」 「うわあ」などの言葉は 問題を真剣に受け止めていないように 感じられてしまうかもしれません メッセージ本文には「申し訳ありません」の 言葉は必要ありません 何かがスムーズに進まないときは もちろん謝りたくなりますが このような緊急時のメッセージでは 不誠実に聞こえ メッセージの主な目的からも 逸れてしまいます また本文では「ほんの10分間で!」とも 述べています 10分はそれほど長い時間のようには 思えないかもしれませんが 配達を待っている人にとっては重要で 感嘆符はさらに状況を軽視している印象を 与えます 一種の補完的な語彙として見逃されがちな 不要な句読点も避けるようにしてください

    これが補完的な語彙を取り除いた結果です メッセージは既に随分と改善されています 「遅れが出ています。 「配達ドライバーは時間どおりに 到着しません。 10分以内に到着しますので、アプリで ドライバーの位置を確認してください」 このメッセージには まだ 編集できる箇所があります しかし その前に もう1つの小さな修正点について お話ししたいと思います 繰り返しを避けることです アプリ内の反復的な言葉も 補完的な語彙の一種です 空白を埋めたいという衝動を抑えるには 同じことを別の言い方で 言い換えてみましょう 先ほどの例に戻ると 配達ドライバーが遅れているという 緊急メッセージの例では 「遅れが出ています」という見出しは 基本的に 「配達は時間どおりに 到着しません」と同じ意味です そして 新しい到着時間の 「10分以内」が追加されています これらの内容を組み合わせると 見出しを次のように変更できます 「配達が10分遅れています」 これなら1文で 遅れていることと その長さの両方を説明できます メッセージの残りの部分はそのまま 「アプリでドライバーの位置を 確認してください」とします 最終的なメッセージは 最初の内容と 劇的に変わったわけではありませんが 繰り返しを避けるだけで かなり簡素化することができ 時間はほんの1分程度しか かかっていません UXライティングは言語の経済性がすべてです すべての空白を情報の繰り返しで 埋めたいという衝動を抑えてください もう一つの小さな修正は 「WHYから始める」と呼んでいます メッセージが最も効果的なのは アプリを使用している人に 次のステップに進むことがなぜ楽しく 興味深く有益なのかを伝えるときです 例を挙げてみましょう 私はクロスワードパズルが大好きです 毎日やっていますし 競争心が刺激されるのかもしれません そこでApple News+ Puzzlesから 届いたメッセージで 「本日のクロスワードを解いて 連勝を続けよう」とあったとき 私はすぐにアクセスしました これが効果的な通知である理由の1つは 最初に理由を述べていることです

    これは次のように考えることができます 「あることをするには まず別のことをする必要がある」 このショートカットは多くの場面に適用され エラーメッセージや プッシュ通知のほか ヒントなどの 説明的コピーでもよく見かけます 最初のクロスワード通知の話題に戻ると この場合の「理由」は「連勝を続ける」です 今日のクロスワードを解くことによって これを達成できます

    また別の例を上げます 今回は架空のレストランアプリの話です 利用者はこのアプリで今後の予約についての 最新情報を入手できます その情報を入手するには 電話番号を入力する必要があります この説明書の原案では このような感じのことが書かれていました

    「電話番号を入力して 予約の最新情報を受け取ってください」 すばらしいです 明確な指示があり 予約の最新情報を受け取れるという メリットも示されています しかし 改善できるかもしれません 文の後半部分を移動するだけです 「予約の最新情報を受け取って」を 最初に移動して 「予約の最新情報を受け取るには 電話番号を入力してください」とします これで この最新情報を取得する利点が 文の先頭で述べられることになります 文の先頭は 最も目につき 最もインパクトのある場所です アプリ内のメッセージを確認して メリットが文の最後に述べられている場合は それを先頭に移動してみてください ほんのわずかな時間と手間で メッセージが持つインパクトは 劇的に増大します

    最後の小さな修正は 他のものと少し違って アプリの外部で行います 単語リストを作成するのです 単語リストがあれば それを使用して アプリの言語の一貫性を高められます アプリで使用する言葉と使用しない言葉を 考えてみてください そしてそれらを書き留めてみます これは開発の最初の段階で行うのに 最適な演習ですが 実際は どの段階で行っても かまいません 単語リストの形式は それぞれの環境に合った形式でかまいません 私は表形式がうまく機能すると思います

    最初の列には アプリで使用する予定の単語を入力します 例えば ゲームに取り組んでいる場合 プレイヤーがそのゲームで 最初にするであろうことは ゲームで使用する名前を選択することです このゲームではそれをエイリアスと呼びます それを最初の列に追加します 次に 2列目に 同じものを表すうえで 使用しない言葉を入力します

    ここでは「ハンドル名」「ユーザー名」 「タイトル」などになります 役に立つようなら 簡単な定義も追加できます

    例えば次のようにします 「プレイヤーのゲーム内での名前は 他のプレイヤーに表示されます サインインには使用できません」 ここで 指示を出す必要がある場合や アプリでこの名前を参照する必要がある場合 この名前は常に「エイリアス」と呼ばれ それ以外のものではありません この一貫性により アプリを使用する人々は 惑わされずにすみます 同様に「健康」という言葉も 追加してみましょう 使用しない言葉には「命」「心」 「エネルギー」「スタミナ」を指定します

    定義は「プレーヤーの寿命の尺度」とします 他の言葉でも やり方は同じです 新しい用語を追加したり すでにアプリで 使っている用語が思い浮かんだりするたび リストに追加していきます この単語リストは単語が増えるにつれて このアプリの改善や開発に取り組んでいる 誰もが参照し 用語の印象を 把握できるリソースになります 包括的な単語リストを作るという固定観念に 支配されないでください このセッションのテーマは小さな修正です ですから 一度に追加するのは 一つの単語で十分です 部分的でも単語リストを作成できたら それをアプリのUXライティングに使用できます

    例えばユーザーが最初に ゲームをセットアップする際には 「使用するエイリアスを 選択してください」と表示されます 説明については 作成した定義を参照し これが他のプレイヤーに向けて 示される名前だと 表示することにしました

    同様に 共にプレイする仲間を見つける際には 「エイリアスを検索」という指示を 表示したりできます それにより 検索する際には メールアドレスやユーザー名ではなく エイリアスを 使用すべきであることが分かります 「検索」という言葉を選んだことにも 注意してください この単語も単語リストに追加できますので 今から追加することにします

    最後に プレーヤーは 要求した「マッチアップ」について 通知を受け取る場合があります 「エイリアス“ExampleAlias”のプレイヤーが プレイを希望しています」という内容です

    この3つの例を組み合わせてみると 「エイリアス」という用語の使用法が 一貫していることがわかります それは一度も「ユーザー名」や 「プレイヤー名」などと呼ばれていないため アプリを使用している人は 示唆されている内容を常に把握できます アプリの用語に何を使用したらよいか わからない場合は 誰でも参照できるAppleスタイルガイドを まずご覧ください

    これで アプリのライティングに 大きな影響を与える4つの小さな 修正についてお話ししました 補完的な語彙を削除し 繰り返しを避け WHYから始めて 一貫性を保つために 単語リストを作ります 私はすべてを組み合わせています

    最近AirPods Proを手に入れたのですが セットアップフローの一環として 聴力検査を受けられました このイントロ画面は今日お話しした 他のタイプの画面よりも 長くなっていますが 同じ原則を適用できます

    このイントロ画面の見出しは 「聴力を検査する」です 「素早く簡単な聴力検査を受ける」とか 「気軽に聴力検査を受ける」とは 書いてありません 補完的な語彙も使用されていません

    2つのパラグラフでこの検査を受ける理由が 説明されています 最初に「難聴は一般的なことであり 時間経過とともに悪化の可能性があります」 次に「軽度または中程度の難聴がある場合 AirPods Proは 聴力支援機能を備えています」 これらの段落は両方とも WHY(理由)で始まります

    次に 一連の検査画面が表示されます そのうちの2つをここに示します 下部の「Next」ボタンを見てください ここでは次の画面に移動するという 同じアクションに 同じボタン名を使用することで その一貫性が信頼感の構築に役立っています ボタンラベルはぜひとも単語リストに 追加すべきです

    これらの画面の一方をよく見てみると 反復表現もありません 見出しは「集中して検査を受けられる 静かな場所を見つけてください」と 明確な指示を与えています そして説明は それがなぜ重要なのかという 新しい情報を提供しています 「周りが騒がしいと 検査の結果が 不正確になる可能性があります」 4つの小さな修正をすべて適用することで これらの画面の指示が 明確で一貫したものになり 検査の手順を進めることは より簡単かつ快適になるため 終始 十分な情報とエンゲージメントを 保つことができます お伝えした内容が みなさんのお役に立てば幸いです このような小さな修正は アプリの明瞭さに即座に影響を与えます 練習すれば アプリのライティングにおいて 簡素化すべき点を 簡単に特定できるようになります 1、2時間の時間を確保して どれだけ進められるかをお試しください 以前のライティングセッションでは最後に 重要と思われるアドバイスを 繰り返しました 書いたものは声に出して読みましょう そうすることで 補完的な語彙や 繰り返しの言葉を把握しやすくなり 文章を引き締めるべき点がわかります アプリのライティングを改善するための 他の方法を探している場合は 以前のUXライティングのセッションを 参照してください Appleの新しいデザインシステムが アプリのライティングにどのような 影響を与えるかの詳細については Appleスタイルガイドとヒューマン インターフェイスガイドラインをご覧ください ご視聴ありがとうございました ぜひご自分でこれらのツールを 試してみてください いくつかの小さな修正で アプリに大きな影響を与えることができます その結果 どんなものが生み出されるか とても楽しみです

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