コーディング用語の更新
2020年7月16日
Appleでは、Xcode、プラットフォームAPI、ドキュメント、オープンソースプロジェクト内を含めたデベロッパのエコシステム全体に対し、インクルーシブでない言語を削除し、置き換える取り組みを進めています。この変更は、6月22日から開始され、ソフトウェアのベータ版やWWDC20で配信されたデベロッパ向けドキュメントにおいて、許可リストや却下リストといった用語への移行や、Xcode12におけるSCMのデフォルトブランチをmainとする変更などが適用されます。Apple Style Guide(英語)の更新版にも、この変更内容が反映されています。
疎外的な用語を含むデベロッパAPIは、WebKitやSwiftなどの社内コードベース、パブリックAPI、オープンソースプロジェクト全体で置き換え作業を実施するのと合わせて非推奨となります。コードベース全般に渡り、非推奨のワーニングを注意深くモニターし、積極的にプラットフォームSDKで利用可能な最新のAPIに移行されることをお勧めします。