デベロッパ向けCarPlay

車内でよりスマートかつ安全にiPhoneを使用できるCarPlayでは、経路案内、電話、メッセージの送受信、音楽の再生を、運転に集中しながら車載ディスプレイ上で実行できます。

CarPlay対応アプリの開発

CarPlayのテンプレートとツールを使って、アプリを車内での利用に対応させることができます。オーディオアプリでは、音楽、ニュース、Podcastなどを楽しめます。SiriKitに対応するメッセージアプリや通話アプリをアップデートすることで、CarPlayで表示させることが可能です。またナビゲーションアプリでは、詳細な地図と経路案内を提供し、ドライバーの目の前にある計器類に情報を表示できます。運転タスク、EV充電、給油、駐車、食事の注文などのカテゴリのアプリを使用すると、ユーザーはCarPlayでタスクを便利に行えるようになります。自動車メーカーが開発したアプリも利用できるので、CarPlayから離れることなく、車の機能をさらに幅広くコントロールできます。

CarPlayシミュレータ

CarPlay環境を簡単かつ完全に再現できるので、デスクを離れることなくMac上で開発できます。iPhoneとMacをケーブルで接続するだけです。このシミュレータは、Xcode用の追加ツールに用意されています。

Xcode用の追加ツールをダウンロードする

CarPlayプログラミングガイド

CarPlay対応アプリの開発に必要な手順、ガイドライン、テンプレートを入手できます。

CarPlayシステムの開発

車載システムをアップデートし、CarPlayの最新機能に対応させる方法を紹介します。計器類、不規則な形のディスプレイ、動的に変化する画面サイズなどに対応する、セカンドスクリーンの追加も可能です。Siriによる音声アクティベーションへの対応についても説明します。CarPlayシステムに関心がある場合は、MFi Programの詳細をご確認ください。

WWDC23セッション

CarPlayを最新の車載システムに統合する方法を紹介します。CarPlayの外観オプションにより、構成やサイズを問わず高解像度ディスプレイに統合しやすくなりました。CarPlayが提供するメタデータとビデオストリームにより、ユーザーは追加のディスプレイで情報を表示できます。ワイヤレスによる接続、オーディオ、ビデオエンコーディングの進化により、次世代のCarPlayに対応した車載システムを準備する方法をご確認ください。

車載システムに合わせたCarPlayの最適化

車のキー

デジタル式の車のキーを使用しているユーザーは、iPhoneやApple Watchを使用してドアの開錠やエンジンの始動を行うことができます。これは、車載システムのアップデートによって可能になります。

詳細については、Appleまでお問い合わせください。

ウォレットに車のキーが表示されているiPhone 12 Pro