アカウントの削除機能に関する要件の適用が6月30日開始

アカウントの削除機能に関する要件の適用が6月30日開始

再度のご案内になりますが、2022年6月30日以降、アカウント作成に対応しているAppは、App Store Reviewガイドライン5.1.1(v)の記載に従い、ユーザー自身がApp内でアカウントを削除できるようにする必要があります。この期限は、対応に要する時間を考慮して延期されていました。

Appをアップデートする際は、以下の要件を念頭に置いてください。

  • App内のわかりやすい場所にアカウント削除オプションを配置すること。
  • Appleでサインインに対応したAppでは、AppleでサインインのREST APIを使用して、アカウントの削除時にユーザーのトークンを無効化する必要があること。
  • アカウントを一時的に停止または無効化する機能だけでは要件を満たさず、不十分であること。アカウントと一緒に、個人に紐づくデータも削除できる必要があること。
  • 規制が厳しい分野に関わるAppでは、アカウント削除プロセスの実施や確認のために追加的なカスタマーサービスの提供が必要なケースがあること。
  • ユーザーアカウント情報の保存と保管、およびアカウント削除の処理に関しては、適用される法的要件に従うこと。これには、国や地域によって異なる法令の遵守も含まれるため、常に法務担当者に確認する必要があります。

アカウントの削除機能の提供に関する情報