App Reviewガイドラインの更新版を公開

App Reviewガイドライン(英語)がポリシーの更新に対応したものに改訂され、複数の項目がより明確になりました。下記の変更点をご確認ください。

  • 1.2.1(a):新しいガイドラインでは、クリエイターコンテンツを提供するアプリについて、アプリの年齢制限指定を超えるコンテンツを識別するための方法をユーザーに提供すること、および未成年のユーザーによるアクセスを制限するために年齢確認や申告に基づく年齢制限メカニズムを使用することの義務付けを規定しています。
  • 2.5.10:文言(「空の広告バナーまたはテスト広告が表示されるアプリは提出しないでください」)を削除しました。
  • 3.2.2(ix):融資アプリでは、コストや手数料を含め、最大APRを36%より高く設定することはできず、60日以内での全額返済を求めてはいけない旨も明記しました。
  • 4.1(c):新しいガイドラインでは、デベロッパは、ほかのデベロッパのアイコン、ブランド、製品名を、当該のデベロッパの承認を得ずに自分のアプリのアイコンや名前に使用してはならない旨を規定しています。
  • 4.7:HTML5およびJavaScriptのミニアプリとミニゲームがガイドラインの適用範囲に含まれる旨を明記しました。
  • 4.7.2:バイナリに埋め込まれていないソフトウェアを提供するアプリにおいて、Appleからの事前の許可を得ずに、それらのソフトウェアへのネイティブプラットフォームのAPIまたはテクノロジーの拡張や公開を行ってはならない旨を明記しました。
  • 4.7.5:バイナリに埋め込まれていないソフトウェアを提供するアプリについて、アプリの年齢制限指定を超えるコンテンツを識別するための方法をユーザーに提供すること、および未成年のユーザーによるアクセスを制限するために年齢確認や申告に基づく年齢制限メカニズムを使用することが義務付けられる旨を明記しました。
  • 5.1.1(ix):規制の厳しい分野でのサービスを提供するアプリのリストに、暗号資産取引アプリを追加しました。
  • 5.1.2(i):個人データをサードパーティ(サードパーティのAIを含む)と共有する場合は明確にその旨を開示し、事前にユーザーから明示的な許可を得る必要がある旨を明記しました。

ガイドラインの翻訳は、更新の1か月以内にApple Developer Webサイトにて提供されます。