プロダクトページ上に問題報告リンクを新設
2021年10月6日
App Storeは、ユーザーが安心してAppを発見し、プライバシーやセキュリティ、コンテンツに関する高い基準を満たす、安全かつ信頼できる場所を提供しています。App Storeの公開以来、Appや購入済みのコンテンツを報告したり返金をリクエストするための機能をユーザーに提供してきました。このたび、iOS 15、iPad 15、macOS MontereyのApp Storeのプロダクトページで「Report a Problem(問題を報告)」リンクが表示され、ユーザーは購入またはダウンロードしたコンテンツに関する問題や懸念についてさらに簡単に報告できるようになりました。この機能は、現在オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、および米国のユーザーにご利用いただけます。対象地域は今後随時追加される予定です。さらに、世界各地のユーザーは、reportaproblem.apple.comのWebサイトから「Report a scam or fraud(スキャムや詐欺行為を報告)」と「Report offensive, abusive, or illegal content(不適切、不正または違法のコンテンツを報告)」のオプションでApp内課金を提供しない無料Appを含むAppに関する報告を送信できます。報告された問題はAppleのApp Review, Discovery Fraud and Live Moderation, and Financial Fraudチームが詐欺や不正操作、不適切な内容、その他のApp Store Reviewガイドラインへの違反があるかどうかを調査し、当該のデベロッパに通知し問題の解決を図ります。
問題があるAppはApp Storeでのユーザー体験を損ない、デベロッパにも影響するため、さらに多くの問題があるコンテンツタイプを削除できるよう、検出技術を常に改善・拡大しています。特定のデベロッパが故意の操作や不正行為などに関わったことが疑われる場合、Appleはこのデベロッパに通知し、必要な措置を講じます。措置の例としてAppが削除される場合があり、App Store Reviewガイドライン 5.6に従い、Apple Developer Programのメンバーシップに影響を及ぼす可能性があります。
Appleでは、ユーザーを問題のあるAppから保護し、App Storeがすべてのデベロッパに素晴らしい機会を提供できるよう、継続的に取り組んでいます。