アプリやゲームの提出とマーケティングに役立つ機能強化

アプリやゲームの提出とマーケティングに役立つ機能強化

デベロッパがApp Storeでのデベロッパの成功を支援する継続的な取り組みの一環として、アプリの審査中にコンテンツやアップデートを提出できる新しいオプションが導入されるほか、カスタムプロダクトページの上限数が2倍になり、オファーコードがすべての種類のアプリ内課金に対応します。

App Reviewに追加項目を個別に提出

提出済みの案件とは別に追加項目をApp Reviewに送信できるようになり、アプリやゲームの提出がより柔軟になりました。たとえば、以下のように提出できます。

  • 1件以上のアプリ内イベントを、審査中のアプリバージョンとは別に提出可能
  • 重大なバグに対処するためのアプリバージョンを、審査中の既存のカスタムプロダクトページとは別に提出可能
  • 1件以上のGame Center機能(達成項目、Leaderboard、チャレンジなど)を、審査中のアプリバージョンとは別に提出可能

提出についてさらに詳しく

カスタムプロダクトページの上限の倍増とキーワードの追加

カスタムプロダクトページでは、独自のスクリーンショット、アプリプレビュー、プロモーション用テキストを使って、アプリやゲーム内の特定のコンテンツや機能に焦点を当てて紹介することができます。柔軟性をさらに高めるために、一度に最大70件のカスタムページを作成して公開できるようになりました。また、App Storeでの見つけやすさを向上できるよう、各カスタムプロダクトページにキーワードを割り当てられるようになりました。選択されたキーワードの検索結果ページでは、デフォルトのプロダクトページではなく、キーワードが割り当てられたカスタムプロダクトページを表示できます。

カスタムプロダクトページについてさらに詳しく

オファーコードが全種類のアプリ内課金に対応

このたび、オファーコードは自動更新サブスクリプションのサポート拡張に加え、消耗型アプリ内課金、非消耗型アプリ内課金、非更新サブスクリプションなどすべての種類のアプリ内課金に対応しました。オファーコードを使用すると、期間限定で無料または割引価格のアプリ内課金をユーザーに提供できます。これにより、アプリ内課金の価値を共有し、アプリやゲーム内でのエンゲージメントと購入を促します。対応範囲の拡大により、以下のケースでオファーコードを作成できるようになりました。

  • 消耗型アプリ内課金、非消耗型アプリ内課金、非更新サブスクリプション
  • プロモーション期間の終了時に自動更新されない自動更新サブスクリプション

別紙1および有料アプリケーション契約(別紙2と別紙3)が更新され、すべての種類のアプリ内課金でオファーコードを利用できることが記載されます¹。

アプリ内課金用のプロモーションコード

オファーコードは、プロモーションコードの機能をベースに構築されており、構成やユーザーの利用資格に関するオプションが向上します。これに伴い、2026年3月26日以降はApp Store Connectでアプリ内課金のプロモーションコードを作成できなくなります。アプリ内課金用の既存のプロモーションコードが残っている場合は、有効期限が切れるまで利用できます。引き続きプロモーションコードを使用し、アプリの無料ダウンロードを提供できます。

オファーコードの作成について詳しく

自動更新サブスクリプション用のオファーコードについて詳しく

オファーコードの実装(英語)

¹ 更新された使用許諾契約の翻訳は、1か月以内にApple Developer Webサイトでご確認いただけます。