Apple Vision ProでiPad/iPhoneアプリを次のレベルへ
2023年9月5日
Apple Vision Proのリリースに合わせて、まったく新しいApp Storeが公開されます。この App Storeでは、visionOS向けに開発されたアプリやゲームをはじめ、visionOSで快適に動作する数十万ものiPad/iPhoneアプリも紹介されます。ユーザーはApple Vision Proの無限に広がるキャンバスで、まったく新しいvisionOSアプリと並んでお気に入りのiPad/iPhoneアプリにアクセスできるため、これまで以上に他人とつながり、作業の効率性を高め、エンターテインメントを満喫できます。また、ほとんどのiPad/iPhoneアプリはvisionOS上でそのまま動作するため、追加の作業を必要とせず、アプリの体験をそのままApple Vision Proに簡単に拡張できます。
タイミング: 今年の秋以降、近日リリース予定のvisionOSのデベロッパベータ版にはApp Storeが含まれます。デフォルトでは、iPad/iPhoneアプリは、Apple Vision Pro向けのApp Storeで自動的に配信されます。iPadOSとiOSで利用可能なほとんどのフレームワークはvisionOSにも含まれています。つまり、ほぼすべてのiPad/iPhoneアプリは、変更を加えることなく、visionOSで実行できます。ユーザーは、Apple Vision Proの提供が開始される来年前半に、これらのアプリをvisionOSで利用できるようになります。
必要に応じたアップデートの実施:アプリがApple Vision Proでは利用できない機能を必要としている場合は、アプリに互換性がなく、アプリを配信できないことがApp Store Connectで表示されます。これに該当するアプリを利用可能にするには、代替機能を提供するか、アプリのUIRequiredDeviceCapabilitiesをアップデートしてください。既存のアプリの配信状況を変更する必要がある場合は、App Store Connectでいつでもこれを編集できます。
アプリの動作を確認するには、Xcode 15ベータ版のvisionOSシミュレータ(英語) をご利用いただけます。このシミュレータを使うと、アプリのほぼすべての主要機能の動作を確認して簡単にテストできます。Apple Vision Proデバイスでアプリを実行してテストするには、アプリを提出して互換性評価を受けるか、デベロッパラボにお申し込みください。
互換性のその先へ:アプリをさらなるレベルに引き上げたい場合は、visionOS SDKを使ってアプリをビルドする(英語)ことで、visionOSでのアプリの体験をさらに自然なものにできます。アプリにはvisionOSシステムにおける標準的な外観が採用され、目と手での入力用に調整された3Dコンテンツなどの要素を追加できます。visionOSのユニークかつイマーシブな機能を活用するまったく新しいアプリやゲームを構築する方法については、Appleのデザインと開発に関するリソースをご参照ください。