Apple Developer Pathway

アプリやゲームのアイデアが浮かんだら、ここから始めましょう。思い描いたことをすぐに形にできます。

Pathwayを始める

Pathwayは、魅力的なアプリやゲームを開発する際に参照できるビデオ、ドキュメント、リソースをまとめたシンプルで使いやすいコレクションです。Appleプラットフォーム向けの開発が初めての方に最適です。プロセスに沿って進むことで、Appleデベロッパとしての最初の一歩を踏み出すことができます。

学習内容
  • 開発を始めるために必要なすべてのツール(Xcode、Swift Playgroundsなど)を入手する方法
  • Xcode、Swift、SwiftUIを使用してできること
  • シンプルなアプリプロトタイプの作成方法
  • アプリデザインに関するリソースの見つけ方
  • ビジネスモデルの選択が重要な理由
  • Apple Developer Programメンバーシップのメリット
  • 証明書とプロビジョニングプロファイルの概要、およびそれらが必要な理由
用意するもの
  • 最新バージョンのmacOSを搭載したMac
ご不明な点がある場合
Apple Developer Forumsを確認する

Apple Accountにサインイン

Appleプラットフォームでの開発が初めてでも、Apple Developer WebサイトでApple Accountにサインインして、無料で始めることができます。Apple Developer契約に同意すると、以下にアクセスできます。

Appleのイベント、ニュース、コミュニティの最新情報に関するお知らせを受け取るには、アカウントページにアクセスし、「Eメールの受信」セクションから登録してください。

Swift Playgrounds、Xcode、Swift、SwiftUIを活用する

アプリやゲームの開発に使用するツールとプログラミング言語について学びましょう。

下記のパワフルなPathwayを活用して、独自の優れたアプリやゲームを開発する方法を学びましょう。

プロトタイプを構築する

開発を始める準備として、演習を通じて創造性を刺激してインスピレーションを得ましょう。以下のチュートリアルを参考に、Keynoteでアプリのプロトタイプと製品のモックアップページを作成し、アイデアとコンセプトを整理しましょう。

関連ドキュメント

適切な見た目や印象を実現する

アプリで何ができるかということと同じくらい、ユーザーはアプリの見た目の美しさやナビゲーションを重視するものです。レイアウト、操作の流れ、配色、アイコン、サウンドなどの調整次第で、コンテンツに対するユーザーの反応や感じ方を大きく変えることができます。App Design Workbook(アプリデザインワークブック)で、アプリのデザインプロセスの基本原則である、定義、プロトタイプの作成、テスト、検証、イテレーションを理解しましょう。

ビジネスモデルを選択する

適切なアプリのビジネスモデルは、デベロッパの目標とターゲット市場のニーズのバランスを取ることができるものです。主なビジネスモデルとして、無料、フリーミアム、有料、ペイミアムの4つがあります。先にビジネスモデルを決定してからアプリを開発することで、統一感のあるユーザー体験を提供するアプリの設計が可能になります。以下のリンクから各オプションを確認し、提供したいアプリ体験に最適なモデルを選択してください。

Apple Developer Programに登録する

Apple Developer Programに加入すれば、Appleプラットフォームで世界中のユーザーとつながることができます。このメンバーシップには、高度なアプリ機能、豊富なベータ版テストツール、包括的な開発ツールセット、App Analyticsへのアクセスも含まれているため、アプリの可能性を最大限に引き出すことができます。

さらに、プログラムのメンバーはワールドクラスのApple Developerイベントや、エキスパートによるセッション、ラボ、コンサルテーションに参加したり、Appleのエンジニアからコードレベルのサポートを受けたりできるなど、多くのメリットを得ることができます。

署名証明書について確認する

アプリの開発プロセスでは、さまざまな状況で、異なる証明書タイプが必要になります。

  • デバイスでアプリを実行してアプリの機能を使用するには、開発用証明書が必要です。
  • アプリをテスト用に配信したり、App Store Connectにアップロードしたりするには、配布用証明書が必要です。さらに、配布用証明書によってデベロッパ本人であることを証明できるため、提供するコンテンツやサービスが第三者によって改ざんされていないという安心感をユーザーに与えることができます。

ほとんどの場合、どちらの証明書もXcodeで自動的に生成できますが、稀に証明書を手動で作成および管理しなければならないことがあります。

プロビジョニングプロファイルの役割を理解する

プロビジョニングプロファイルには、単一または複数のアプリに合致する1つのアプリIDおよび署名証明書がそれぞれ含まれ、アプリに対して特定のアプリサービスの使用を許可します。これによりユーザーは、アプリを開発、アップロード、配信しているのが既知のデベロッパであることを確認できます。App Storeで、または欧州連合圏(EU)での代替マーケットプレイスを通じてアプリを提供する場合は、配布用証明書で署名されたApp Store Connectプロビジョニングプロファイルが必要です。自分のデバイスでアプリをテストする計画を立てている場合は、開発用プロビジョニングプロファイルも必要となります。

プロビジョニングプロファイルはXcodeを通じて自動的に生成されるので、デベロッパはクリエイティブな作業に集中できます。

ユーザーにアプリやゲームを紹介する

次は、開発したアプリを世界中のユーザーに紹介する段階です。サブスクリプションの仕組みやコンテンツのローカライズ方法をマスターしましょう。App Storeは、iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Pro、Apple Watchを利用している10億を超えるユーザーが、アプリ、ゲーム、関連のプロダクトを簡単に見つけてダウンロードできる場所です。

もっと先へ

アプリやゲームの開発は無限のプロセスです。新しいアイデアやテクノロジー、ソフトウェアの機能が登場するなか、アプリやゲームをさらに改善できる方法が見えてくるかも知れません。Appleは、デベロッパの皆様がユーザーのために絶えずアプリ体験を探求、向上し、洗練されたものにして、新しい機能やアイデアを取り入れることができるようサポートしています。

学習者向けリソース