マーケティングリソースとアイデンティティに関するガイドライン
マーケティングを効果的に行えば、Appの継続的な成功に役立ちます。App StoreのバッジやApple製品の画像、およびアイデンティティに関するこのガイドラインを活用することで、App Storeで入手可能なAppを様々なマーケティングコミュニケーションで効果的に宣伝することができます。
独自に撮影した写真とビデオ
Appleの製品を独自に撮影した写真やビデオを使用することは許可されています。Appleの製品を正しい使い方で操作しているユーザーの姿を示し、ユーザーの実際の体験に即した形でAppを紹介することが許可されています。
製品の使用方法
製品を正面から撮影したものが推奨されます。極端な角度で撮影したり、Apple製品に何らかの変更を加えたりすることは許可されません。製品の色、形、サイズ、外観は正確である必要があります。Apple製品やAppを幻想的または非現実的な形で描いて、明らかにフィクションであるものを使用することは許可されません。
本物のデバイスの背面だけを見せて、デバイスの自然な使い方を描くようにしてください。Appleのロゴを際立たせることで、Appleブランドの価値を利用してAppの宣伝を図ることは許可されません。Appleのロゴを隠したり、覆ったりしないでください。
ビデオの場合は、まずAppleデバイス全体を見せた後、パンやズームを使ってAppに焦点を合わせることは許可されています。カメラの動きはシンプルで、わかりやすいものにしてください。フェードやディゾルブなど、単純なトランジション方法を使用してください。シーンのトランジションに、Multi-Touchやトラックパッドのスワイプといった、Appleユーザーの操作ジェスチャを使うことは許可されません。
Appの動作手順は、Appが開くところから開始する必要があります。Appの動作手順を短縮する場合は、「動作手順を短縮しています」という注意書きを表示してください。Appで自然に再生される音声をビデオのオーディオ要素として用いることはできますが、Appleデバイスから再生された音声をそのまま使用することは許可されません。
画面のコンテンツ
Apple製品の機能ではなく、Appの使用体験に焦点を当てるようにしてください。メッセージ、Siri、電話、マップの中で動作するAppの場合は、実際に動作している時とまったく同じになるよう、AppleのUI内にAppを表示してください。画面の作成には、必ず最新バージョンのオペレーティングシステムを使用してください。Apple製品で表示される画面やテレビで表示される画面(Apple TV用Appを紹介する場合)は、空白にしないでください。
デベロッパには、Appの画面で表示されるコンテンツのあらゆる素材データの権利を保護する責任があります。また、実在のユーザーのデータではなく架空のアカウント情報を表示してください。Apple製のApp内で動作するAppの画面に表示されるコンテンツの場合、デベロッパには、店舗名や所在地といった他社のコンテンツの権利を保護し、使用許可を得る責任があります。
ステータスバー
iPhone、iPad、iPod touchのステータスバーには、ネットワーク強度表示が最大のネットワークアイコンまたは製品名、強度表示が最大のWi-Fiアイコン、フル充電状態のバッテリーアイコンが表示されている必要があります。通信事業者の名前やアイデンティティを表示することは許可されません。フルスクリーンで動作するAppの場合は、Appの画面をステータスバーの領域にまで広げた画像にしてもかまいません。
ホーム画面
iPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch、Apple TVのホーム画面は、マーケティングコミュニケーションで使用することはできません。
商標の表記
法的情報には、必ずAppleのクレジットラインを含める必要があります。下に記載されている法的要件に従って、ビデオに出てくるAppleの商標に対する適切なクレジットラインを、ビデオ終了時のクレジットで表示するようにしてください。バッジの後にクレジットラインを配置する場合は、余白の規定に従ってください。
プッシュ通知
広告にAppからのプッシュ通知を表示させるときは、Appleデバイスのロックスクリーンにプッシュ通知を1つだけ表示させてください。広告対象のAppのプッシュ通知を複数表示させたり、他のAppのプッシュ通知を表示させないでください。プッシュ通知がタップされると、直接Appが起動するので、Appleデバイスのホームスクリーンを表示させないでください。
メッセージと文体
Appを宣伝する際、ヘッドラインやセールスコピーではAppに焦点を当て、Apple製品の機能には焦点を当てないでください。わかりやすくてシンプルなメッセージを使用し、Appのダウンロードを促す呼びかけを必ず含めるようにしてください。
マーケティングコミュニケーションでは、Appが対応する製品の名前を正確に表記し、iOS、macOS、tvOS、watchOSに言及することのないようにしてください。また、Appleデバイスを「スマートフォン」や「タブレット」といった総称で呼ばず、製品名を使用してください。
製品名
文中ではApple Watch、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TVといったApple製品の名前を使用し、Appがそれらの製品に対応していることを示してください。たとえば、「[App名] for iPhone 」や「[App名] for iPad」と表記したり、「〜に対応」や「〜と互換性のある」といった表現を用いたりすることができます。「iPhone [App名]」とだけ記載することは許可されません。
Appが対応しているApple製品をすべて表記してください。対応していないApple製品の名前を記載することのないようにしてください。
会社名を含める場合は、最初に会社名を表記し、次にApp名、その後該当するApple製品の名前を表記してください。たとえば、「[会社名] [App名] for iPhone、iPad、iPod touch」のように表記してください。
スペリングと言語
Apple製品の名前は、必ず「Apple商標リスト(英語)」に記載されている通り、大文字と小文字の区別を含め正しく表記してください。Apple製品の名前は必ず単数扱いにしてください。ただし、モデル、デバイス、コレクションなどの修飾語には、複数形や所有格を使用してもかまいません。Apple製品の名前をすべて大文字で記すことは絶対に避けてください。
iPhone、iPad、iPod touch
iPhone、iPad、iPod touchの「i」は必ず小文字で表記し、「P」を大文字で表記した後、残りをすべて小文字で表記してください。「touch」の「t」は必ず小文字で表記してください。文章、段落、見出しの先頭に来る場合でも、iPhone、iPad、iPod touchの「i」は必ず小文字にしてください。「touch」や「iTouch」のような変化形で名前を記載することは許可されません。また、小文字の「i」の後をすべて大文字にすることもしないでください。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
ヘッドラインやセールスコピーでは、技術的に可能で効率的かつ正確に実装できることが確実な場合、「X」は大文字、「S」と「R」は小型大文字で表記します。例:iPhone XS Max。小型大文字を正確に実装することが不確かな場合、または技術的な制限により小型大文字を表示することが出来ない場合は、大文字の「X」、「S」、「R」を使用します。例: iPhone XS Max。小型大文字をWebページに実装するには、指定したフォントがOpenTypeをサポートし、font-variant CSSプロパティ font-variant: small-caps; を使用していることを確認してください。
MacBook Air、MacBook Pro、iMac
Macの「M」は必ず大文字にし、その後を小文字で表記してください。MacBookは1つの単語として扱い、「M」と「B」を大文字で表記してください。iMacの「i」は必ず小文字にし、「M」を大文字で表記した後、残りをすべて小文字で表記してください。文章の先頭に来る場合でも、iMacの「i」は小文字で表記してください。
Apple Watch
Apple Watchは必ず2つの単語で表記し、「A」と「W」を大文字にして、残りはすべて小文字で表記してください。「Apple Watch」の2単語が2つの行に分かれることがないようにしてください。Apple Watchの前に「the」という定冠詞は付けないでください。Apple Watch向けのAppは「App Storeで入手可能」または「App Storeからダウンロード」とすることができます。Apple Watchに関連する機能やメリットに焦点を当てて宣伝する場合は、「[App名] for Apple Watch」と表記してもかまいません。
Appを宣伝する際、ヘッドラインやセールスコピーではAppに焦点を当て、Apple Watchの機能には焦点を当てないでください。マーケティング資料では、「watch」や「time」という語を、駄洒落や動詞として使用することのないようにしてください。
Apple Watchに言及する際は、Appの特徴や機能に応じて、「Apple Watch Series 1」または「Apple Watch Series 3」という表現を使用してください。
Apple TV
Apple TVは2つの単語で表記します。その際、「A」を大文字にして残りは小文字で表記し、「TV」は両方大文字で表記してください。Apple TV向けにのみ提供するAppの場合は、そのAppがApple TV専用であり、Apple TVのApp Storeからのみ入手できることを明確に記載してください。
App Store
App Storeの表記は、必ず「A」と「S」を大文字にし、残りを小文字で表記してください。
より具体的にする必要がある場合以外は、単に「App Store」と表記してください。種類を特定する必要がある場合は、「App Store for iPhone」、「App Store for iPad」、「Mac App Store」、「App Store for Apple TV」、「App Store for Apple Watch」、「App Store for iMessage」という表現を使用できます。すべての対応版を表記する場合は、App Store for iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、iMessageの順番で表記してください。「Apple Watch App Store」や「App Store for watchOS」といった表現は使用しないでください。
App StoreとMac App Storeの前には、「the」という定冠詞のみを使用してください。「iTunes App Store」、「Apple App Store」、「iPhone App Store」など、指定されている以外の方法で説明を加えることは絶対にしないでください。また、最高のApp Store、のような誇張表現を付け加えることは避けてください。Appの配信場所については、「App Storeで入手可能」または「App Storeからダウンロード可能」といった完結した表現を使用し、「at the App Store(App Storeで)」のような簡易的な表現を使用することは避けてください。また、「downloadable(ダウンロード可)」という表現は使用しないでください。
AppleのAppやサービス
Apple Pay、Wallet、メッセージ、Siri、電話、マップといったAppleのサービスの名前は、最初の文字を常に大文字で表記してください(正規名が英語の場合)。メッセージApp内のサービスであるiMessageは、「i」を小文字、「M」を大文字で表記し、残りは小文字で表記してください。
Apple Payのガイドラインを確認する
Apple Walletのガイドラインを確認する(英語)
他のプラットフォーム
セールスコピーでは、Apple製品の名前を他のAppプラットフォームやデバイスと一緒に記すことができます。ただし、常にApple製品を最初に挙げてください。他の製品の名前をセールスコピーの中で用いることは許可されていますが、Apple製品の画像を他の製品の画像と一緒に表示することは絶対に避けてください。
URLアドレスの命名規則
Appleの商標をURLアドレスの中で使用する場合は、必ず会社名や製品名の後にAppleの商標を入れてください。Appleの商標をURLの中で使用できるのは、そのApple製品専用として開発したAppを取り上げたウェブページのみです。Appleの商標で始まるURLは使用しないでください。
使用可能:www.company.com/app/iphoneやwww.company.com/ipad
使用不可:www.iphoneapp.comやwww.ipadweatherapp.com
法的要件
商標記号
米国内のみで配布するマーケティングコミュニケーションでは、テキスト内で最初に使う際に、Appleの商標の後に適切な商標記号(™、℠、®)を入れてください。米国を除く国で販売する製品、製品資料またはその他製品に関する通信においては、商標記号は用いないで下さい。
たとえば、Apple Watch®、iPhone®、iPad®、iPod touch®、Apple TV®、App Store®、Mac App Store℠、Mac®、MacBook Pro®、MacBook Air®、iMac®という表記を使用します。
ヘッドラインのコピーや、Apple提供のApp Storeバッジのアートワークには商標記号を追加しないでください。
適切な商標記号については、「Apple商標リスト(英語)」をご確認ください。
クレジットライン
世界中で用いられるあらゆるマーケティングコミュニケーションでは、その中で使用しているAppleの商標と製品をすべて列挙した、適切なクレジットラインを記載してください。クレジットラインは、マーケティングコミュニケーションやWebサイトの中で1回のみ記載します。法定通知を記載する際は、必ずクレジットラインを掲載してください。別の画面を作成したり、インタラクティブなリンクを表示したりする場合は、リーガルコピーの掲載に関する標準的な慣例に従ってください。App Storeバッジを使用する場合は、AppleとAppleのロゴの両方をクレジットラインに含めてください。
正確な商標記号、商標の綴りおよび商標と共に使用するべき一般用語の確認には、「Apple商標リスト(英語)」を参照下さい。一般的に、商標記号は商標の右肩に表示しなければいけません(例外:Appleロゴの場合は右下に表示する必要があります)。
米国内のみの配布には、以下のフォーマットを使用してください。
______ and ______ are registered trademarks of Apple Inc.
______ and ______ are trademarks of Apple Inc.
米国外の配布には、以下の国際的に使われるクレジット表記の中から1つを使用してください。
______と______は、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
______と______は、Apple Inc.の商標です。
法定通知およびクレジットライン(商標は含まない)の翻訳を米国以外で配布される素材に使用することができます。ただし、Appleの商標は翻訳しないでください。
Appleの商標の使用について詳しくは、「Apple商標および著作権使用に関するガイドライン」をご確認ください。
Appleとの関係
App画面の画像、Mac、Apple Watch、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TVの製品画像や写真を、Appleとの関係を偽って伝えるような方法で使用することや、App Store、Mac App Store、iPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch、Apple TV、またはAppleそのものに関する信用、価値、評判を低下させたり損ねたりする可能性が高い方法で使用することはできません。