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Apple Payプログラミングガイド

環境の設定

マーチャントIDは、支払いを受け入れることのできる状態にするため、Apple Payに対して身元を証明するものです。マーチャントIDに関連づけられる支払い処理証明書は、支払い情報を暗号化するために使われます。Apple Payを使うには、マーチャントIDを登録し、そのマーチャントIDの支払い処理証明書を作成する必要があります。

マーチャントIDを登録するには

  1. メンバーセンターで「Certificates, Identifiers & Profiles」を選択してください。

  2. 「Identifiers」以下の「Merchant IDs」を選択します。

  3. 右上隅にある「Add」ボタン(「+」の表示)を押します。

  4. 説明文とIDを入力し、「Continue」を押してください。

  5. 設定内容を確認し、「Register」を押します。

  6. 「Done」をクリックします。

支払い処理証明書を作成するには

  1. メンバーセンターで「Certificates, Identifiers & Profiles」を選択してください。

  2. 「Identifiers」以下の「Merchant IDs」を選択します。

  3. リストからマーチャントIDを選択し、「Edit」をクリックします。

  4. 「Payment Processing Certificates」セクションで、「Create Certificate」をクリックします。画面上の指示に従って、証明書署名要求(CSR)を取得または生成し、「Continue」をクリックします。

  5. 「Choose File」をクリックし、CSRを選択して「Generate」をクリックします。

  6. 「Download」をクリックして証明書をダウンロードし、「Done」をクリックします。

キーチェーンアクセスで、証明書が未知の認証局によって署名されている、またはイシュアーが無効である旨の警告が表示された場合は、「WWDR - G2」中間証明書および「Apple Root CA - G2」ルート証明書がキーチェーンにインストールされていることを確認してください。これらの証明書は、apple.com/certificateauthorityからダウンロードできます。

XcodeでAppのApple Payを有効にするには、「Capabilities」ペインを開きます。「Apple Pay」行でスイッチを選択し、Appで使うマーチャントIDを選択します。

画像:../Art/enable_apple_pay.png