アイデンティティの確認と信頼の確立

CloudKit Consoleの「Identity & Trust(アイデンティティと信頼)」では、Appleのプライバシーインフラストラクチャをアプリに統合できます。Apple製品で使用されているものと同じOblivious HTTPリレー、プライバシーパス認証、プライベート情報検索パイプラインにサービスを接続して、発信者の識別、URLのフィルタリング、オリジンサーバの不正利用防止などに対応することができます。

Live Caller ID Lookup(リアルタイムでの発信者番号検索)

Live Caller ID Lookupを使用すると、着信時にサーバをリアルタイムで照会して、発信者の識別情報や迷惑電話のブロック情報をアプリに表示できます。デバイスでは、AppleのOblivious HTTPリレーで発信者のIPアドレスを隠し、プライバシーパスプロトコルを使ってリクエストを匿名で認証して、プライベート情報検索(PIR)を使用します。これにより、PIRサーバにどの番号を検索しているかを知られることなく、適切なレコードを取得することができます。

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Network Extension URL Filter(Network ExtensionのURLフィルタ)

アプリでNetwork Extension URL Filter(NEURLFilter)を使用すると、接続を行う前に、フィルタリングサービスでURLを検証できます。システムは候補となる各URLについて、サービスに許可または拒否の判定を問い合わせ、許可の判定が得られた場合のみ接続処理を行います。

Live Caller ID Lookupと同様に、NEURLFilterはAppleのOblivious HTTPリレー経由で検索を行い、プライベート情報検索を使ってPIRサーバを照会します。これにより、ユーザーのIPアドレスや、個々のユーザーがどのURLを閲覧しているかをサービスに知られることなく、データセットをすべてのURLに適用できます。

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プライベートアクセストークン

プライベートアクセストークンは、HTTPリクエストがAppleの正規のデバイスから発信されたものであることを、デバイスの所有者を一切開示することなく証明できます。Appleの認証システムがデバイスを認証し、発行者がトークンに署名して、オリジンサーバがそのトークンを利用することで、CAPTCHAなどの認証の手間を実際のユーザーに強いることなく、オリジンサーバを大規模に保護できます。

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