App内イベント

App内イベントとは、ゲームの対戦や新作映画のプレミア上映、ライブストリーミング体験など、Appやゲーム内で行われるタイムリーなイベントです。この秋、ユーザーがiOSやiPadOSのApp Storeで直接App内イベントを見つけられる機能が利用可能になります。これにより、まったく新しい方法でイベントをより広範囲に周知することができ、新規ユーザーの獲得や既存ユーザーへの情報提供、以前のユーザーの再エンゲージメントなど、ユーザー層の拡大にもつながります。

App Storeでの見つけやすさの向上

iOSとiPadOSでは、App内イベントが画像、ビデオ、イベント名、簡単な説明などを含むイベントカードとしてApp Storeの各所に表示されます。カードをタップするとイベント詳細ページが開き、イベントの詳しい説明や、参加するためにApp内課金やサブスクリプションが必要かどうかなど、イベントの詳細や魅力が紹介されます。このページから、イベントをメッセージAppやソーシャルメディアでほかの人に共有することもできます。また、ユーザーはイベントカードやイベント詳細ページで、イベントの開始時にApp Storeから通知を受け取るように設定することもできます。

Appやゲームをまだインストールしていないユーザーは、App内イベントのカードやイベント詳細ページから直接ダウンロードできます。ダウンロード後に「開く」をタップすると、Appやゲーム内のイベントに関係するエリアに直接誘導されます。

プロダクトページでのイベントカード

イベントの詳細

App内イベントが表示される場所:

  • プロダクトページ上に、現在公開中のすべてのイベントが表示されます。
  • 検索結果での表示:ユーザーがAppを検索すると、Appをダウンロード済みのユーザーの場合はAppと一緒にイベントカードが表示され、まだダウンロードしていないユーザーの場合はスクリーンショットが表示されます。また、ユーザーはApp内イベントを直接検索することもできます。ユーザーがイベントを検索すると、Appと一緒にイベントカードが表示されます。
  • 「Today」「ゲーム」「App」のタブの、エディターのおすすめやパーソナライズされたおすすめでの表示。

App内イベントの開催を広く告知し、参加を促すために、Eメール、広告、ソーシャルメディアなどを使ってプロモーションすることができます。その場合はイベント詳細ページへのリンクを必ず含めて、ユーザーが詳細情報を確認できるようにし、Appやゲームをまだインストールしていない場合にそこからダウンロードできるようにしましょう。

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おすすめ

エディター

App Store Connectでの設定

App内イベントは、App Store Connectで簡単に設定および管理することができます。イベントを設定するには、イベントのメタデータを入力し、地域別の配信可否を選択し、詳細情報を追加します。App Store Connectでは、イベントを新しいバージョンのAppとは別に審査に提出することができ、一度に最大10件まで承認済みのイベントを登録できます。App Storeで一度に公開できるイベントは最大5件です。

それぞれのApp内イベントを明確に定義し、どのようなコンテンツやアクティビティを含めるべきか検討してください。また、ユーザーにそのApp内イベントを価値あるものにするにはどうすればよいか十分に検討してください。たとえば、日常的なアクティビティは頻繁に行われるため、App内イベントとしては最適ではありません。代わりに、チャレンジ、コンペティション、特別なコンテンツの公開など、普段とは異なるアクティビティを扱いましょう。

効果的なメタデータの作成

提供するメタデータは、App内イベントをApp Storeの各所で表示する際に使用されるため、適切な句読点(コンマなどの区切り文字)が含まれていること、およびイベントを正確に表現していることを確認してください。「最高の」や「1番」といった実証できないキャッチフレーズや、「ゲームイベント」などの余計な語句をメタデータに含めないでください。

イベントバッジ:開催するイベントの種類に最も該当するバッジを選択します。このバッジは、App内イベントのカードとイベント詳細ページのタイトルの上部に表示されます。

  • チャレンジ:イベントの終了までにユーザーに目標を達成するよう促すアクティビティです。たとえば、ワークアウトAppのフィットネスチャレンジや、ゲームで特定のレベルをクリアするものなどです。
  • コンペティション:ユーザー同士が競い合って、最高ランクや報酬の獲得を目指すアクティビティです。たとえば、プレイヤーが試合の全勝を目指すトーナメントなどです。
  • ライブイベント:すべてのユーザーが同時に楽しめるリアルタイムのアクティビティです。たとえば、スポーツの試合やコンサートのライブストリームなどです。
  • メジャーアップデート:新しく利用可能になった主要な機能、コンテンツ、体験などを紹介します。たとえば、ゲームの新しいモードやレベルなど、小規模な改善事項などは対象になりません。
  • 新シーズン:新たなコンテンツ、ストーリーライン、メディアライブラリを紹介します。たとえば、テレビ番組の新しいシーズンやゲームの新しいバトルパスなどです。
  • 新作:初公開されるコンテンツやメディアです。たとえば、新たにリリースされた映画や音楽などです。
  • スペシャルイベント:その他のイベントバッジに該当しない、複数のアクティビティや体験を組み合わせた期間限定イベントです。たとえば、コラボレーションを特色とするイベントなどです。

イベント名:30文字以内で、特徴的で独自の名前を付けてください。イベントバッジにすでに情報が表示されているため、一般的な用語やイベントの種類の説明は含めないでください。

簡単な説明:50文字以内で、App内イベントの概要について簡潔にまとめてください。この情報はイベントカードに表示されます。

説明:120文字以内で、獲得できる報酬など、イベントの詳細情報を提供してください。この情報はイベント詳細ページに表示されます。

イベントカードとイベント詳細メディア:App内イベントを紹介する画像やビデオを追加します。これはApp Storeの各所に表示されます。ビデオはループ再生され、長さは最大30秒です。ポスターフレームで表示する必要があります。ビジュアル素材で使用する知的財産権や商標登録済みコンテンツは、関係当事者の承認を受けている必要があります。

イベント詳細の追加

イベントを設定する際、App StoreでApp内イベントがどのように表示されるか、その詳細を設定できます。

イベントの配信状況の設定:App内イベントの開始日と終了日、時間を選択する際、イベントがApp Storeに表示される日付と時間も選択できます。App内イベントは最大31日間開催することができ、開始日の最大14日前からプロモーションを行うことができます。希望する場合、イベントを特定の地域からのみ参加可能にしたり、場所ごとに日時と時間をカスタマイズしたりできます。

イベントのディープリンクの設置:ディープリンクとは、Appの特定の場所を開けるようにするユニバーサルリンクまたはカスタムURLのことです。このリンクをApp内イベントで使用すると、ユーザーがApp内イベントカードやイベント詳細ページの「開く」をタップした場合に、ユーザーをイベントのコンテンツに直接案内することができます。URL短縮サービスや、不必要なリダイレクトを招くその他のサービスの使用は避けてください。

使用するリンクは、ユーザーをApp内の関連コンテンツに直接案内する必要があります。たとえば、イベントが開催中であれば、そのイベントへ直接リンクさせることができ、イベントの開始前であれば、ユーザーの期待を高め、開始時刻を案内するランディングページにリンクさせることができます。また、ユーザーがAppのメイン機能に戻るための方法も準備しておいてください。

イベントの優先順位の指定:イベントは、開始時間に基づいて、開始時間が早い順に時系列順で表示されます。優先順位を高く設定したイベントは、通常の優先イベントより上位に表示されます。

コストの指定:イベントに参加するためにApp内課金やサブスクリプションが必要かどうかを選択します。この情報はイベント詳細ページに表示されます。

イベントの目的の表示:AppやゲームでApp内イベントを開催することで、新規ユーザーの関心を喚起したり、既存ユーザーにAppの新たな楽しみ方を提供したり、以前のユーザーの再エンゲージメントを促すことができます。多くのApp内イベントでは、これらすべての目的を達成できますが、この3つのうち特に1つを主な目的としてイベントを作成することもできます。イベントの目的に最適なオプションを選択してください。

  • すべてのユーザー向け
  • 新規ユーザーの獲得:新規ユーザーとは、Appを一度もダウンロードしたことがないユーザーのことです。
  • アクティブなユーザーへの情報提供:アクティブなユーザーとは、Appをダウンロード済みで、最近Appを起動したユーザーのことです。
  • 中断しているユーザーの再エンゲージメント:中断しているユーザーとは、Appをダウンロード済みであるものの、最近Appを起動していないユーザーのことです。

これは、App Storeでのパーソナライズされたおすすめの表示に影響する要素の1つとなります。なお、選択内容がイベントカードやイベント詳細ページに表示されることはありません。イベントが対象目的としたユーザーの目に留まるよう、App StoreはAppの使用情報を利用します。このデータはデバイスで処理され、最小限のデータのみが収集され、ユーザーのプライバシーを保護する仕組みになっています。公開したイベントは、選択したイベントの目的にかかわりなく、すべてのユーザーがApp Storeで見つけることができます。

イベントパフォーマンスの測定

App Store ConnectのAppアナリティクスを使用して、公開したApp内イベントのパフォーマンスを把握することができます。インプレッション数、イベントページの閲覧数、エンゲージメント、コンバージョンデータや、イベント開始時の通知を選択したユーザーの数を確認できます。このデータを使用して、イベントの成功度を測定できます。たとえば、どのイベントが最も多く新規ダウンロードにつながったか、中断しているユーザーを最も多く呼び戻せたイベントはどれか、などです。