ユーザーのプライバシーに配慮したアクセスログ

包括的な最新のログデータでアプリのパフォーマンスを分析、評価し、アプリとCloudKitのインタラクションを明らかにします。CloudKitのログ機能を使えば、ユーザープライバシーを保護しながら、エラーの特定やCloudKitリソース全体の利用パターンの把握に必要な情報をすべて確認できます。

詳細な検索機能

過去1週間に発生したすべてのイベントを表示できます。高度なフィルタリング機能を使って結果を絞り込めます。結果のリンクをチームと共有し、データを書き出してオフラインで分析できます。

プライバシー機能を内蔵

ユーザーデータのプライバシーを守りながら、問題を分析しデバッグすることができます。ログには、各ユーザーのCloudKitサーバイベントがすべて記録されますが、個人を特定できる情報は一切外部に共有されません。ログエントリには、コンテナ固有の匿名のCloudKitユーザーIDだけが表示され、実際のIDは確実に秘匿されます。レポートには、アカウントごとのレコード変更は表示できますが、実際に変更されたデータは表示されません。

詳細レポート

ログには、指定した期間内のアプリとCloudKitサーバとのすべてのやり取りについて、詳しいレポートが記録されます。エントリごとに次のデータが含まれます。

  • Time:イベントが発生した正確な日時が表示されます。
  • Platform:リクエストが開始されたプラットフォームが表示されます。
  • CK User ID:一意で匿名のCloudKitユーザーIDが表示されます。
  • Client OS:リクエストが開始されたプラットフォームOSのバージョンが表示されます。
  • Database:リクエストの対象となるデータベースの種類が表示されます。
  • Operation:リクエストが試行されている操作の種類が表示されます。
  • Operation ID:操作の一意のIDが表示されます。CloudKitは、ネイティブAPIで発行されるすべての操作に対して一意のIDを自動的に作成します。
  • Operation Group Name:関連する複数の操作をまとめたバッチグループの名前が表示されます。グループのプロパティを設定して、複数のCloudKit操作を関連付けることができます。

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