日本におけるiOSに関する変更

Appleは、日本でアプリを配信するデベロッパ向けに、スマホソフトウェア競争促進法(MSCA)に準拠するための新しいオプションを提供するために、iOSに関する変更を行います。iOS 26.2以降では、デベロッパによる代替アプリマーケットプレイスでのアプリの配信、代替アプリマーケットプレイスの運営、iOS上でのAppleアプリ内購入以外の方法によるデジタル商品およびサービスのアプリでの決済処理などが可能になります。

代替アプリマーケットプレイスからのアプリダウンロードやアプリ決済に関する新しいオプションを導入すると、マルウェア、不正行為、詐欺によるリスクや、その他のプライバシーおよびセキュリティ上のリスクが新たに生じる可能性があります。Appleは日本の規制当局と協力し、特に若年層のユーザーの安全に重点を置いて、これらの新たな脅威に対する保護策を策定しました。この保護策には、iOSアプリの公証、アプリマーケットプレイスの認証プロセス、不適切なコンテンツや詐欺などの不正行為から子どもを保護するための要件などが含まれます。

Apple Developer Programの現行メンバーのすべての方は、2026年3月17日までに、日本で上述のオプションを利用するための新しい条項を含むApple Developer Program使用許諾契約の最新版に同意する必要があります。

アップデートについて詳しく

上記の変更についてご質問がある場合は、30分間のオンラインアポイントメントを予約してご相談いただくこともできます。

更新された使用許諾契約の翻訳は、1か月以内にApple Developer Webサイトでご確認いただけます。