App、App内課金、およびサブスクリプションに関する税金の変更について

App、App内課金、およびサブスクリプションに関する税金の変更について

App Storeのコマース・決済システムは、デベロッパがプロダクトやサービスを世界175のストアフロント、44の通貨で簡単に設定し販売できるよう提供されています。そのうち70以上の国と地域では、Appleがデベロッパに代わり納税の管理を行い、デベロッパはAppおよびApp内課金に対して税金カテゴリを指定できます。Appleでは、税法の変更にしたがい該当地域のデベロッパの収益を定期的に更新しています。

5月31日に、以下に記載される税率の変更を反映するために、AppおよびApp内課金(自動更新サブスクリプションを含む)の売上による収益が調整されます。価格には変更はありません。

  • ガーナ:VAT率が12.5%から15%に引き上げ。
  • リトアニア:対象の電子書籍とオーディオブックのVAT率が21%から9%に引き下げ。
  • モルドバ:対象の電子書籍と定期刊行物のVAT率が20%から0%に引き下げ。
  • スペイン:3%のデジタルサービス税。

ブラジルでの税法の変更に伴い、AppleではブラジルにおけるすべてのApp Storeでの売上に対して、税金を源泉徴収することになりました。Appleは毎月税金を徴収し、該当する税務当局に納税します。2023年6月以降、5月の売上分から源泉徴収された税額を確認できます。ブラジルを拠点とするデベロッパの場合、この変更による影響はありません。

これらの変更が有効になり次第、App Store Connectで「マイApp」の「価格および配信状況」セクションの情報が更新されます。なお、引き続きAppおよびApp内課金(自動更新サブスクリプションを含む)の価格は、いつでも変更できます。また、すべてのストアフロントにおいてそれぞれ900の価格ポイントに変更することができます。