
最新OSリリース向けアプリのApp Storeへの提出の受付開始
2025年10月9日
2026年1月1日以降、韓国に拠点を置くデベロッパは、「Appleでサインイン」を利用するアプリにWebサイトを関連付ける場合、新しいサービスIDの登録時または既存のサービスIDの更新時に、サーバ間通知用のエンドポイントを指定する必要があります。
なお、通知用のエンドポイントを登録すると、アプリを使用しているユーザーとそのアカウントのステータスに関する次のような重要な更新情報を、Appleから受け取ることになります。
- Eメール転送設定の変更
- アプリ内のアカウントの削除
- Apple Accountの完全な削除変
サーバ間通知の詳細については、WWDC20セッション10173:「Appleでサインイン」のメリットを最大限に活用する(英語)をご参照ください。
これらの通知を受け取ったら、アプリ内のアカウント変更に関連するデータのほか、必要に応じてサーバインフラストラクチャもただちに更新し、ユーザーが共有した個人データをより適切に管理できるようにする必要があります。詳細については、「Appleでサインイン」アカウントの変更を処理する(英語)をご参照ください。
新しいアプリをApp Storeに提出したり、既存のアプリ構成を更新して新しいサービスIDを登録したり、既存のサービスIDを変更したりする際は、以下のガイドをご確認ください。
アカウント変更に関するガイド
アカウントの変更は、ユーザーおよびその個人データのプライバシーと管理に直接関係するため、アカウント変更の確認は簡単かつ透明性の高いプロセスである必要があります。
アカウントのEメール転送設定が変更された場合:
- アカウント変更の影響を受ける表示中のユーザーデータが、通知ペイロードにある変更イベントと一致していることを確認すること。このデータは通常、アプリのアカウント設定またはユーザープロファイルに表示されます。
- Eメールアドレスの変更や確認のプロセスを完了するためにWebサイトへのアクセスが必要な場合は、そのページに直接アクセスするためのリンクを用意すること。
- 十分な情報をユーザーに提供すること。Eメール転送設定の変更が他のサービスに影響を与える場合は、その旨をユーザーに知らせる必要があります。アプリがアプリ内課金に対応している場合は、請求、注文の追跡、およびキャンセルが新しいメールアドレスでどのように処理されるかをわかりやすく説明してください。
アカウントが削除された場合:
注: ユーザーアカウント情報の保管と保持、およびアカウントの変更や削除の処理については、必ず適用される法的要件に従ってください。これには、アプリを提供する地域の法令への準拠も含まれます。法的義務に関して質問がある場合は、御社の法務担当者に相談してください。