準備方法

プロのデベロッパも使っている言語であるSwiftを使ったコーディング学ぶことで、重要な問題解決するアプリを作成できる可能性が無限広がります。Swiftを使って次世代の革新的なアプリを生み出している学生デベロッパの世界的なコミュニティ参加しましょう。

ツールの確認

Swift PlaygroundsXcodeといったツールを使えば、アイデアを基に驚くようなアプリを生み出すことができます。アプリを初めて開発するのであれば、Swift Playgroundsを試しましょう。1行目のコードの記述から初めてのアプリのビルドまで、必要なすべての機能が揃っています。

すでにアプリを開発したことがある場合は、Appleのパワフルな統合開発環境であるXcodeを試してみてください。世界中のプロがアプリの開発、テスト、配信に使うツールです。

Swift PlaygroundsまたはXcodeを使って、アプリプレイグラウンドをコーディングできます。アプリプレイグラウンドは、テストしながら開発できるようにシンプルに設計されています。Swift Student Challengeでは、プレイグラウンドで3分間以内で体験できるインタラクティブなシーンを作成し、提出することになります。

Xcodeをダウンロード

Xcodeには、すべてのAppleプラットフォーム向けのSDKが含まれます。

Swift Playgroundsの使い方について

アプリのデザイン

卓越したアプリは、素晴らしいアイデアから始まります。アプリを使って何を達成したいのか、どのような問題を解決できるか考えてみましょう。

アプリケーションデザインワークブック』を使えば、アプリのデザインプロセスの基本原則である、定義、プロトタイプ作成、テスト、検証、イテレーションを確認できます。プロトタイプ作成の詳しい手順については、「60-Second Prototyping(60秒で分かるプロトタイプ作成)」をご覧ください。「シンプルなアプリをデザインしよう」プロジェクトを使って、アプリをデザインする練習を行うのもおすすめです。準備ができたら、Challengeに提出するアプリのデザインに取りかかりましょう。

アプリの作成方法について

最新バージョンのSwift Playgroundsをダウンロードしたら、「アプリの作成を始めよう」や「Keep Going with Apps」を確認して、SwiftUIのスキルを身に付けましょう。これらの魅力的なチュートリアルでは、コーディングアプリ開発の基本概念を紹介しています。

アプリの作成を始めよう

Keep Going with Apps

「Animating Shapes」「グリッドを使った整理」「グリッドの編集」などのSwift Playgroundsのチュートリアルを使えば、さらに学習を進めることができます。

Animating Shapes

グリッドを使った整理

グリッドの編集

プロトタイプ作成、ビルド、デバッグの詳細については、「Build your first app in Swift Playgrounds(Swift Playgroundsで最初のアプリを作成する)」をご覧ください。

チュートリアルでスキルを高める

Develop in Swiftチュートリアルは、Xcode、Swift、SwiftUIを利用したアプリ開発キャリアへの大きな第一歩です。

さまざまなユーザーインターフェイス要素が層になって浮かんでいる様子を表現したデジタルアート。
New

Swift Coding Club

Swift Coding Clubは、アプリの開発について学び、他のデベロッパと交流し、Swift Student Challengeに向けて準備できるコミュニティです。

iPadとMacで作業しているSwift Coding Clubのグループ。

開発とイテレーション

アプリを作成し、新たに身に付けたSwiftとSwiftUIのスキルを実践してみましょう。Swift Playgroundsから始めることをおすすめします。新しいアプリプレイグラウンドを作成するには、ソフトウェアを開き、アプリボタン(+)をタップします。

Xcodeでコーディングを行ったことがある方や、Xcodeを試してみたい方は、Xcodeを使ってプレイグラウンドを作成しても構いません。「File(ファイル)」>「New(新規)」>「Project(プロジェクト)」>「iOS」>「App Playground(アプリプレイグラウンド)」の順に選択します。

Swift Student Challengeに提出するプレイグラウンドは、Swift PlaygroundsまたはXcodeで作成され、それらで動作する必要があります。

独自のグラフィックスやオーディオなどを追加して、アプリに個性を加えましょう。2024年のApple Design Awardsの受賞者がどのようにアイデアを形にしたのか確認し、インスピレーションを得ましょう。

作品の確認作業

できるだけテストを繰り返しましょう。作品を提出する前に、プレイグラウンドを友人、家族、クラスメートと共有し、機能、メッセージ、ユーザー体験について意見をできる限り多くもらいましょう。作品の共有は、ほかのユーザーのデバイスですべての機能が正しく動作するかどうかを確認するうえでも役立ちます。

質問をフォーラムに投稿する

Apple Developer Forumsは、質問をしたり、ほかのChallengeの応募者と交流したりするのに最適な場所です。投稿には、「Swift Student Challenge」というタグを付けてください。

教育者向けのリソース

Swift Student Challengeへの参加を奨励することで、学生のクリエイティビティや意欲を刺激することができ、学生が自信を得る素晴らしい機会にもなります。

コーディングの学習は、テクノロジーだけでなく、アイデアを形にするための新しい方法を学ぶことでもあります。Appleでは、誰でも簡単にアプリのデザイン、コーディング、開発を教え、学ぶことができるようなリソースを用意しています。

モンゴメリー郡公立学校では、コミュニティやキャリアにおける平等なアクセスを促進するためにコーディングを活用しています。さらに詳しく

Everyone Can Codeプロジェクトにより、iPadとMac上でSwift Playgroundsを使ってアプリのデザインや開発を行う方法を、これまで以上に簡単に学生に紹介できるようになりました。アプリのアイデアを形にするための最初のステップを教育者の皆さんが生徒に指導できるように、Apple Education Communityでは以下のプロジェクトを用意しています。

  • シンプルなアプリをデザインしよう:学生がアイデアを形にできるよう、Keynoteでシンプルなアプリのプロトタイプを作成する方法を指導します。
  • スタックと図形を使って組み立てよう:カラー、サイズ設定、配置などを試して、ユニークなアプリのインターフェイスを作成する方法を紹介します。
  • オリジナルの図形を作成しよう:SwiftUIを使ってカスタムシェイプをコーディングすることで、学生はアプリのインターフェイスをレベルアップさせることができます。
  • アプリアイコンをデザインしよう:デザインの原則を適用してどのようなトピックでも印象に残るアプリのアイコンを作成できるよう、学生にアイデアを提供します。

Apple Education Communityでは、これ以外にも多くの教育指導者向けのリソースを参照できます。