テクニカルサポートのリクエスト

Technical Support Incident(TSI)とは、Appleのフレームワーク、API、ツールに関するコードレベルのサポートリクエストで、Apple Developer ProgramApple Developer Enterprise ProgramMFi Programのメンバーが利用できます。バグを修正できない場合、特定のテクノロジーの実装に関して問題が発生した場合、コードレベルの質問がある場合にTSIを提出してください。提出されたインシデントはデベロッパテクニカルサポートのエンジニアに割り当てられ、コードのトラブルシューティングや回避策を提示するなどして、開発を早められるようサポートします。通常は3営業日以内に、Eメールによるサポート(英語)が提供されます。

TSIを提出する前に

すべてのAppleプラットフォーム向けに作成された以下の文書を確認するか、発生した問題がApple Developer Forumsのディスカッションですでに取り上げられて解決しているものでないかどうかを確認してください。

TSIの提出方法

Apple Developer ProgramおよびApple Developer Enterprise Programのメンバーは、アカウントの「Code-level Support(コードレベルのサポート)」セクションからTSIを提出できます。MFi Programのメンバーは、MFi Program Technical Support Incidentフォームを利用できます。

TSIを提出する前に、以下を実施してください。

  • Xcodeで「Build and Analyze(ビルドと分析)」を実行し、アナライザの結果の中に未解決の問題がある場合、可能であれば解決してください。
  • ご自身やエンドユーザーの環境で発生するバグを再現する方法のヒントについて、Technical Note 2431:App Testing Guideをご確認ください。
  • 質問に関連するクラッシュログがある場合は、シンボリケートして添付してください(クラッシュログの取得とシンボリケートの方法については、Technical Note 2151:Understanding and Analyzing iOS Application Crash Reportsをご確認ください)。
  • アプリケーションをビルドまたは実行した際のエラーや例外が含まれているコンソール出力がある場合は、添付してください。
  • 可能であれば、問題をサンプルのXcodeプロジェクト内で抽象化してください。必要に応じて、サンプルのXcodeプロジェクトに抽象化クラス及びリソースを用意してください。
  • 問題を再現する手順がある場合、明確かつ簡潔に説明してください。

TSIを提出する際は、以下のガイドラインに従ってください。

  • 1回のご依頼につき、サポートを要する問題1件(これ以上分離できない単独の問題)のみを提出してください。
  • 説明は明確に詳しく記載してください。問題を解決するためにすでに実行した処理や考慮すべき条件(例:特定のハードウェアやOSのバージョンでエラーが発生する)など、できるだけ多くの情報を記載してください。
  • 質問は英語で記載し、頭字語、専門用語、標準外の略語は使用しないでください。

リクエストを提出する際は以下の中から該当する情報を含めてください。デベロッパテクニカルサポートからフォローアップ番号を受け取ったら、返信の際にその番号を含めてください。

  • シンボリケートされたクラッシュログ(クラッシュ/バグの場合)詳細はこちら
  • App Review却下通知書と添付文書(ある場合)
  • スクリーンショット(エラーメッセージが表示されているもの)
  • サンプルXcodeプロジェクトまたはソースコード
  • コンソール出力結果(エラーまたは例外が含まれているもの)
  • 設定/システムプロファイラのファイル

デベロッパテクニカルサポートに対するサポートリクエストやバグレポートの提出に関する詳細は、Maximizing Apple Development Resourcesでご確認ください。

TSIの受け取りと管理

  • Apple Developer ProgramおよびApple Developer Enterprise Program
    それぞれの登録には2件のTechnical Support Incidentが含まれており、メンバーシップ年度の終了時が有効期限となっています。メンバーシップを更新すると、新しいTSIが2件追加されます。TSIは、アカウントの「Code-level Support(コードレベルのサポート)」セクションで2件セット(99米ドル)または5件セット(249米ドル)を追加購入することもできます。追加購入したTSIの有効期限は、発効日から1年間です。
  • MFi Program
    それぞれの登録には、メンバーシップ年度あたり8件のTechnical Support Incidentが含まれます。

アカウントの「Code-level Support(コードレベルのサポート)」セクションで、現在ご利用いただけるTSIの有効期限とリクエスト履歴を確認できます。ご利用いただけるTSIは有効期限別にグループ化されており、期限が最も近いものから順番に使用されます。ただしMFi Programのメンバーは、このアカウントでのTSI管理をご利用いただくことはできません。

TSIを提出してAppleのベータ版ソフトウェアに関するサポートを受けることはできますか?

できません。ただし、ベータ版ソフトウェアに関する質問の投稿や回答の検索をApple Developer Forumsで行うことは可能です。

IT部門レベルのサポートはどこで受けられますか?

macOS、macOS Server、iOSデバイスを組織に導入する場合は、AppleCareの総合的な専門サポートをご利用いただけます。AppleCare Professional Supportに関する詳細は、こちらをご覧ください。

Appleの製品やソフトウェアに関するカスタマーサポートはどこで受けられますか?

ご購入いただいたAppleの製品またはソフトウェアにおいて開発関連以外の問題が発生した場合は、Appleのサポートサイトにアクセスしてください。このサイトには、ソフトウェアのアップデート、ユーティリティ、テクニカルサポート、製品情報などが掲載されています。