Battle Campの公開時のマーケティング

熱心なゲームファンであり従兄弟同士のGordon Su氏とCharles Ju氏は、自分たちがプレイしたくなるようなゲームを作るためにWRKSHP社を立ち上げました。最初のゲームのためのアイデアを探すにあたって、2人は市場の感覚を掴み、自分たちが望むゲームとはどのようなものかを明確にするために、App Storeで数えきれないほどのゲームをプレイしました。その結果彼らは、膨大な数のプレーヤーがリアルタイムでつながって対話できるモンスター捕獲ゲーム、Battle Campのコンセプトを思い付きました。

Battle Campの公開に向けた準備期間中におけるWRKSHP社の主な焦点は、アクティブで情熱的なコミュニティを構築することでした。Su氏とそのチームは、Battle Campが提供する機能を気に入ってくれるプレーヤーを幅広く探すため、ソーシャルメディアとフォーラムの既存のコミュニティを活用しました。これらのユーザーと関係を築き、ゲームのベータ版に対するフィードバックを集めることで、WRKSHP社は公開前の時点で大きな勢いに乗ることができました。

マーケティングリソースが限られていたWRKSHP社は、Appに様々な共有機能を組み込むことで、口コミによるマーケティングの機会を増やしたいと考えました。

「自分が体験したことを、ユーザーがいつでも友だちや家族に共有できるようにしたかったのです」と、WRKSHP社の成長担当責任者であるChris Chow氏は話しています。

さらに、「ほかの人と対戦したり、軍隊を作ったり、誰かにメッセージを送ったりといった明らかなものから、アバターの服装を変更したなどの小さいことまで、すべてを他人と共有できるようにしました。しかも、たった1回のタップで共有できるのです。ゲームを離れる必要はありません」とSu氏は付け加えています。

創設
2011年

本社
カリフォルニア州
サンフランシスコ

取り上げたApp
Battle Camp

カテゴリ
ゲーム

プラットフォーム
iOS
watchOS

Appのアイコンは、ユーザーがApp Storeで目にする最初の要素の1つです。そこで、WRKSHP社は何十個ものバージョンをテストし、最も強力な第一印象を残せるアイコンを見つけました。

「ユーザーが関心を持っている、Appのコアな部分とは何かを見極める必要があります。例えばそれはモンスター、ドラゴン、パズルゲームなどであるかもしれません。それらをアイコンに組み込み、繰り返しテストします。加えて、良いパフォーマンスを見せているもの、パフォーマンスがあまり良くないものに関して、マーケティングアナリストにフィードバックを伝えることも大切です」とChow氏は述べています。

Battle Campが優れたゲームとなったことをSu氏とそのチームが確信すると、WRKSHP社は公開時に小規模な課金ユーザー獲得キャンペーンを実施して、ユーザーをゲームに引き込みました。

「そのようにして、早い段階で対象ユーザーにゲームを試してもらうことができます。そのユーザー数も何百人、何千人と必要なわけではありません。ゲームに対する印象を把握するには、リリースごとに20〜40人のユーザーを獲得するだけで十分です」とSu氏は語ります。

さらにSu氏は、「ある時点から、すべてがうまくかみ合ってきます。万能な方法が1つだけ存在するわけではありません。口コミを活用することが重要です。そのためには、課金ユーザーの獲得や、コミュニティの管理やサポートが必要となります」とも述べています。

「これは時間がかかり、大きな労力が必要なことです。しかし、コンテンツを必要としているユーザーがいるという指針さえあれば、後は実際に彼らを探し出し、求めているものを提供するだけです」

Appアナリティクスによるユーザー獲得マーケティングについてさらに詳しく

コンテンツを必要としているユーザーがいるという指針さえあれば、後は実際に彼らを探し出し、求めているものを提供するだけです。

WRKSHP社CEO、Gordon Su氏