Web上のApple Payの利用に関するガイドライン
本ガイドラインは、ビジネスが自社のWebサイトにApple Payを組み込む際に適用されます。
禁止されている利用方法
以下に該当するWebサイトにApple Payを組み込むことはできません。
- 法律に違反する、または法的要件を満たしていない
-
以下のいずれかを扱っている
- たばこ、マリファナ、電子タバコ
- 銃器、武器、弾薬
- 違法薬物、または合法的に処方されていない規制薬物
- 消費者にとって安全上のリスクがある製品
- 違法行為での使用が意図される製品
- ポルノグラフィ
- 偽造品または盗品
- 個人的な資金集めや非営利的な寄付の収集(Appleの承認を受けている場合を除く)
- 薬物関連用品または性的関連物品やサービスを主に提供または販売している
- 人種、年齢、性別、ジェンダー、性自認、民族性、宗教、または性的指向に基づいて、憎悪、暴力、または不寛容をあおっている
- Appleに承認されていない通貨の購入や送金(暗号通貨を含む)を扱っている
- 段階的なデジタルウォレットの一部となっている(例:最初の支払いトランザクションを完了するために2次的なトランザクションが実行される、またはトランザクションの代行金融債務責任者が存在する)
- 詐欺行為に関わっている
- 他人の知的財産権、パブリシティ権、またはプライバシー権を侵害している
- 誤った、あるいは軽蔑的な形でAppleまたはApple製品を提示している
Appleは、いつでも、いかなる理由においても、それが妥当であると見なす場合に、Webサイト上のApple Payによるトランザクションを無効にする権利を留保します。
デザイン
Apple Payを使用する際には、「Apple Payマーケティングガイドライン」および「ヒューマンインターフェイスガイドライン」に記載されているブランディングやユーザーインターフェイスに関するガイドラインに従う必要があります。
Apple Pay API
サードパーティの支払い方法を提供しているWebページでは、そのページの支払いオプションとしてApple Payも提供する必要があります。その際、Apple Payがほかの支払い方法と少なくとも同等かそれ以上に扱われる必要があります(つまり、そのページ上でほかの支払い方法と同じように表示されることが必要です)。さらに、「canMakePaymentWithActiveCard」APIを呼び出し、ユーザーが有効なカードをウォレットに追加したことを確認した場合は、Apple Payをメインの支払いオプションとして表示する必要があります(唯一の支払いオプションにする必要はありません)。たとえば、他のオプションと一緒に表示する際、あらかじめApple Payを支払いオプションとして選択しておくことができます。
WebサイトでのApple Payによるトランザクションを可能にすること以外の目的で、Apple Payを利用することはできません。