Apple Payマーチャントトークンの紹介
Apple Payに対応するアプリやWebサイトで、Apple Payマーチャントトークンを活用できるようになりました。これによりユーザーはiOS 16、iPadOS 16、macOS 13を搭載する各種デバイスで安全な支払いを一貫して行うことができ、Apple Payのアップデートされたペイメントシートによって事前承認済み支払いの体験が最適化されます。
Apple Payに対応するアプリやWebサイトで、Apple Payマーチャントトークンを活用できるようになりました。これによりユーザーはiOS 16、iPadOS 16、macOS 13を搭載する各種デバイスで安全な支払いを一貫して行うことができ、Apple Payのアップデートされたペイメントシートによって事前承認済み支払いの体験が最適化されます。
Payment Request APIの新しいトランザクションタイプにより、サブスクリプション、定期払い、分割払い、カード残高の自動補充などのペイメントシート体験を細かく調節できます。
利用量に応じて料金が変動するサービス(光熱費や、初月にプロモーション価格が設定されているサブスクリプションなど)の定期払いに対応。
頻度が一定ではないサービスや、ユーザーが頻度を変更できるサービスの定期払いに対応。
ユーザーが利用頻度や利用額を変更できるサービスの定期払いに対応。たとえば、食事のデリバリーサービスに対する柔軟性の高い支払いなど。
決まった利用頻度と利用額のサービスに対する定期払いに対応。たとえば、ジムのメンバーシップ月額料金など。
短期間の分割払いに対応。
カード残高が特定額を下回った際に、残高を自動的に補充するように設定することが可能。
1つのApple Payトランザクションを安全に完了させるためのデバイス固有のペイメントトークンに加え、Apple Payマーチャントトークンを利用して、デバイスを問わず、自動補充や定期払いを安全に処理できるようになりました。これにより、複数のデバイスにわたるシームレスな体験が実現します。たとえば、ユーザーが新しいiPhoneに買い替えた場合は、マーチャントトークンによって支払い情報が管理され、古いiPhoneからカード情報を削除しても支払い情報はそのまま維持されます。
またこれらのトークンにより、重要な支払いライフサイクルの更新(アカウントのステータス、銀行発行カードのデザイン、カードの有効期限など)が可視化されるため、請求関連の問題の防止や解決にも役立ちます。
Apple Payペイメントシートに、請求の詳細や利用規約などを追加できるようになりました。これらの新しいフィールドにより、ユーザーは重要な情報を確認してからApple Payのトランザクションを実行できるため、カゴ落ちを低減させ、全体的なコンバージョン率を向上させることができます。
Appleウォレットの新しいインターフェイスから簡単に加盟店のアプリやWebサイト内のアカウントページにアクセスできるようになりました。更新されたPayment Request APIにより、ユーザーとの継続的なエンゲージメントを可能にするサービスURLをAppleウォレットで提供できます。
更新されたPayment Request APIを使用し、これらのシームレスなApple Pay体験をアプリやWebサイトに統合して、定期払いに利用できます。