マーチャントトークンの機能強化
ウォレットのまったく新しい「事前に承認した支払い」セクションでは、Apple Payを通じて承認された定期的な支払いをより明確に把握することができます1。ユーザーはサブスクリプション、自動リロード、ローンの分割返済、定期的な請求、後払いをより効果的にトラッキングして、継続的または将来的に発生する支払いをより正確に把握できるようになりました。また、「事前に承認した支払い」を使用すると、ユーザーはマーチャント（加盟店）やカード発行会社に対する定期的な支払いをより適切に管理でき、必要に応じて支払いの承認をウォレットで無効化することができます。
注文の追跡機能のメールとの統合
ウォレットでApple Intelligenceを使用してメール内の注文の詳細情報を自動的に検索、追跡できるようになったため、時間と手間を節約できます。加盟店名、追跡番号、配送情報などの主要な情報にアクセスできる上に、対象の注文に関連するすべてのEメールがウォレット内で整理され、確認できるため便利です。オンデバイスのApple Intelligenceを活用するため、注文情報はユーザーのプライバシーを尊重した、安全な方法で処理されます2。
Apple Payのその他の機能
サードパーティのブラウザに対応
MacやPCの各種ブラウザ3上のWebサイトでApple Payを有効にできます。ユーザーはどのコンピュータからでも簡単にApple Payを起動でき、iPhoneでコードをスキャンするだけで安全に決済が完了します。既存のApple PayインテグレーションにApple Pay JS SDKを追加するだけで、サポート対象のブラウザとデバイスを増やすことができます。
Apple Payで送金
ユーザーはウォレットで口座からカードに送金できるようになります。ペイメントシートでマーチャント（加盟店）が設定した送金手数料を確認し、送金先を直接選択できるので、カードの詳細を手入力する必要がなくなります。
iPhoneのタッチ決済
決済アプリで、追加の端末やハードウェアを必要としない、iPhone上での非接触の決済を可能にします。4 マーチャント（加盟店）は、Apple Pay、Apple Watch、非接触型のクレジット／デビットカード、その他のデジタルウォレットを搭載したスマートフォンを使用して、アプリでの決済を受けることができます。
1つのトランザクションで複数のマーチャントに支払う
1つのApple Payペイメントシートから、複数のマーチャント（加盟店）に対して支払い額を設定する機能を追加しましょう。これによってユーザーは、たとえば、航空券、レンタカー、ホテルを含む旅行パッケージを一括購入し、個々のマーチャントに支払いを行う、などの柔軟な支払いが可能になります。
