tvOS SDKの新機能

tvOS SDKで利用可能なキーテクノロジーと機能、Apple TV Appを構築するツールキットについて学び、各ベータ版リリースを含む最新リリース版でのAPIの変更についての詳細情報を確認するには、tvOSリリースノート(英語)をご覧ください。

tvOS 12

tvOS 12 SDKを使えば、Appで新しいTVUIKitフレームワーク、新しいNetworkフレームワーク、TVMLの最新技術などを活用することができます。

TVUIKit

新しいTVUIKitフレームワークでは、Apple TVの一般的なユーザーインターフェイスアイテムをApp内に表示させることができます。TVUIKitを使用すれば、カード、ポスター、モノグラム、ロックアップ、キャプションボタンといった、Apple TVのインターフェイスエレメントをApp内に簡単に表示することができます。詳しくは、TVUIKit(英語)に関するデベロッパ向けドキュメントを参照してください。

TVML

TVMLでは、データバインディングによる、条件に応じた要素の表示に新たに対応しています。詳しくは、TVML(英語)に関するデベロッパ向けドキュメントの「バインディングとDOM操作(英語)」を参照してください。

Networkフレームワーク

新しいNetworkフレームワークでは、トランスポートプロトコルとセキュリティプロトコルを使用してデータを送受信するネットワーク接続を、より簡単に作成することができます。

TLS、TCP、カスタムアプリケーションプロトコルのためのUDPなどのプロトコルに直接アクセスする必要がある場合は、このフレームワークを使用してください。HTTPおよびURLベースのリソースの読み込みには、このフレームワークを基に構築されたURLSession(英語)を引き続き使用してください。

Networkフレームワークに関する情報や、低水準のソケットAPIを呼び出す代わりとしてNetworkフレームワークをAppで使用する方法については、Network(英語)フレームワークに関するデベロッパ向けドキュメントを参照してください。

非推奨

Appleでは、特定のAPIがアクティブな開発で用いるべきではなくなった場合、そうしたAPIに非推奨のマクロを定期的に追加しています。特定のAPIが非推奨となった場合、そのAPIは即座に廃止されるわけではありませんが、そのAPIから最新の代替手段に移行するための猶予期間が始まったことになります。通常、非推奨となったAPIは、その後も妥当な期間、使用可能な状態でシステムにそのまま残されます。ただし、そうしたAPIがアクティブな開発で使用されることはなくなります。また、そうしたAPIに施されるアップデートは、セキュリティパッチの適用やその他の深刻なバグの修正のみとなります。非推奨となったAPIは、オペレーティングシステムの将来のバージョンで完全に廃止される可能性があります。

デベロッパはできるだけ早く、コード内での非推奨となったAPIの使用を避ける必要があります。少なくとも、新しく記述するコードでは、非推奨となったAPIを使用しないでください。既存のコードに非推奨となったAPIが使用されている場合は、できるだけ早くコードをアップデートするようにしてください。

OpenGL ESの非推奨化

OpenGL ESを使用して開発されたAppはtvOS 12でも引き続き動作しますが、tvOS 12でOpenGL ESは非推奨となります。そのため、過去にOpenGL ESを使用して開発された、ゲームやグラフィックスを駆使したAppには、今後Metalを導入する必要があります。

Metalは、iOS、macOS、tvOSの各デバイスに搭載されている最新のGPUへの最適なアクセスを提供するようデザインされています。Metalではレガシーテクノロジー特有のオーバーヘッドを回避することができ、最新のグラフィックス処理機能を利用することができます。グラフィックスと演算のサポートが統合されたMetalを導入すると、Appで最新のレンダリング技術を効率的に活用することができます。Metalを使用したAppやゲームの開発について詳しくは、Metal(英語)Metal Performance Shaders(英語)MetalKit(英語)に関するデベロッパ向けドキュメントを参照してください。