App Store審査ガイドライン

はじめに

アプリケーションは世界を変え、人々の生活を豊かにし、皆さまのようなデベロッパが今までにない方法で変革をもたらすことを可能にしています。結果としてApp Storeは、数百万というデベロッパと10億人以上のユーザーが集まる、興奮と活気にあふれた場所に成長してきました。今では、初心者のデベロッパも経験豊富なプログラマで構成された大規模なチームもApp Store向けにアプリケーションを開発しています。Appleでは、アプリケーションの審査プロセスをスムーズに通過していただくために、皆さまがガイドラインを理解できるようサポートしたいと考えています。

App Storeにおけるガイドラインの原則はシンプルで、ユーザーが安全にアプリケーションを入手できるようにすることと、あらゆるデベロッパに成功するためのすばらしい機会を提供することです。この原則に基づき、Appleでは「App Reviewガイドライン」を更新しました。ガイドラインの内容に変更はありませんが、より整理され、わかりやすいものとなっています。このページでは、ガイドラインを「安全性」「パフォーマンス」「ビジネス」「デザイン」「法的事項」という5つの主なセクションに分類しています。また、以下に挙げる点にも注意が必要です。

  • 多くの子ども達が、さまざまなアプリケーションをダウンロードしています。子ども達の安全のためには機能制限(ペアレンタルコントロール)がとても役に立ちますが、デベロッパにも子ども達の安全のため果たすべき役割があります。Appleは常に子ども達の安全に注意を向けている、ということを認識してください。
  • アプリケーションがほんの数日で開発されたかのように見える場合や、友達に自慢するために練習用のアプリケーションをApp Storeに公開しようとした場合は、却下される可能性があります。わずかな労力で作成されたアプリケーションと自分のアプリケーションを一緒に並べてほしくないと考えている、真剣なデベロッパの方がたくさんいらっしゃるのです。
  • Appleは、コンテンツや挙動が許される限度を超えていると考えられるアプリケーションを却下します。では、限度とは何でしょうか。それを説明するには、最高裁判所の判事がかつて述べた「見ればわかる」という言葉が当てはまります。限度を超えたときは、皆さま自身もそれをご存じであるはずです。
  • システムに対して不正を働こうとした場合(審査プロセスに対する不正、ユーザーデータの不正取得、他のデベロッパが作成したアプリケーションのコピー、評価の操作など)、そのデベロッパのアプリケーションはApp Storeから削除され、デベロッパはDeveloper Programから除名されます。

皆さまがApp Reviewプロセスを通過するために、この新しいガイドラインが少しでもお役に立てれば幸いです。またAppleは、承認と却下の決定の一貫性を保ち、改善し続けるよう努めます。この文書は今後変更される可能性があります。新しいアプリケーションの開発により新しい疑問が生じることもあり、その場合は随時新しいルールが追加される可能性があります。このような変化を生み出すのは、皆さまのアプリケーションかもしれません。Appleは変化を歓迎し、デベロッパの成果に敬意を表します。皆さまが才能を発揮し、同時に収入を得ることができる、世界でもっとも優れたプラットフォームを作るためにAppleは全力を尽くしていきます。

目次

提出前 - 審査前のチェックリスト

1. 安全性

2. パフォーマンス

3. ビジネス

4. デザイン

5. 法的事項

提出後 - その後の流れ

提出前

アプリケーションの審査をできるだけ円滑に進めるため、以下に挙げるような、審査プロセスを遅らせる原因または却下の原因となるものをあらかじめご確認ください。このリストはガイドラインに代わるものではなく、承認を保証するものでもありませんが、最初にリストの全項目をご確認いただくことをお勧めします。

以下についてご確認ください。

  • アプリケーションのクラッシュとバグをテストする
  • アプリケーションのすべての情報とメタデータが完全で正確であることを確認する
  • App Reviewで連絡が必要になった場合に備え、デベロッパの連絡先情報を最新のものに保つ
  • 有効なデモアカウントとログイン情報、およびアプリケーションの審査に必要なその他のハードウェアまたはリソースを提供する(サンプルQRコードなど)
  • 審査の際にアクセスできるようにバックエンドサービスを有効にする
  • App Reviewの「メモ」欄に、わかりにくい機能やApp 内課金の詳細な説明を明記する(該当する場合はサポート文書なども含む)。地域的制限、または、その他の制限が設定されているためにアプリケーションの一部にアクセスできない場合は、その機能を説明するデモビデオのリンクを提出する
  • アプリケーションが以下に例を挙げる文書のガイダンスに従っていることを確認する
1. 安全性

App Storeからアプリケーションをインストールする際、ユーザーはその安全性、つまり、アプリケーションに不適切または不快なコンテンツが含まれず、デバイスを損傷することがなく、使用しても物理的な危害が生じないことを前提として期待しています。以下に主な注意点をまとめます。デベロッパが、ユーザーを動揺させ、不快にさせることを目的としている場合、App Storeでアプリケーションを公開することはできません。

  • 1.1 不適切なコンテンツ

    アプリケーションに不適切なコンテンツ、不快なコンテンツ、無神経なコンテンツ、動揺させるコンテンツ、嫌悪感を与えるコンテンツ、極めて悪趣味なコンテンツを含むことはできません。以下は、そのようなコンテンツの例です。

    • 1.1.1 宗教、人種、性的趣向、性別、その他標的となりやすいグループへの偏った言及または解釈など、中傷的または悪意のあるコンテンツ。特に、アプリケーションによってある個人またはグループに被害が及ぶ場合。通常、専門家による政治風刺/ユーモアにはこの要件は適用されません。
    • 1.1.2 人間または動物の殺害、負傷、拷問、虐待のリアルな描写。または暴力を助長するようなコンテンツ。ゲーム上の「敵」を、特定の人種や文化、実際の政府や企業、その他の実在する事業体として設定することは許可されません。
    • 1.1.3 違法な武器や危険物の配慮に欠けた使用を助長するような表現、または銃の購入を助長するような表現。
    • 1.1.4 Webster辞書で「美学的または情緒的な感覚ではなく、性的興奮を起こさせるような、性器または性行為の明確な記述または表示」と定義される、あからさまに性的またはわいせつなコンテンツ。
    • 1.1.5 扇動的な宗教的解釈、不正確もしくは誤解を招くような宗教的文書の引用。
    • 1.1.6 偽の位置追跡情報などの不正確なデバイスデータまたはトリック/ジョークの機能を含む、不正確な情報および機能。アプリケーションが「娯楽用」と明記されている場合も、このガイドラインは適用されます。匿名またはいたずら目的で、電話やSMS/MMSメッセージ送信を可能にするアプリケーションは却下されます。
  • 1.2 ユーザー生成コンテンツ

    ユーザー生成コンテンツを含むアプリケーションでは、知的財産の侵害や匿名の嫌がらせなど、特定の問題が生じることがあります。悪用を防ぐために、ユーザー生成コンテンツまたはソーシャルネットワーキングサービスを含むアプリケーションは以下を備えている必要があります。

    • 不適切な内容がアプリケーションに投稿されることを防ぐ手段
    • ユーザーが不適切なコンテンツを報告し、それに対して迅速に対応するメカニズム
    • 不適切な言動を行うユーザーをブロックする機能
    • ユーザーがすみやかに連絡できる、デベロッパの連絡先情報

    わいせつなコンテンツ、実在する人物を対象にしたもの(「美しいかそうでないか」の投票など)、身体的な危険を生じるもの、嫌がらせ、などが主な目的として使用されるようなユーザー生成コンテンツまたはサービスを用いるアプリケーションは、App Storeが対象とするものではなく、事前の予告なく削除される場合があります。Webベースのユーザー生成コンテンツを含むアプリケーションの場合、コンテンツがデフォルトで非表示になっており、ユーザーが当該Webサイトで表示をオンにしたときのみ付帯的な成人向けの「職場での閲覧に適さない」コンテンツが表示されるのであれば、その表示が認められることもあります。

  • 1.3 「子ども向け」カテゴリ

    「子ども向け」カテゴリでは、子ども達に適したアプリケーションを簡単に見つけることができます。「子ども向け」カテゴリに参加する場合は、子ども達に向けたすばらしいアプリケーションを創り出すことに専念してください。これらのアプリケーションでは、アクセスに保護者の承認が必要な部分を除き、アプリケーション外へのリンク、課金要素、その他子ども達に有害なコンテンツを含めることはできません。アップデートで「子ども向け」カテゴリのアプリケーションからそのカテゴリを外すことにした場合でも、ユーザーはそのアプリケーションが「子ども向け」カテゴリの要件を満たしていることを期待するため、引き続き「子ども向け」カテゴリのガイドラインに従う必要があります。詳しくは、「保護者の承認」をご覧ください。

    「子ども向け」カテゴリのアプリケーションには、行動ターゲティング広告(ユーザーのアクティビティに基づいて表示される広告など)を搭載してはならず、すべてのコンテンツ連動型広告は若年のユーザーに適したものである必要があります。また、子どもからデータをオンラインで収集することに関する、世界中のプライバシー保護法に特に注意してください。詳しくは、このガイドラインの「プライバシー」セクションを参照してください。

  • 1.4 物理的な危害

    アプリケーションの挙動によって物理的な危害が生じる可能性がある場合、そのアプリケーションは却下されます。以下に例を挙げます。

    • 1.4.1 不正確なデータまたは情報を提示する可能性がある医療用アプリケーション、または患者の診断や治療に使用される可能性がある医療用アプリケーションは、特に厳しく審査されます。医療用アプリケーションが規制当局の認可を受けている場合は、アプリケーションと合わせて認可文書へのリンクを提出してください。
    • 1.4.2 薬物の用量計算アプリケーションは、製薬会社、病院、大学、健康保険会社、その他の許可を得た事業体が提供するか、FDAまたは各国の同等機関による承認を受ける必要があります。Appleでは、患者への危険を考慮して、アプリケーションが長期間にわたってサポートおよびアップデートされることを確認する必要があります。
    • 1.4.3 アプリケーションによって違法または過度な薬物やアルコールの消費、未成年者による薬物、アルコール、たばこの消費を助長することは許可されません。また、マリファナの販売を促進することもできません。
    • 1.4.4 アプリケーションでは、法執行機関によって公開されている飲酒運転の検問所以外の検問所を表示することはできません。また、決して飲酒運転またはスピード超過などの不適切な行為を助長しないでください。
    • 1.4.5 アプリケーションで、Appleのハードウェアの安全性に関する文書と矛盾するようなデバイスの損傷、または人間への物理的危害が発生するおそれがある方法でデバイスを使用するようユーザーに強要することはできません。たとえば、充電中にデバイスをマットレスや枕の下に置くように指示する、などです。各デバイスの文書を確認してください。
  • 1.5 デベロッパ情報

    質問やサポートに関する問題について問い合わせるため、デベロッパへの連絡方法がユーザーに明示されている必要があります。サポートURLから簡単にデベロッパに連絡できるようにしてください。正確で最新の連絡先情報を記載していない場合、ユーザーが不快な思いをするだけでなく、国によっては法律違反となります。また、Walletパスには、発行者の有効な連絡先情報が記載され、パスのブランドまたは商標の所有者に割り当てられた専用の証明書を使用して署名されている必要があります。

2. パフォーマンス
  • 2.1 アプリケーションの完全性

    App Reviewに提出するアプリケーションは、すべての必要なメタデータおよび有効なURLを含む最終バージョンである必要があります。プレースホルダテキスト、コンテンツのないWebサイト、その他の一時的なコンテンツは提出前に削除してください。提出前に、デバイスを使用してアプリケーションのバグおよび安定性をテストし、ログインが必要な場合はデモアカウント情報を記載してください(また、バックエンドサービスを有効にしてください)。App 内課金を含む場合は、その機能が完全かつ最新で、審査側がはっきりとわかるようにしてください。それが不可能な場合は、その理由を「メモ」欄で説明してください。App Reviewをソフトウェアのテストサービスとは考えないでください。クラッシュする、または明白な技術上の問題がある不完全なバイナリは却下されます。

  • 2.2 ベータテスト

    デモ版、ベータ版、トライアル版のアプリケーションをApp Storeで公開しないでください。代わりにTestFlightを使用してください。TestFlightを使用したベータ配信のために提出されるアプリケーションは、一般公開を意図し、「App Reviewガイドライン」に準拠している必要があります。ただし、TestFlightを使用しているアプリケーションは、クラウドファンディングの報酬など、何らかの対価としてテスターに配布することはできません。ベータ版への大きな更新がある場合は、テスターに配信する前にTestFlightのApp Reviewに提出する必要があります。詳しくは、「TestFlight Beta Testing」を参照してください。

  • 2.3 正確なメタデータ

    アプリケーションをダウンロードまたは購入する際に、ユーザーが何を取得することになるのかが明確である必要があります。そのため、アプリケーションの説明、スクリーンショット、プレビューがアプリケーションの中核となる機能を正確に反映するようにし、新しいバージョンではそれが最新の状態となるようにしてください。

    • 2.3.1 アプリケーションに隠し機能または提示していない機能を含めないでください。ユーザーもApp Reviewチームもアプリケーションの機能をはっきりと理解する必要があります。違反行為が極端な場合、または繰り返される場合は、Developer Programから除名される原因となります。AppleはApp Storeを信頼できる場所にするよう努めており、デベロッパの協力も必要としています。不誠実なデベロッパとビジネスを行うことはできません。
    • 2.3.2 App 内課金を含める場合は、アプリケーションの説明、スクリーンショット、プレビューによって、特定のアイテム、レベル、定期購読などに追加購入が必要かどうかが明確にわかるようにしてください。
    • 2.3.3 スクリーンショットでは、単なるタイトル画面、ログインページ、スプラッシュ画面でなく、使用中のアプリケーションの画面を表示してください。
    • 2.3.4 プレビュー機能を使うと、アプリケーションの様子や機能をユーザーに確認してもらうことができます。アプリケーションでどのようなことができるかユーザーが確実に理解できるように、プレビューにはアプリケーションで実際に用いられる画像以外は使用しないでください。ステッカーやその他のiMessage extension を用いると、メッセージアプリケーションの様子をユーザーに伝えることができます。ビデオのみでは明確でない部分がある場合、ビデオにナレーションを追加したり、図柄やテキストを重ねて説明したりすることができます。
    • 2.3.5 アプリケーションに最適なカテゴリを選択してください。不明な点がある場合は、App Storeのカテゴリの定義を確認してください。カテゴリがまったく適していない場合は、Appleがカテゴリを変更する場合があります。
    • 2.3.6 アプリケーションにペアレンタルコントロールが正しく適用されるように、iTunes Connectの対象年齢に関する質問に正直に回答してください。対象年齢が正しく設定されていないと、予期していなかった内容でユーザーを驚かせたり、政府の規制機関による調査対象となったりする場合もあります。
    • 2.3.7 独自性のあるアプリケーション名を選び、アプリケーションを正確に説明するキーワードを割り当ててください。App Storeのシステムを悪用する目的で、メタデータに商標登録用語、人気のアプリケーション名、その他無関係のフレーズを含めることはできません。アプリケーション名は50文字以内にし、アプリケーションの名前ではない用語や説明は含めないでください。Appleは、不適切なキーワードは随時修正します。
    • 2.3.8 メタデータは、すべてのユーザーに対して適切である必要があります。そのため、アプリケーションの対象年齢が高い場合でも、アイコン、スクリーンショット、プレビューは「4歳以上」の対象年齢にふさわしいものにしてください。たとえば、暴力的な描写を含むゲームアプリケーションの場合でも、恐ろしい死の画面や特定のキャラクターに銃が向けられている画面は使用しないでください。混乱を避けるため、アプリケーション名やアイコン(小、大、Apple Watchアプリケーション用)などのメタデータは、類似している必要があります。
    • 2.3.9 デベロッパは、アプリケーションのアイコン、スクリーンショット、プレビューに用いるあらゆる素材データを使用する権利を保護する責任があります。また、実在のユーザーのデータではなく架空のアカウント情報を表示してください。
    • 2.3.10 アプリケーションはiOS、Mac、Apple TV、Apple Watchでの使用を前提としてください。許可を得た特定の相互作用的機能がある場合を除き、他のモバイルプラットフォームの名前、アイコン、画像をアプリケーションまたはメタデータに含むことはできません。
  • 2.4 ハードウェアの互換性
    • 2.4.1 ユーザーがアプリケーションを最大限に活用できるよう、iPhone向けのアプリケーションは可能な限りiPadでも実行できるようにしてください。Appleは、ユーザーがすべてのデバイスで使用できるように、ユニバーサルアプリケーションの構築を検討することをお勧めします。詳しくは、「ユニバーサルアプリケーション」をご覧ください。
    • 2.4.2 電力を効率的に使用できるようにアプリケーションを設計してください。アプリケーションが急速にバッテリーを消費すること、過度な熱を発生させること、デバイスのリソースに不必要な負荷を掛けることがないようにしてください。
    • 2.4.3 Apple TVアプリケーションは、Siri Remoteまたは他社製ゲームコントローラのみを使用して操作できる必要があります。ただし、他の周辺機器を接続した場合に機能拡張を使用できるようにすることは構いません。ゲームコントローラを必須とする場合は、追加の機器が必要であることをユーザーが理解できるよう、メタデータの中で明確に説明してください。
    • 2.4.4 アプリケーションでデバイスの再起動を推奨または要求しないでください。
    • 2.4.5 Mac App Storeから配信されるアプリケーションには、以下の追加要件が適用されます。
      • (i) アプリケーションは適切にサンドボックス化され、「macOS File System Documentation」に準拠している必要があります。また、他のアプリケーションによって保存されたユーザーデータ(ブックマーク、連絡先、カレンダーのエントリーなど)を修正する場合、適切なmacOS APIのみを使用する必要があります。
      • (ii) アプリケーションはXcodeで提供されるテクノロジーを使用してパッケージ化し、提出する必要があります。他社製のインストーラは使用できません。また、自己完結型の、単一のアプリケーションインストールバンドルである必要があります。コードまたはリソースを共有ロケーションにインストールすることはできません。
      • (iii) アプリケーションを自動的に起動することは許可されません。また、アプリケーションの起動時またはログイン時に同意または開始プロセスを経ることなく別のコードを自動的に実行し、ユーザーがアプリケーションを終了した後も同意を得ることなく実行し続けることはできません。アプリケーションのアイコンを自動的にDockに追加することや、ショートカットを自動的にユーザーのデスクトップに作成することは許可されません。
      • (iv) アプリケーションによってスタンドアロンのアプリケーション、KEXT、追加のコード、リソースがダウンロードまたはインストールされ、機能が追加されるように設計することは許可されません。また、審査プロセスの後でアプリケーションを大きく変更することはできません。
      • (v) アプリケーションでルート権限へのエスカレーションまたはsetuid属性の使用を要求することはできません。
      • (vi) ライセンス画面をアプリケーションの起動時に表示する、ライセンスキーを要求する、独自のコピー保護を実装することがないようにしてください。
      • (vii) アップデートの配信にはMac App Storeを使用する必要があります。その他のアップデート方法は許可されません。
      • (viii) アプリケーションは現行のOSで実行する必要があります。非推奨の、または任意でインストールされるテクノロジー(Java、Rossetaなど)を使用することはできません。
      • (ix) アプリケーションがサポートするすべての言語とローカリゼーションは、単一のアプリケーションバンドルにする必要があります。
  • 2.5 ソフトウェア要件
    • 2.5.1 アプリケーションには、パブリックAPIのみを使用してください。詳しくは、「パブリックAPI」をご覧ください。
    • 2.5.2 アプリケーションはバンドル内で自己完結している必要があります。別のiOS、watchOS、macOS、tvOSのアプリケーションを含め、指定されたコンテナエリア外に対するデータの読み書き、またはエリア外からのコードのダウンロード、インストール、実行は許可されません。
    • 2.5.3 プッシュ通知やGame Centerを含むオペレーティングシステムの通常動作およびハードウェアの機能を損傷または妨害するウイルス、ファイル、コンピュータコード、プログラムを送信するアプリケーションは却下されます。違反が極端な場合、または繰り返される場合は、Developer Programから除名される原因となります。
    • 2.5.4 マルチタスクアプリケーションには、VoIP、オーディオ再生、位置情報取得、タスクの完了、ローカル通知など、適切なバックグラウンドサービスのみを使用してください。バックグラウンドでの位置情報取得モードを使用する場合は、それによってバッテリー持続時間が大幅に減少する可能性があることを伝えるリマインダーを記載してください。
    • 2.5.5 審査はIPv6ネットワークで実施します。アプリケーションにIPv6アドレスとの互換性がない場合は、審査で却下される可能性があります。
    • 2.5.6 Webを閲覧するアプリケーションでは、適切なWebkitフレームワークとWebKit Javascriptを使用する必要があります。
    • 2.5.7 携帯電話ネットワークを介した10分以上のビデオストリーミングコンテンツにはHTTP Live Streamingを使用し、ベースラインの192 kbpsのHTTPライブストリーミングを含める必要があります。
    • 2.5.8 代替デスクトップ/ホーム画面環境を作成するアプリケーション、マルチアプリケーションウィジェットをシミュレーションするアプリケーションは却下されます。
    • 2.5.9 音量を上げる/下げる、サウンドオン/オフといった標準スイッチの機能、および他のネイティブユーザーインターフェイスを構成する要素やその挙動を変更するアプリケーションは却下されます。
    • 2.5.10 空の広告バナーまたはテスト広告を表示するアプリケーションを提出しないでください。
    • 2.5.11 SiriKit
      • (i) SiriKitを組み込んだアプリケーションは、他のアプリケーションのサポートが必要ない場合のみ、また説明から予想されるインテントでのみ登録できます。たとえば、献立作りに関するアプリケーションを登録する場合、フィットネスのアプリケーションの機能を用いていたとしても、ワークアウトを始めるというインテントを組み入れることはできません。
      • (ii) plistに記載する用語やフレーズは、必ずアプリケーションと、その登録インテントにおけるSiriKitの機能に関係のあるものとなるようにしてください。
      • (iii) Siriへのリクエストは可能な限りもっとも直接的な方法で処理される必要があります。リクエストを受け取りそれが実行される間に、いかなる広告やマーケティングも入れてはなりません。中継画面に用いるUIは、タスクの実行に必要な場合にのみ表示します(ユーザーに特定のワークアウトの指定を求める場合など)。
3. ビジネス

App Storeでアプリケーションによって収入を得る方法は数多くあります。ビジネスモデルが明白でない場合は、メタデータとApp Reviewの「メモ」欄で説明するようにしてください。アプリケーションの仕組みが明確でない場合やApp 内課金がわかりにくい場合は、審査が遅れ、却下の原因となる可能性があります。価格はデベロッパが決定しますが、Appleは、明らかに高すぎるアプリケーションまたはApp 内課金アイテムは配信しません。不当に高い金額をユーザーから詐取しようとするアプリケーションは却下されます。

デベロッパがカスタマーレビューを操作したり、金銭や報酬を与えてフィードバックを得たり、フィードバックの一部のみ誤用したり偽のフィードバックを書くなどしたりしてチャートランキングの上昇を図るか、そのようなサービスを提供する他社と協力したことが判明した場合、AppleはApp Storeの信頼性を保つための手順を踏み、そのデベロッパをDeveloper Programから除名する場合があります。

  • 3.1 支払い
    • 3.1.1 App 内課金:
      • アプリケーションのコンテンツまたは機能(例:定期購読、ゲーム内通貨、ゲームレベル、プレミアムコンテンツへのアクセス、フルバージョンの利用)を解放する際は、App 内課金を使用する必要があります。App 内課金以外の方法でユーザーを何らかの購入に誘導するボタン、外部リンク、その他の機能をアプリケーションに搭載することはできません。
      • App 内課金で買われたクレジットやゲーム内通貨はアプリケーション内でのみ消費でき、有効期限を設定することはできません。また、返還可能なApp 内課金を導入する場合は返還のメカニズムを設定する必要があります。
      • 正しい課金タイプを割り当てていない場合、アプリケーションは却下されます。
      • アプリケーションにおいて、直接的にも間接的にもApp 内課金で手に入れたコンテンツ、機能、消費アイテムを他のユーザーに譲渡することはできません。
      • Mac App Storeで配信されるアプリケーションでは、App Storeとは別の方法で有効化されるプラグインまたはextensionを使うことができます。
    • 3.1.2 定期購読:App Storeでのカテゴリにかかわらず、アプリケーションのApp 内課金では自動更新の定期購読を組み込むことができます。自動更新の定期購読をアプリケーションに組み込む際は、以下のガイドラインに必ず従ってください。
    • 3.1.2(a) 許容される使用方法:自動更新の定期購読を組み込む場合は、継続的な価値をユーザーに提供する必要があります。定期購読の適切な使用例には次のようなものがあります(すべて網羅しているわけではありません)。新しいゲームレベル、コンテンツの新しいエピソード、マルチプレイヤー対応、定期的に実態のあるアップデートが提供されるアプリケーション、コレクションが多数にわたる、または定期的に更新されるメディアコンテンツ、サービスとしてのソフトウェア(「SAAS」)、クラウド対応、など。さらに以下についてご確認ください。
      • 定期購読と、コンテンツの個別提供を併せて用意することもできます(映画のコレクション全体を定期購読で提供すると同時に、個々の映画の購入やレンタルサービスも提供するなど)。
      • 同じデベロッパの複数のアプリケーションで1つの定期購読を共有することはできますが、定期購読を他のデベロッパのアプリケーション、またはサービスに拡張することはできません。定期購読は、アプリケーションを利用できるすべてのデバイスで機能する必要があります。詳しくは、「アプリケーション間での定期購読の共有」をご覧ください。
      • ユーザーがアプリケーションの機能やコンテンツにアクセスしたり使用したりする際に、アプリケーションの評価やレビュー、他のアプリケーションのダウンロード、同様のその他アクションをユーザーに強制することはできません。
      • その他すべてのアプリケーションと同様、定期購読を提供するアプリケーションでは、ユーザーが対価を支払ったコンテンツを、追加作業(ソーシャルメディアへの投稿、連絡先のアップロード、アプリケーションを特定の回数開くことなど)を実行しなくても入手できるようにする必要があります。
      • 他のものと組み合わせる場合も含め、消耗型のクレジット、ゲームで購入する宝石、ゲーム内通貨などを定期購読で提供することはできません。ただし、消耗型アイテムの割引購入の権利を定期購読に含めることは可能です(宝石のパックを割引価格で入手できるプラチナメンバーシップなど)。
      • すでに登録しているアプリケーションを定期購読ベースのビジネスモデルに変更する場合、既存のユーザーがすでに対価を支払っている基本的な機能を取り除くことはできません。たとえば、「ゲーム全体のアンロック」をすでに購入しているユーザーには、新規ユーザーに向けて定期購読モデルを導入した後も、ゲーム全体に引き続きアクセスできるようにする必要があります。
    • 3.1.2(b) アップグレードとダウングレード:ユーザーがアップグレード/ダウングレードをスムーズに行えるようにし、同じコンテンツの異なるバージョンを意図せずに購入してしまうことがないようにする必要があります。定期購読のアップグレードとダウングレードのオプションを管理する方法については、ベストプラクティスを確認してください。
    • 3.1.2(c) 定期購読に関する情報:ユーザーに定期購読を促す際は、その価格でユーザーが何を入手できるかを事前に明確に説明する必要があります。1か月当たりの発行回数は何回か。クラウドストレージの容量はどれくらいか。サービスにアクセスする方法にはどのようなものがあるか。また、「Agreements, Tax, and Banking」における契約のSchedule 2で説明されている要件も明示します。
    • 3.1.3 コンテンツベースの「リーダー」アプリケーション:ユーザーがApp 内課金以外の購入方法に誘導されない限り、アプリケーションの外部で以前に購入したコンテンツまたはコンテンツの定期購読(具体的には、雑誌、新聞、書籍、オーディオ、音楽、ビデオ、プロ向けデータベースへのアクセス、VoIP、クラウドストレージ、および学生が成績と時間割を管理するための教育用アプリケーションなどの承認済みサービス)にアプリケーションの内部からユーザーがアクセスできるようにすることは許可されています。
    • 3.1.4 コンテンツコード:コンテンツや機能を解放するため、ライセンスキー、拡張現実マーカー、QRコードなど、アプリケーション独自の方法を用いることはできません。アプリケーションのある機能の動作に特定のハードウェアが必要である場合など、いくつかの限られた状況でのみ、App 内課金を使用しなくても機能を解放することができます(たとえば、望遠鏡と同期することで機能が追加される天文学アプリケーションなど)。オプションとして物理的製品(玩具など)と連動して機能するアプリケーションでは、App 内課金で同等の機能が解放できるオプションがある限り、玩具などの物理的製品でも機能を解放することができます。ただし、アプリケーションの機能を解放するために無関係の商品を購入したり、広告またはマーケティングを行うようユーザーに要求したりすることはできません。
    • 3.1.5 アプリケーションの外部で使用する物理的商品やサービス:アプリケーションの外部で使用する商品またはサービスをユーザーが購入する場合、その支払いにはApple Payまたはクレジットカードなど、App 内課金以外の購入方法を使用する必要があります。アプリケーションを使用する地域のすべての法的要件に準拠している限り、許可を得た仮想通貨(ビットコイン、ドージコインなど)を使用することは可能です。
    • 3.1.6 Apple Pay:Apple Payを使用するアプリケーションでは、商品またはサービスの販売に先立って購入に関する重要な情報をすべてユーザーに提示する必要があります。また、「Apple Pay Identity Guidelines」および「Human Interface Guidelines」に準拠してApple Payのブランディングやユーザーインターフェイスに関する取り決めに適切に従う必要があります。Apple Payを使用した定期的な支払いが発生するアプリケーションでは、少なくとも以下の情報を公開する必要があります。
      • 更新期間の長さと、キャンセルするまで継続されるという事実
      • 各期間に提供されるコンテンツ
      • ユーザーに請求される実際の料金
      • キャンセル方法
  • 3.2 その他のビジネスモデルの問題

    このリストはすべてを網羅したものではなく、デベロッパのアプリケーション提出によってポリシーが変更または更新される可能性がありますが、いくつかの推奨事項と非推奨事項を以下に記載します。

    • 3.2.1 許容される行為
      • (i) 単なるカタログアプリケーションである場合を除いて、自分のアプリケーション内で自分の他のアプリケーションを購入、または宣伝用に表示する。
      • (ii) 許可を得た特定の用途(健康管理、航空、アクセシビリティなど)のために作成された他社製アプリケーションを表示または推奨する。単なる店舗のようにしないため、アプリケーションではしっかりとした独自のコンテンツを提供する必要があります。
      • (iii) レンタル期間の終了後、許可を得た特定のレンタルコンテンツ(映画、テレビ番組、音楽、書籍など)へのアクセスを無効にする。その他のすべてのアイテムおよびサービスに期限をつけることはできません。
      • (iv) 支払いまたはオファー(映画チケット、クーポン、VIPメンバーシップなど)の実行、受領、認証にはWalletパスを使用できる。その他の用途でWalletパスを使用すると、アプリケーションの却下およびWallet認証情報の失効の原因となります。
      • (v) 保険アプリケーションは無料で提供し、配信する地域の法律に準拠し、App 内課金は使用しない。
    • 3.2.2 許容されない行為
      • (i) 他社製アプリケーション、extension、プラグインをApp Storeと類似した形で、または一般的なカタログとして表示するインターフェイスを作成する。
      • (ii) プッシュ通知、カメラ、ジャイロスコープなどのハードウェアまたはオペレーティングシステムに内蔵される機能、またはApple MusicへのアクセスやiCloudストレージといったAppleのサービスを利用して収入を得る。
      • (iii) 広告のインプレッション数またはクリックスルー数を人工的に増加させる。また、広告の表示のみを目的に設計されたアプリケーションを作成する。
      • (iv) チャリティーまたは募金としてアプリケーション内で寄付金を収集する。そのような目的で寄付金を集めるアプリケーションはApp Storeで無料で配信する必要があり、SafariやSMSなどアプリケーション外でのみ寄付金を収集できます。
      • (v) 場所または通信業者などに基づいて、アプリケーションを使用できるユーザーを任意に制限する。
      • (vi) アプリケーションでは、ユーザーが対価を支払ったコンテンツを、追加作業(ソーシャルメディアへの投稿、連絡先のアップロード、アプリケーションを特定の回数開くことなど)を実行しなくても入手できるようにする必要がある。ユーザーがアプリケーションの機能やコンテンツにアクセスしたり使用したりする際に、アプリケーションの評価やレビュー、他のアプリケーションのダウンロード、その他のアクションの実行をユーザーに強制することはできません。
4. デザイン

Appleのお客様は、シンプルで、洗練され、革新的で、使用が簡単な製品に高い価値を見出します。そして、それはAppleがApp Storeのアプリケーションに求めるものと同じです。デザインを優れたものにできるかどうかはデベロッパ次第ですが、App Storeで承認されるためには次のような基準があります。加えて、承認を受けた後も、アプリケーションが継続的に機能し、新規および既存ユーザーの双方にとって魅力的であり続けるよう、アップデートしていく必要があります。機能しなくなったり、サービスの品質が低下したりしたアプリケーションは、随時App Storeから削除される可能性があります。

  • 4.1 模倣

    独自のアイデアを生み出してください。自分だけのアイデアがあるはずです。それを形にしましょう。App Storeでもっとも人気のあるアプリケーションを単にコピーしたり、他のアプリケーションの名前やUIを少し変更して自分のアプリケーションとして提出したりすることは避けてください。知的財産侵害の申し立てをされるリスクがあるだけでなく、App Storeの運営が困難になり、また、他のデベロッパにとってもフェアではありません。

  • 4.2 最低限の機能

    アプリケーションを作成する際は、Webサイトを単に再パッケージしたようなものではなく、優れた機能、コンテンツ、UIを作成するようにしてください。特に便利でも、ユニークでも、「アプリケーションらしく」もない場合、そのアプリケーションをApp Storeで提供することはできません。アプリケーションが何らかの継続的な楽しみを提供できない場合、またはアプリケーションが非常に不快な場合などは承認されません。アプリケーションが単に曲または映画の場合は、iTunes Storeにお送りください。アプリケーションが単に書籍またはゲームの攻略本の場合は、iBooks Storeにお送りください。

    • 4.2.1 アプリケーションではその用途に合ったAPIおよびフレームワークを使用し、アプリケーションの説明に記載してください。たとえば、HomeKitフレームワークではホームオートメーションサービスを提供する必要があります。HealthKitは健康とフィットネスの目的で使用され、ヘルスケアアプリケーションで使用される必要があります。
    • 4.2.2 専用のカテゴリに分類されるカタログを除いて、アプリケーションの主な目的が販促資料、広告、Webクリッピング、コンテンツのまとめ、リンク集であることは許可されません。
    • 4.2.3 アプリケーションは独自に機能する必要があります。機能するために他のアプリケーションのインストールを求めることはできません。
    • 4.2.4 Apple Watch向けのアプリケーションは、スワイプや通知といったデバイス機能や、他社製のコンプリケーションとの連動がユーザーから期待されます。インターフェイスとしてクリエイティブに時間を表示する方法(サーファーに向けた波時計など)はすばらしいアイデアですが、一般的な時計の文字盤に似すぎている場合は却下されます。
    • 4.2.5 主な機能がiCloudおよびiCloud Driveのファイルマネージャである場合は、追加のアプリケーション機能がなければ承認されません。
  • 4.3 スパム

    同一のアプリケーションに対して複数のバンドルIDを作成しないでください。特定の場所、スポーツチーム、大学などに向けた異なるバージョンが存在するアプリケーションの場合は、単一のアプリケーションを提出し、App 内課金で異なるバージョンを提供することを検討してください。また、すでに飽和状態のカテゴリにアプリケーションを追加することは避けてください。App Storeには、おなら、げっぷ、懐中電灯、カーマ・スートラといったアプリケーションが多数あります。App Storeでスパム行為をすると、Developer Programから除名される可能性があります。

  • 4.4 Extension

    Extensionを実行または搭載するアプリケーションは、「App Extension Programming Guide」または「Safari Extension Development Guide」に準拠し、可能な場合はヘルプ画面や設定インターフェイスなどの機能を搭載してください。アプリケーションのマーケティングテキストで、どのようなextensionが利用できるかを明確かつ正確に公開する必要があります。

    • 4.4.1 Keyboard extensionにはいくつかの追加ルールがあります。

      以下に従ってください。

      • キーボード入力機能(文字のタイプなど)を備える。
      • 次のキーボードに進む方法を備える。
      • ネットワークアクセスがなくても機能する。
      • App Extension Programming Guide」に記載されているキーボードタイプ(Number/Decimal)を備える。
      • iOSデバイスにおけるユーザーのKeyboard extensionの機能を改善する目的でのみ、ユーザーのアクティビティ情報を収集する。

      以下は禁止されています。

      • マーケティング、広告、App 内課金を含める。
      • 「設定」以外のアプリケーションを起動させる。
      • キーボードボタンの用途を別の動作に変更する(Returnキーの長押しでカメラを起動させるなど)。
    • 4.4.2 Safari Extensionは、macOSの最新バージョンのSafariで実行できる必要があります。システムまたはSafariのユーザーインターフェイスを構成する要素と相互干渉してはならず、悪意のある、または誤解を生むコンテンツ、またはコードを使用することは許可されません。このルールに違反すると、Developer Programから除名されることになります。Safari Extensionを使用して、機能の動作に必要でないWebサイトにアクセスするようユーザーに要求することはできません。
    • 4.4.3 ステッカー

      ステッカーを使用すると、メッセージがより動的かつ楽しいものになり、ユーザーは気持ちを賢く、楽しく、意味深い形で伝えることができます。アプリケーションにステッカー extensionを含める場合も、独立したステッカーパックを作成する場合も、ユーザーを不快にさせるコンテンツや、ネガティブな印象をもたらすコンテンツ、法律に違反するコンテンツを含めることは許可されません。

      • (i) 一般に、App Storeに適切でない種類の内容はステッカーでも不適切とされます。
      • (ii) 地域ごとの文化的にデリケートな点に配慮し、悪評を生んだり現地法に抵触したりするおそれのある国ではステッカーパックを公開しないでください。
      • (iii) Apple側でただちに意味を理解できないステッカーについては、審査プロセスの遅れを避けるため、「メモ」欄に明確な説明を記載してください。
      • (iv) ステッカーは、自分の友達や家族以外にも通用するものにしてください。個人的なイベント、グループ、関係にのみ利用できるステッカーは不適切です。
      • (v) ステッカーのデベロッパは、その内容に必要なすべての著作権、商標、パブリシティ権、許可を有している必要があり、権限のないものを提出することはできません。要望に応じて、権限を確認できる書類を提出する必要があることにご注意ください。使用権限のないステッカーを含むアプリケーションはApp Storeから削除され、違反行為を繰り返すデベロッパはDeveloper Programから除名されます。ご自分のコンテンツが他のプロバイダに侵害されていると思われる場合は、こちらで申し立てを行ってください
  • 4.5 Appleのサイトとサービス
    • 4.5.1 アプリケーションではiTunes Store RSSフィードなどの承認済みApple RSSフィードを使用できますが、Appleのサイト(apple.com、iTunes Store、App StoreiTunes Connect、デベロッパポータルなど)から情報を取得することや、その情報を使用してランキングを作成することは許可されません。
    • 4.5.2 Apple Music APIを使用すると、ユーザーはデベロッパのアプリケーション内でApple Musicで定期購読購入したコンテンツにアクセスできます。ユーザーはストリームを開始し、「再生」「一時停止」「スキップ」などの標準のメディアコントロールで曲を操作できる必要があります。アプリケーションでこれらのアクションを自動化することは許可されません。さらに、アプリケーションで支払いを要求することや、Apple Musicサービスへのアクセスで間接的に収入を得ることは許可されません(App 内課金、広告、ユーザー情報のリクエストなど)。
    • 4.5.3 スパム、フィッシング行為のため、または要求されていないメッセージを送信するために、Game Centerやプッシュ通知などのAppleサービスを使用することは許可されません。プレイヤーID、エイリアス、Game Centerで取得されたその他の情報の逆引き参照、トレース、関連付け、結合、マイニング、採取、その他の形での悪用は許可されません。これらの行為があった場合は、Developer Programから除名されます。
    • 4.5.4 アプリケーションが機能するためにプッシュ通知を必須とすることはできません。また、プッシュ通知を広告、キャンペーン、ダイレクトマーケティング目的、または重要な個人情報や秘密情報を送信するために使用することは許可されません。
    • 4.5.5 Game CenterのプレイヤーIDはGame Centerの規約で承認されている形でのみ使用し、アプリケーションで表示することや、第三者に伝えることは許可されません。

アプリケーションは提供されるすべての地域におけるあらゆる法的要件に準拠している必要があります(不安な場合は、弁護士に確認してください)。法的要件は複雑ですが、各要件を確実に理解し、アプリケーションを本ガイドラインのみでなく地域のすべての法律に準拠させることはデベロッパの責任です。また当然、犯罪または明らかに思慮に欠ける行為を誘発、促進、奨励するアプリケーションは却下されます。

  • 5.1プライバシー

    Appleのエコシステムにおいて、ユーザーの個人情報の保護は最優先事項です。個人のデータは慎重に扱い、ユーザーの期待に応えることはもちろん、すべての適用法および「Apple Developer Program License Agreement」の規約に準拠してください。以下に具体例を記載します。

    • 5.1.1データの収集および保存
      • (i) ユーザーまたは使用状況に関するデータを収集するアプリケーションでは、データ収集に関するプライバシーポリシーを明示し、ユーザーからの同意を得る必要があります。これにはHealthKitまたはその他の健康および医療テクノロジー、HomeKit、Keyboard extension、Apple Pay、ステッカーとiMessage extensionを実装するアプリケーション、ログイン、デバイスからのユーザーデータ(位置情報、連絡先、カレンダーなど)へのアクセスを実行するアプリケーションが含まれますが、これらがすべてではありません。
      • (ii) アカウントに基づく重要な機能を実装していない場合、そのアプリケーションはログインせずに使用できるようにする必要があります。アプリケーションの中核となる機能に直接関連する場合、または法律で要求される場合を除いて、アプリケーションを動作させるためにユーザーの個人情報の入力を要求することは許可されません。アプリケーションの中核となる機能が特定のソーシャルネットワーク(Facebook、WeChat、Weibo、Twitterなど)に関連するものでない場合は、ログインや別のメカニズムを介さずに使用できるようにする必要があります。基本的なプロフィール情報の取得、ソーシャルネットワークへの公開、アプリケーションを利用するよう友達を招待することは、アプリケーションの中核となる機能とはみなされません。
      • (iii) アプリケーションを利用して密かにパスワードなどの個人情報を取得すると、そのデベロッパはDeveloper Programから除名されます。
      • (iv) ユーザーに情報を視覚的に提示する際は、必ずSafariViewControllerを使用してください。SafariViewControllerを非表示にしたり、別のビューやレイヤーで隠したりすることは許可されません。また、SafariViewControllerを使用して、ユーザーの認知や同意なしにアプリケーションでユーザーの追跡を行わないでください。
    • 5.1.2データの使用と共有
      • (i) 事前にユーザーの許可を取り、どこでどのようにデータを使用するかに関する情報を提示しない限り、アプリケーションでユーザーの個人データを使用または送信することはできません。
      • (ii) アプリケーションから収集したデータは、ユーザーエクスペリエンスの向上、アプリケーションの機能に関連するソフトウェアまたはハードウェアのパフォーマンスの向上、「Apple Developer Program License Agreement」に従った広告の提示以外の目的で使用したり他社と共有したりすることはできません。
      • (iii) HomeKit APIから収集したデータを広告またはその他のユーザーベースのデータマイニングに使用することは許可されません。
      • (iv) Apple Payを使用するアプリケーションでは、商品またはサービスをより早く効果的に届けるため、Apple Payを通して取得したユーザーデータのみを他社と共有できます。
    • 5.1.3健康および健康に関する調査

      健康、フィットネス、医療データは特に慎重に扱う必要があり、ユーザーの個人情報の保護を徹底するために、この分野のアプリケーションにはいくつかの追加ルールが適用されます。

      • (i) 健康、フィットネス、医療に関する調査のために収集されたデータを、許可を得た健康管理の向上または健康調査のための使用以外の目的で、アプリケーションで使用または他社に公開することはできません。このデータは、HealthKit API、モーションとフィットネス、健康関連の臨床調査から得られるデータなどを指します。
      • (ii) アプリケーションの使用 によって、HealthKitまたはその他の健康調査アプリケーションや健康管理アプリケーションに虚偽のデータまたは誤ったデータが書き込まれないようにしてください。また、個人の健康情報をiCloudに保存することはできません。
      • (iii) 健康に関する臨床調査を実施するアプリケーションでは、参加者本人、未成年の場合は親または保護者から同意を得る必要があります。このような同意には、(a)調査の性質、目的、期間、(b)手順、患者へのリスクおよび利点、(c)データの秘密性と扱いに関する情報(他社との共有を含む)、(d)患者に質問がある場合の連絡先、(e)辞退プロセスを含める必要があります。
      • (iv) 健康関連の臨床調査を実施するアプリケーションは、独立した倫理審査委員会の適切な承認を得る必要があります。承認を受けた証拠を要望に応じて提示していただく必要があります。
    • 5.1.4「子ども向け」

      多くの理由から、子どもの個人データを扱う場合は必ず注意が必要です。児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)のような法律または各国における類似法に対する準拠要件をすべて慎重に確認してください。

      アプリケーションでは、これらの法律に準拠する目的でのみ生年月日や保護者の連絡先を要求できます。ユーザーの年齢に関係なく、便利な機能または娯楽用の機能を搭載する必要があります。

      さらに、「子ども向け」カテゴリのアプリケーションまたは未成年の個人情報(名前、住所、メールアドレス、位置情報、写真、ビデオ、絵、チャット対応の可否、その他の個人データ、上記の任意の組み合わせによる永続的識別子など)を収集、送信、共有する機能を持つアプリケーションにはプライバシーポリシーを設定し、子どものプライバシー保護法に関するすべての適用法に準拠する必要があります。「子ども向け」カテゴリのアプリケーションのペアレンタルゲートと、プライバシー保護法に基づく個人データ収集への保護者の同意は、通常同じではないことにご注意ください。

    • 5.1.5 位置情報サービス

      アプリケーションで位置情報サービスを使用できるのは、位置情報サービスがアプリケーションの機能またはサービスと直接関連する場合のみです。位置情報ベースのAPIは、救急サービスまたは自動車、飛行機、その他デバイスの自律制御のために使用することはできません。ただし、軽量のドローンや玩具などの小型デバイス、またはリモートコントロールの自動車警報システムなどは除きます。位置情報を収集、送信、使用する際は、事前にユーザーに通知し、同意を得る必要があります。アプリケーションでバックグラウンドの位置情報サービスを使用する場合は、アプリケーションにおけるこのサービスの目的を説明する必要があります。詳しくは、「Human Interface Guidelines」を参照してください。

  • 5.2 知的財産

    アプリケーションには自分で作成したコンテンツ、または使用許可を取得したコンテンツのみを使用してください。許可なくコンテンツを使用した場合はアプリケーションを削除します。もちろん、他のデベロッパが他者の作品を許可なく使用した場合はそのアプリケーションが削除されます。ご自分の知的財産権がApp Storeの他のデベロッパに侵害されているおそれがある場合は、Webフォームから申し立てを行ってください。国によって法律は異なりますが、少なくとも以下の各項に留意する必要があります。

    • 5.2.1 全般:商標、著作権取得済みの作品、特許取得済みのアイデアなどの保護された他社製の素材をアプリケーションで許可なく使用することはできません。また、誤解を招く、虚偽の、または模倣の描写、名前、素材をアプリケーションバンドルに搭載することは許可されません。
    • 5.2.2 他社のサイトおよびサービス:アプリケーションで他社のサービスのコンテンツを使用し、アクセスし、アクセスによって収入を得る場合、または表示する場合は、サービスの利用規約によって特別の許可を得る必要があります。また、要望に応じて承認書類を提示していただく必要があります。
    • 5.2.3 オーディオおよびビデオのダウンロード:アプリケーションを使って違法なファイル共有を助長したり、コンテンツの供給元(Apple Music、YouTube、SoundCloud、Vimeoなど)の明示的な承認を得ることなく、そのコンテンツを保存、変換、ダウンロードする機能をアプリケーションに搭載したりすることはできません。オーディオおよびビデオコンテンツのストリーミングも利用規約に違反する可能性があるため、アプリケーションでこれらのサービスにアクセスする前に必ず確認してください。要望に応じて書類を提出していただく必要があります。
    • 5.2.4 Appleの承認:Appleがアプリケーションの開発者またはサプライヤーであると示唆または暗示することは許可されません。また、Appleが品質または機能に関して特定のアプリケーションを承認していると示唆または暗示しないでください。アプリケーションが「スタッフのおすすめ」に選ばれた場合、Appleは自動的にバッジを適用します。
    • 5.2.5 Apple製品:既存のApple製品、インターフェイス(Finderなど)、アプリケーション(App Store、iTunes Store、メッセージなど)、Appleの広告テーマと混同されるほど類似したアプリケーションは開発しないでください。また、Apple製品の名前を間違えないでください(Iphone向けのGPS、iTunzなど)。iTunesミュージックのプレビューを娯楽的な目的で(フォトコラージュのBGM、ゲームのサウンドトラックなど)、またはその他の承認されていない目的で使用することは許可されません。アプリケーションでアクティビティリングを表示する場合は、リング自体の見た目や雰囲気、またはそれが表すデータを変更することはできません。アクティビティリングの使用に関して詳しくは、「Human Interface Guidelines」を参照してください。
  • 5.3 賭博ゲーム、ギャンブル、宝くじ/ロト

    ギャンブル、賭博ゲーム、宝くじ/ロトは管理が複雑であり、App Storeでもっとも規制が厳しい分野の1つです。アプリケーションを提供するすべての地域におけるあらゆる法的義務を確認した後、こうした機能を搭載してください。この場合、審査には通常よりも時間がかかります。以下の点に注意してください。

    • 5.3.1 抽選やコンテストの主催者は、アプリケーションのデベロッパである必要があります。
    • 5.3.2 抽選、コンテスト、チャリティーくじの公式ルールをアプリケーションで提示し、Appleは主催者ではなく、いかなる形でも関わりがないことを明記する必要があります。
    • 5.3.3 アプリケーションでは、現実のお金を使用するあらゆる形式の賭博ゲームでクレジットまたは通貨の購入にApp 内課金を使用することはできません。また、アプリケーション内で抽選またはチャリティーくじの購入、資金振替をできるようにすることは許可されません。
    • 5.3.4 現実のお金を使用する賭博ゲーム(スポーツ賭博、ポーカー、カジノゲーム、競馬など)または宝くじ/ロトを提供するアプリケーションは、アプリケーションが利用される地域で必要なライセンスおよび許可を取得し、アプリケーションの利用をその地域のみに制限し、App Storeで無料で配信する必要があります。カードカウンターなどの違法なギャンブルツールは、App Storeで許可されません。ロトアプリケーションには、対価、運、景品の3つの要素が必要です。
提出後

アプリケーションとメタデータをiTunes Connectに提出すると、審査プロセスが開始します。以下の点に注意してください。

  • タイミング:App Reviewでは、可能な限り迅速にアプリケーションを審査します。また、審査時間を改善できるよう常に努力を続けています。詳しくは、「App Review」をご覧ください。
  • ステータスの更新:アプリケーションの現在のステータスがiTunes Connectに反映されるため、そこからアプリケーションについてご確認ください。
  • 優先審査のリクエスト:時間に関して重大な懸念がある場合は、優先審査をリクエストできます。他のデベロッパに配慮し、本当に必要な場合のみ優先審査をリクエストしてください。この制度を濫用していることがわかった場合、リクエストを却下する場合があります。
  • 公開日:公開日が未来の日付に設定されている場合、App Reviewでアプリケーションが承認された後もその日までApp Storeに公開されません。また、アプリケーションが選択したすべてのストアフロントに公開されるまでに、最大24時間かかることがありますのでご了承ください。
  • 却下:Appleの目標は、ガイドラインを公正かつ一貫性を持って適用することですが、必ずしも完璧に適用できるとは限りません。アプリケーションが却下された後に質問がある場合、または追加の情報を提示する場合は、Resolution Centerを通して直接App Reviewチームにお問い合わせください。そうすることで、一度は却下されたアプリケーションが承認されてApp Storeに公開される可能性もあります。また、これによりAppleがApp Reviewプロセスを改善し、ポリシーをより明確に提示するために役立つことにもなります。それでも結果に納得いただけない場合は、申し立てを提出してください。

皆さまの新しいアイデアを楽しみにしています。