アプリメトリックスの表示

アプリメトリックスは、App Store、ダウンロード、売上、使用状況の 4 つのカテゴリに分類されます。

App Store

App Store でアプリが閲覧された回数、およびユーザがアプリのプロダクトページにアクセスした回数を確認できます。

ダウンロード数

アプリの合計ダウンロード数、初回ダウンロード数、再ダウンロード数を確認できます。

売上

合計予約注文数、初回ダウンロード数、アプリ内課金数、および関連する売上を確認できます。また、アプリに関する一意の購入ユーザ数を確認することも可能です。

使用状況

インストール数、セッション数、クラッシュ数、アクティブなデバイス数など、ユーザエンゲージメントを示すさまざまなメトリックスを随時確認できます。なお、使用状況に関するこうしたメトリックスは、診断情報と使用状況をアプリデベロッパと共有することに同意したユーザのもののみが表示されます。詳しくはこちらをご覧ください。

「App Analytics」のダッシュボードでは、選択した日付範囲の統計情報に加え、同じ長さの過去の期間におけるパフォーマンスと比較した際に推定される差の割合が表示されます。たとえば、「過去 7 日」を選択した場合、その前週と比べてパフォーマンスが高いか低いかをパーセンテージで表します。また、App Store Connect API を使用して、「App Analytics」からアプリのデータをダウンロードできます。

必要な役割：Account Holder、Admin、Finance、または Sales。「役割の権限」を参照してください。

メトリックスの表示

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。「概要」ページが開き、主要なアプリメトリックスの概要が表示されます。
メニューバーで、「メトリックス」をクリックします。「メトリックス」ページが開き、デフォルトでプロダクトページ閲覧数が表示されます。
グラフには、過去 30 日間のメトリックスの日次合計が表示されます。特定の日のデータを表示するには、グラフ上でカーソルを合わせます。
表示されるメトリックスを変更するには、左上にあるメトリックスのドロップダウンリストをクリックし、アプリメトリックスの一覧から選択します。

メトリックスを比較する

「App Analytics」では、一度に 2 つのメトリックスを比較表示できます。これにより、コンバージョン率や購入ユーザ当たりの収益など、重要業績評価指標 (KPI) が算出しやすくなります。

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。
メニューバーで、「メトリックス」をクリックします。「メトリックス」ページが開き、デフォルトでプロダクトページ閲覧数が表示されます。
メトリックスセレクタをクリックすると、使用可能なメトリックスの一覧が表示されます。使用するものを選択してください。
右側の (...) ボタンをクリックし、「比較」を選択します。
「比較対象」の横にあるメニューをクリックし、比較対象とするメトリックスを選択します。
デフォルトでは、データは単一軸のグラフで表示されます。(...) ボタンをクリックすると、グラフを比率や二重軸で示すものに変更できます。

フィルタとディメンションを追加する

App Analyticsのメトリックスは、デバイスタイプ、地域、ソースタイプなど、さまざまなディメンションでフィルタリングできます。

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。
メニューバーで、「メトリックス」をクリックします。「メトリックス」ページが開き、デフォルトでプロダクトページ閲覧数が表示されます。
メトリックス選択欄の横にある「日付別」をクリックし、ディメンションを選択します。
「フィルタを追加」をクリックし、「Product Page Views by Device, by Region (デバイス別、地域別のプロダクトページ閲覧数)」などのフィルタを追加します。

保存済みビューの作成

「保存済みビュー」を使用すると、App Store Connect で目的のメトリックスにフィルタとディメンションを適用し、同じデータを簡単に表示できます。

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。
メニューバーで、「メトリックス」をクリックします。
目的のメトリックス、フィルタ、または比較可能なメトリックスを選択します。
右側の「保存済みビュー」をクリックします。
「保存済みビュー」ポップアップメニューから、「現在のビューを保存」をクリックします。
参照名を入力し、「保存」をクリックします。以後、「保存済みビュー」をクリックすると、同じビューをいつでも確認することができます。

データのエクスポート

データは、「App Analytics」のダッシュボードから直接 CSV ファイルとしてエクスポートが可能です。

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。
メニューバーで、「メトリックス」をクリックします。
目的のメトリックス、フィルタ、または比較可能なメトリックスを選択します。
右側の (...) ボタンをクリックし、「CSV に書き出す」を選択します。

オプトイン率を表示

「App Analytics」で、目的のアプリを選択します。「概要」ページが開き、主要なアプリメトリックスの概要が表示されます。
「概要」ページで、「クラッシュ数」などの使用状況メトリックスウィジェットに移動します。
「クラッシュ数」ウィジェットで、「オプトインのみ」をクリックします。ポップアップメニューには、過去 24 時間のオプトイン率が表示されます。
さらに長い期間のオプトイン率を表示するには、「オプトイン率履歴」をクリックします。グラフの各日には、過去 90 日間にアプリをインストールした全ユーザの平均オプトイン率が表示されます。