決済と支払いのサポート
2008年にApp Storeのコマースシステムが導入されて以降、デベロッパがこのシステムを通じて獲得した収益は3,000億ドルを超えます。毎週5億人を超えるユーザーが閲覧するApp Storeは、アプリ内課金のプロモーションに最適な場所となっています。
決済の手間を解消
App Storeのアプリ内課金システムにより、ユーザーはApp Storeやアプリ内でデジタル商品やサービスを簡単に購入できます。ユーザーは、Apple Accountの作成時に、購入に利用する支払い方法を追加します。Face ID、Optic ID、Touch IDを使用して安全な認証が行われるため、ユーザーはアプリ内で数回タップするだけで購入を行うことができます。そのため、購入が不成立になる可能性が最小限に抑えられます。
購入手続きが開始されると、App Storeのペイメントシートに関連情報が表示されるため、ユーザーは購入を確定する前にトランザクションの内容(商品やサービスの種類、価格、サブスクリプション期間など)を簡単に確認できます。
世界各地の支払い方法に対応
Appleは、世界各地で使用されている支払い方法について、復号化からトークンの検証、支払いの受け取りに至るまで、エンドツーエンドの支払い処理に対応します。そのため、デベロッパが複数のペイメントプロバイダと連携する必要はありません。クレジットカード、デビットカード、キャリア決済、デジタルウォレットなど、200種類を超える支払い方法 に対応しているため、ユーザーはそれぞれの地域でお好きな方法で支払いを行うことができます。
Appleは、175の地域で、できるだけ多くのユーザーにリーチできるように、対応する支払い方法を継続的に増やしています。
ユーザー
App Storeまたはアプリで安全な生体認証を使ってトランザクションを行います。
App Store
ユーザーが利用した支払い方法を使って、購入額を安全に集計します。
ペイメントサービスプロバイダ
トランザクションを認証し、該当する場合は様々なカードネットワークを経由してトランザクションのルーティングを行います。
カード発行銀行
ペイメントリクエストを受け取り、ユーザーの残高やクレジットラインに基づいて承認または却下します。
パワフルな価格設定ツール
App Storeのツールを使用すると、世界の市場でのアプリ内課金の価格設定を手間なく管理できます。デベロッパはより簡単にコンテンツを提供し、ビジネスを世界に拡大することができます。
地域に合わせたストアの選択: (サブスクリプションなどの)アプリ内課金を提供するストアフロントを選択し、それぞれの市場に合わせてコンテンツやサービスをカスタマイズできます。
柔軟な価格設定: 0.29ドルから1万ドルまで、900種類の価格ポイントから選択できます。ほかの通貨でも同様の価格設定が可能です。価格ポイントはそれぞれの国や地域で一般的な価格設定の慣習に従って絞り込まれているため、ユーザーに対して適切な価格を設定できます。各ストアフロントでアプリ内課金のカスタム価格ポイントを設定したり、カスタム価格を期間限定または無期限で使用することもできます。
米国(USD)
中国(CNY)
日本(JPY)
韓国(KRW)
価格の段階
サポートされている
最低価格
サポートされている
最高価格
$0.10
$0.29
$9.99
$0.50
$0.49
$49.99
$1.00
$0.99
$199.99
$5.00
$4.99
$499.99
$10.00
$9.99
$9,999.99
サポートされている慣習
X.99
$0.99
$9,999.99
X.00
$1.00
$10,000
X.90
$0.90
$99.90
X.95
$0.95
$49.95
価格の段階
サポートされている
最低価格
サポートされている
最高価格
CN¥0.50
1
10
CN¥1
1
200
CN¥5
3
498
CN¥10
8
998
CN¥50
48
3,998
CN¥100
98
7,998
CN¥500
498
29,999
CN¥1,000
998
74,999
サポートされている慣習
X9
9
74,999
X8
8
9,998
X0
10
500
X.80
1.80
99.80
X9.90
9.90
99.90
価格の段階
サポートされている
最低価格
サポートされている
最高価格
¥10
50
2,000
¥100
100
15,000
¥500
400
49,800
¥1,000
800
99,800
¥5,000
4,800
158,800
¥10,000
9,800
800,000
¥50,000
48,800
1,600,000
サポートされている慣習
X0
50
160,000
X,800
800
1,598,800
X80
80
99,980
X90
90
9,990
価格の段階
サポートされている
最低価格
サポートされている
最高価格
₩100
400
20,000
₩500
500
100,000
₩1,000
1,000
200,000
₩5,000
5,000
500,000
₩10,000
10,000
1,600,000
₩100,000
90,000
7,590,000
₩500,000
490,000
15,900,000
サポートされている慣習
最初の2桁が同じ
440
9,900,000
X00
400
16,000,000
X,900 / X9,000 / X90,000 / X900,000
900
15,900,000
世界各地の価格を簡単に設定可能: 通常使用する国や地域を指定すると、これを基準として、ほかの174の地域の43種類の通貨での価格が自動生成されます。自動生成された価格は、税金や外国為替レートを考慮して、世界的に平準化されます。アプリとアプリ内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格は、税金や外国為替の変動に応じて自動的に更新されます。基準となる地域とカスタム価格が設定されている地域の価格をAppleが調整することはありません。
税金への対応
Appleが提供する自動システムは、トランザクションに関わる税金(付加価値税など)の計算、徴収、納付に対応します。また、App Storeで扱われるアプリとアプリ内課金について、(主要市場を含む)80を超える地域のコンプライアンス要件にも対応します。そのため、世界の市場でのデジタル商品やサービスの販売が容易になります。このシステムでは、動画、ブック、ニュース関連出版物など、アプリに割り当てられた税金カテゴリ に基づいて、各地域の正しい税率と規制が適用されます。税金に変更があった場合、コマースシステムにシームレスに反映されます。
支払いの徴収
ユーザーには複数の支払い方法を設定することが推奨されています。特定の支払い方法で請求に問題が生じた場合、Appleは別の方法を使用して徴収を試みます。さらに可能な場合、Appleは支払い手段の自動更新を行います。更新できない場合、メッセージやフォローアップ機能を使ってユーザーに問題の解決を求めます。
自動更新サブスクリプションで請求に問題が生じた場合、App Storeでは大半のサブスクリプションの復元が行われます。さらに、(アプリの起動時、またはアプリに設定された表示のタイミングに従って)StoreKitに請求の問題 に関するメッセージシートが表示されます。これにより、サブスクリプション登録者はアプリを閉じることなく請求の問題を解決できます。Appleは、プッシュ通知やアプリ内メッセージを使用して問題を通知することもあります。
App Store Connectで請求猶予期間 を有効にしている場合、サブスクリプション登録者は一定期間、アプリの有料コンテンツに引き続きアクセスできます。その間にAppleは請求の問題の解決を試みます。Appleが猶予期間内にサブスクリプションを復元した場合、収益の損失が生じたり、サブスクリプション登録者への有料サービスの提供が中断されたりすることはありません。サブスクリプションの提供に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください 。
シンプルな設定
消耗型アプリ内課金、非消耗型アプリ内課金、自動更新サブスクリプション、非更新サブスクリプションのうち、1種類以上のアプリ内課金を提供できます。App Store Connect、StoreKitフレームワーク、アプリ内課金のAPIを使用してアプリ内課金を設定し、プロダクト情報の取得、支払いの処理、プロダクトの提供を行います。
ペイウォールの迅速な作成
StoreKitビューを使用すると、アプリ内課金とサブスクリプションの直感的な支払い体験を簡単に構築できます。たった1行のコードを使用するだけで、StoreKitビューにサービスレベルごとの説明、価格、期間が明確に表示されます。また、ローカリゼーションサポートが組み込まれているため、追加の開発作業を行わなくても、アプリ内課金の詳細情報が適切な言語と通貨で表示されます。アプリの見た目や印象に合わせてStoreKitビュー をカスタマイズすることもできます。
トランザクションの最新のステータス
App Storeサーバ通知を利用すると、返金、サブスクリプションの状態、ファミリー共有へのアクセスなどの最新のステータスをほぼリアルタイムで確認できます。この情報を使用してトランザクションレコードを更新し、ユーザー体験をカスタマイズできます。例えば、ユーザーが自動更新をオフにした場合に、サブスクリプションの再登録を促すプロモーションオファーを表示することができます。App Storeサーバ通知を有効にするには、App Store ConnectでサーバのHTTPS URLを設定します。
App Store Server APIを使用して、プロダクトのエンタイトルメントとトランザクションに関する最新情報を取得することもできます。アプリ外で行われたステータス変更を含めて、アプリ内課金のトランザクションの最新ステータスと履歴を確認できます。
開発のプロセス全体でテストツールを活用することにより、サブスクリプションオファー、購入の中断、返金などの一般的な購入シナリオに対して、アプリとサーバで適切に対応できるようになります。初期開発の段階で、Xcodeを使用してアプリ内課金のシミュレーションとテストを実行することができます。App Store Connectでアプリ内課金を設定すると、Sandbox環境またはXcodeのStoreKitテスト機能で、実際のプロダクト情報を使ってテストできるようになります。
テストへの参加者を確保できる場合、TestFlightを使用して、社内外のテスターから貴重なフィードバックを入手できます。テスターのEメールアドレスを使うか、パブリックリンクを共有することで、最大1万人の外部テスターを招待できます。TestFlightでのアプリ内課金はSandbox環境を使用するため、テスターはアプリ内課金を無料で入手できます。ただし、アプリがApp Storeでリリースされたあとのプロダクション環境では使えなくなります。
アプリ内課金のテストが完了したら、審査に提出します。
アプリ内課金を公開したあとは、様々な方法でプロモーションを行い、エンゲージメントを促すことができます。アプリのプロモーションに関する詳しい情報は、こちらをご覧ください 。
iOSおよびiPadOSでは、ユーザーはアプリ内課金アイテムをApp Storeで直接閲覧でき、アプリ本体のダウンロードに先立ってアプリ内課金アイテムの購入手続きを開始することもできます。プロモーションの対象となるアプリ内課金アイテムはプロダクトページに表示されます。検索結果への表示や、「Today」、「ゲーム」、「App」のそれぞれのタブでの紹介を通じて、コンテンツを幅広いユーザにアピールできます。
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サブスクリプションオファー
一定の期間、自動更新サブスクリプションを割引価格で提供したり、無料で利用できるようにしたりすることで、サブスクリプションの登録者を獲得し、継続的な利用につなげることができます。App Storeでのトランザクションには認証が行われるため、1つのアカウントで無料トライアルを何度も利用するといった不正行為を最小限に抑えることができます。
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App Storeでのアプリ内イベント
ユーザーは、iOSやiPadOSのApp Storeでイベントを見つけることができます。デベロッパはこれを利用してリーチを拡大することができます。イベントへの参加にアプリ内課金やサブスクリプションが必要な場合は、イベント詳細ページに記載されます。
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報道関係者やインフルエンサーがアプリまたはアプリ内課金を先行的に利用できるように、プロモーションコードを発行できます。各プラットフォームで、アプリのバージョンごとに最大100個のプロモーションコードを発行できます。また、アプリ内課金ごとに最大100個のプロモーションコードが発行可能です。
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App Bundle
App Bundle(アプリバンドル)は、有料アプリ、または自動更新サブスクリプションを提供する無料アプリで作成できます。アプリでサブスクリプションが提供されている場合、ユーザーはバンドルに含まれるすべてのアプリにアクセスできます。
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ファミリー共有
自動更新サブスクリプションまたは非消耗型のアプリ内課金を提供するアプリでは、ユーザーはファミリー共有を使用して、最大5人のファミリーメンバーとアクセスを共有できます。ファミリー共有はスムーズで便利な機能であり、サブスクリプション登録者の獲得、有料サブスクリプションの促進、エンゲージメントやリテンションの向上に役立ちます。
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アナリティクスとレポート
売上、購入ユーザーの数、購入ユーザー1人あたりの平均収益など、それぞれのアプリ内課金に関連する有益で幅広いメトリックスを確認できます。月ごとの最終的な収益、地域や通貨ごとの収益、現地通貨から収益を換算する際に使われたレート(利用可能な場合)、適用された税金や調整額を確認することもできます。また、各月における全トランザクションの詳細レポート(アプリやアプリ内課金ごとのユニット配信数など)をダウンロードすることも可能です。
Apple独自のデータインサイト
Appleが提供する独自のデータインサイトを使用してアプリのパフォーマンスを測定し、App Storeでのビジネスを成長させましょう。Appleは毎月、数十億のデータポイントを収集し、以下のような貴重な情報を提供しています。
iOS、iPadOS、macOS、tvOS、visionOS、watchOSを統合した売上データ。
App Storeの閲覧、App Storeでの検索、参照元アプリ、参照元Webサイトなど、ソース別のアプリ内課金の収益。
アプリ内イベント、カスタムプロダクトページ、予約注文など、使用するApp Storeの機能に関連する収益。
ピアグループのベンチマークデータ。関連するピアグループと比較して、収益化の取り組みがどの程度成果を上げているかを特定するのに役立ちます。
サブスクリプションの状態(トライアル、有料、解約済み)、サブスクリプションオファーのパフォーマンスメトリックス、サブスクリプションのリテンション率のデータなど、サブスクリプションに関するデータ。
再請求に起因するキャンセルイベントやサブスクリプション更新など、サブスクリプション登録者の解約に関するデータ。
アナリティクスの表示について詳しく
アプリのパフォーマンスの測定について詳しく
パフォーマンスのベンチマークの取得
App Analyticsのピアグループのベンチマークを使用すると、主要なメトリックスに関するランキングをApp Storeの類似するアプリと比較できます。これらのメトリックスの1つに、購入ユーザー1人当たりの平均収益があります。このメトリックスは、アプリ内課金のパフォーマンスを把握するのに役立ちます。プライバシーを保護するため、ピアグループには差分プライバシー手法が適用されます。そのためデベロッパの機密情報が漏洩することはなく、データはデベロッパの手元に残ります。
App Analyticsのピアグループのベンチマークについて詳しく
ピアグループのベンチマークのインサイトに基づいた対策について詳しく
支払と財務レポート
月ごとの最終的な収益を、テリトリや通貨別の内訳で確認できます。現地通貨から収益を換算する際に使用されたレート(利用可能な場合)や、適用された税金や調整額を確認することもできます。
信頼性と安全性
安全なトランザクションと不正行為の検出
App Storeは、ユーザーとデベロッパにとって安全で信頼できる場所です。Appleは、その安全性と信頼性の維持に取り組んでいます。Appleは、2020年から2023年までに合計70億ドル以上 に相当する不正と見なされたトランザクションを阻止しました。また、Apple PayやStoreKitなど、より安全な決済テクノロジーの構築のために、大規模なリソースの投資を継続しています。例えば、Apple Payの場合、クレジットカード番号が加盟店(マーチャント)と共有されることはありません。そのため、決済トランザクションプロセスのリスク要因を排除できます。また、購入時には不正利用を防ぐために、パスワードと生体認証セキュリティによる検証が行われます。
これらの保護機能は、ユーザーの安全を守るために不可欠です。一方で、ユーザーが気づかないうちに、別のルートからクレジットカード情報が漏洩したり、盗まれたりすることもあります。App Storeなどのオンラインマーケットプレイスでデジタル商品やサービスを購入し、マネーロンダリングなどの違法な目的に使用しようとする不正行為も発生しています。Appleはこのような不正行為に対して常に目を光らせ、高度なテクノロジーと人の目の両方による確認によって、盗まれたカードが不正な購入に使われるのを防いでいます。
Appleでは、悪用に関連するアカウントの無効化、不正な新規アカウントの作成のブロックなど、不正なユーザーアカウントに対する措置も講じています。
カスタマーサポート機能
配慮の行き届いたサポートは、ユーザーとの信頼関係の構築に役立つほか、エンゲージメントやリテンション率の改善、評価とレビューの向上にもつながります。StoreKitとApp Store Server APIを活用することで、よりシームレスなサポートオプションを提供し、アプリ内課金に関する問題をすばやく効率的に解決できます。
返金リクエスト
beginRefundRequest API を使って、アプリ内に返金リクエスト専用の場所を設けると、ユーザーがアプリ内で直接返金をリクエストできるようになります。また、返金をリクエストするオプションの前に、テクニカルサポートやアプリ内クレジットなどのオプションを提供することもできます。
App Storeサーバ通知を有効にすると、ユーザーが返金を受けた時に通知が届きます。この情報をもとに、返金に応じてアカウント残高を更新する、アプリ内課金でロック解除されたコンテンツへのアクセスを制限するなど、適切な措置を取ることができます。こうした措置を取る場合は、ユーザーに変更内容を知らせ、ユーザーによる対応が必要な場合はその旨を伝えるようにしましょう。また、Get Refund History エンドポイントを使うと、ユーザーが過去にアプリで購入したアプリ内課金アイテムに対して返金を受けたことがあるかどうかを特定することもできます。
Appleは様々な要素を用いて、返金リクエストが承認/却下されるかどうかを判断します。返金プロセスに関する情報提供とプロセス改善のため、ユーザーから返金リクエストを受けた場合は、Consumption API を使用してユーザーのアプリ内課金(自動更新サブスクリプションを含む)に関する情報(ユーザーがアプリ内課金アイテムを使用したかどうか、購入されたアイテムをデベロッパが提供できなかった、など)をAppleに送信することができます。柔軟で正確、かつ適切な情報に基づいた意思決定に役立つよう、データが返金ロジックに組み込まれます。
購入の管理
ユーザーがアプリ本体を再ダウンロードした場合や、新しいデバイスに切り替えた場合は、ユーザーが購入したアプリ内課金のコンテンツや機能にすぐにアクセスできるようにしてください。StoreKitのcurrentEntitlements プロパティを使ってユーザーのエンタイトルメントを把握し、それに応じたアクセスを提供しましょう。また、「App Reviewガイドライン3.1.1 」に従って、復元可能なアプリ内課金に対する復元メカニズムをアプリに実装する必要があります。
ユーザーからアプリ内課金に関するサポートをリクエストされた場合は、Look Up Order ID エンドポイントを使うことで、正しい購入アイテムに対してアクションを実行することができます。AppleからEメールで送られた領収書に記載されている注文番号の提示をユーザーに依頼し、このエンドポイントを使って、請求書と関連情報(ユーザーが購入アイテムについてすでに返金を受けたかどうかなど)を確認したり、購入の日時をデベロッパ側の記録と照合することができます。
ファミリーのためのツール
Appleには、デベロッパや保護者が子どもに安全な体験を提供できるよう支援するツールがあります。「承認と購入のリクエスト 」を使用すると、子どもが新しくアプリを購入またはダウンロードしたり、アプリ内課金を利用しようとする時に、ファミリー管理者にリクエストを送信できます。保護者はスクリーンタイムを使用して、すべてのアプリでのアプリ内課金など、App Storeでの意図しない購入や不正な購入を防ぐことができます。
Appleによる支援
Appleは世界レベルのカスタマーサポートを提供し、請求に関する問題を効率的に解決できるよう支援します。ユーザーは、「問題を報告 」を使用して、アプリ内またはApp Storeで行われたアプリ内課金についていつでもサポートを受けることができます。また、Appleのサポートチームは世界各地に配置されているため、迅速に対応できます。ユーザーが購入を行うたびにAppleからEメールで領収書が送信されます。ユーザーはApple Accountアカウントで購入履歴を確認できます。
Apple Developer Programのメンバーシップ、App Store Connect、テクノロジーや機能の実装などについてご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせ ください。
App Storeでの配信について詳しく