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支払いと収益の表示
支払と財務報告には、当会計月の総収入額、アプリとアプリ内課金の売上情報が表示されます。
ユニット販売数、各国や地域の通貨での売上額、税額や調整額、支払いに適用された為替レート、ご利用銀行口座で使用する通貨に換算した収益の未払い額合計など、国や地域ごとに詳細な情報も表示されます。
収益とは、アプリやアプリ内課金の売上からデベロッパが受け取る金額です。これは、有料アプリ契約 (別紙 2) に従い、適用される税金および Apple の手数料をカスタマー価格から差し引いたものになります。
各会計月の支払い情報は、次の会計月の第 1 水曜日から「支払と財務報告」で表示されます。次の会計月の第 1 金曜日までにすべての国または地域の財務レポートが揃うまで、データの収集は継続されます。
必要な役割: Account Holder、Admin、または Finance。「役割の権限」を参照してください。
支払いと推定収益の表示
当該ページ上部には、推定収益合計または選択した期間に支払われた金額のどちらかが表示されます。表示される金額は、選択した月と、その月の支払いが受領済みであるか否かによって異なります。
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支払い。支払いをすでに受け取っている場合、銀行名および口座番号の最後の 4 桁が、支払い金額の下に表示されます。金額は、ご利用の銀行口座の通貨で表示されます。
日付は、支払いが行われた日にちを示しています。また、トランザクション ID と呼ばれる 7 桁の一意な支払参照番号も表示されます。この番号は CCI (Consolidated Credit Identifier) という振込識別番号で呼ばれる場合もあります。CCI 番号は、ご利用銀行への振込明細に添付されている追加文書に参考情報として記載されています。Apple へ支払いに関するお問い合わせをする際は、CCI 番号をお手元に準備していただくとスムーズにご案内できます。
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推定収益合計。表示された月の支払いをまだ受け取っていない場合、収益の推定額がご利用の銀行口座の通貨で表示されます。これは、現在の日付での支払い予定合計額で、実際の金額とは異なる場合があります。金額の差は通常、支払い時に適用される為替レートや源泉徴収税 (該当する場合のみ) によるものです。
次のいずれかに該当する場合は、推定収益が表示されることがあります。
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まだ支払い予定日が来ていない。支払いは、「支払と財務報告」に表示される日付に分散されます。
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残高が繰り越された。最低支払い基準額に達していない場合、収益の支払いは次の支払い期間に繰り延べされます。
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支払いが失敗した。支払いが失敗した場合、デベロッパによる作業が必要となります。支払いが失敗した際の対処法について詳しくは、こちらを参照ください。
過去の月の収益の表示
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ホーム画面で「支払と財務報告」をクリックします。
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中央で、その月をクリックします。
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ポップアップメニューから、矢印を使用して、月を選択します。
ベンダー番号の表示
異なる法人名またはベンダー番号からの収益を表示
左上のドロップダウンメニューでは、法人名や関連するベンダー番号、集計や支払いが完了した収益のストリームが一覧で表示されます。
メニューに複数のベンダー番号が表示されている場合、法人または収益ストリームが複数、App Store Connect アカウントに関連付けられています。複数のベンダー番号が表示されている場合、以下の理由が考えられます。
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法人名を変更した場合。法人名の変更後は、古い法人名に割り当てられたベンダー番号とは異なる、新規で独自のベンダー番号が新しい法人名に割り当てられます。両方のベンダー番号を表示することにより、二つの法人のレポートを見ることができます。
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Apple News+ または Apple Arcade でコンテンツを配信している場合。最近 App Store Connect アカウントに Apple News チャンネルをリンクした、Apple Arcade のアプリを追加したなど、税金および口座情報を設定した場合は、新しい独自のベンダー番号が新しい契約に割り当てられます。
異なる法人名またはベンダー番号からの収益を表示:
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ホーム画面で「支払と財務報告」をクリックします。
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左上にある、ベンダー名の隣の矢印をクリックします。
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他の法人のレポートを表示するには、ポップアップメニューでその法人を選択します。ドロップダウンメニューでベンダー番号を選択すると、選択した法人の財務情報がページに表示されます。
支払いが失敗した際の対処法
ご利用銀行で支払いが受け取れず Apple への払い戻しが行われた場合、収益が表示される箇所に警告が表示されます。App Store Connect のトップページには、支払いの払い戻し理由と銀行の参照番号が記されます。また、送金払い戻しに関しては、メールでの通知も可能です。設定でオンにしてください。
支払いが失敗したことに関する警告には、以下が含まれます。
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理由。入金に失敗した理由が記載されます。入金が失敗した原因について Apple の提携銀行から情報が得られなかった場合、ご利用の銀行から提供された情報が記載されます。
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必要な調整。これには、問題の解決方法に関する情報、またはユーザが銀行に連絡するために必要な情報が含まれます。
多くの場合、「ビジネス」セクションで口座情報を更新していただくことで問題が解決します。口座情報が正しく入力されているにもかかわらず入金失敗の警告が表示される場合は、問題解決のためご利用の銀行にお問い合わせください。
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トランザクション ID。支払いを行う際に Apple の提携銀行からご利用の銀行に送信される 7 桁の支払番号です。この番号は、支払いが失敗した際に後ほど再送金できるよう、その取引内容の特定や解決策の確認に使用されるものです。なお表示される番号は、CCI (Consolidated Credit Identifier) という振込識別番号となる場合もあります。
必要な更新をすべて完了させると、通常の支払いサイクルが 2 回経過するまでに支払いが再開します。失敗した支払いや保留となっている収益については、支払いサイクルが 2 回経過するまでに、通常のタイミングにおける送金が再開されます。なお、そのような支払いおよび収益は、該当する支払いの詳細にある「残高」列に表示されます。「支払い失敗」の警告は、問題が解決され送金が無事に完了するまで表示され続けます。
App Store Connect で口座情報が正しく入力されているにもかかわらず警告が表示される場合は、Apple からの支払いが失敗する原因をご利用の銀行に確認してください。その際、表示されているトランザクション ID をお伝えください。失敗した支払いの追跡に使用されます。