App Storeでプロダクトページの最適化カスタムプロダクトページの作成機能をご利用いただけます。

プロダクトページの作成

App Storeのプロダクトページでは、あらゆる要素がユーザーにアプリをダウンロードしてもらうきっかけになります。アプリをユーザーに見つけてもらえるよう、精査されたメタデータを通じて、プロダクトページや検索結果で関心を持ってもらいましょう。App Store Connectでプロダクトページを作成して管理したり、App Store Connect APIを通じてワークフローを自動化することができます。

アプリ名

アプリ名は、App Storeでアプリを見つけてもらう上で非常に重要です。シンプルで覚えやすく、かつ特徴的でアプリの機能が分かるような名前にしましょう。一般的な名称や、既存のアプリと似すぎている名前は避けてください。アプリ名の文字数上限は30文字です。

アプリ名
アプリ名

アイコン

アプリのアイコンは通常、ユーザーが最初に目にするものです。そのため、アプリの質や目的を第一印象で伝えることが重要です。グラフィックデザイナーと協力し、シンプルで分かりやすいアイコンを作成しましょう。さまざまなアイコンを試して、ターゲットユーザーにとってどのアイコンが最も分かりやすく効果があるかを検証しましょう。

あらゆるサイズでアイコンが明瞭に表示されるよう、不要なビジュアルの詳細要素を加えることは避けてください。美しく記憶に残るアイコンを作成する方法について、詳しくは「ヒューマンインターフェイスガイドライン」をご参照ください。

アイコン
アイコン

サブタイトル

サブタイトルの目的は、アプリの概要を簡潔な言葉でまとめることです。アプリの魅力を詳しく説明するには、アプリ名ではなく、サブタイトルを使用するようにしてください。「世界最高のアプリ」などの具体性に欠ける説明は避けてください。アプリの機能や通常の用途について、ユーザーに伝わりやすい説明を記載するようにします。サブタイトルは、新しいバージョンを提出する際に更新することができます。そのため、ユーザーの関心を引く上で最も効果的なサブタイトルを検証することができます。サブタイトルの文字数の上限は30文字で、App Storeのあらゆる場所でアプリ名の下に表示されます。

サブタイトル
サブタイトル

アプリプレビュー

アプリプレビューとは、App Storeでユーザーに表示される短いビデオのことで、アプリの特徴、機能、UIを紹介するものです。デバイス内で撮影した映像を用いて、アプリの使用について、最長30秒までのビデオで示すことができます。App StoreとMac App Storeのプロダクトページでは、最大3つのアプリプレビューを掲載できます。また、プレビューはApp Storeで利用可能なすべての言語にローカライズすることができます。

ユーザーがプロダクトページを開くと、アプリプレビューが消音状態で自動的に再生されます。そのため、ビデオの最初の数秒間で視覚的にアピールすることが重要です。ビデオが自動再生されない場合は、アプリプレビューのポスターフレームが表示されます。

質の高いアプリプレビューを作成する方法について、詳しくは「アプリプレビューを使った紹介」をご参照ください。

アプリプレビュー
アプリプレビュー

スクリーンショット

アプリのUIをキャプチャした画像で、アプリのユーザー体験を視覚的に伝えることができます。App StoreとMac App Storeのプロダクトページでは、スクリーンショットを最大10枚まで掲載できます。アプリプレビューがない場合、検索結果にはスクリーンショットの最初の1〜3枚(画像の向きによって異なる)が表示されます。そのため、最初の1〜3枚にはアプリの重要なポイントが表現されている画像を選ぶことが大切です。3枚目以降は、アプリの主な利点や特徴にフォーカスし、アプリの価値をアピールします。アプリをダークモードに対応させる場合は、ユーザーがアプリの見た目を確認できるスクリーンショットを少なくとも1枚含めることを検討してください。

スクリーンショットの仕様については、「App Store Connectヘルプ」をご参照ください。

スクリーンショット
スクリーンショット

説明

アプリの機能や特徴について、ユーザーを引きつける説明文で紹介します。簡潔で有益な情報を一段落にまとめ、その後に主な特徴を箇条書きで示すのが理想的です。潜在的なユーザーにアプリのユニークな点や、長所を伝えます。文章のトーンはアプリのイメージに沿ったものにし、対象ユーザーにとって適切で分かりやすい語句を使用します。説明の最初の1文は、ユーザーがタップして詳細を読む前にも表示されるため、最も重要と言えます。慎重に言葉を選び、アプリの特徴や独自の機能を説明するようにしてください。

アプリに対する称賛のコメントは、説明の最後か、プロモーション用テキストの一部として記載することをおすすめします。検索結果に表示されやすくするよう、説明に不要なキーワードを加えることは避けてください。また、説明で具体的な価格を記載することは避けてください。価格はプロダクトページですでに表示されています。説明で価格に言及すると、地域によっては不正確な情報になる場合があります。

アプリの説明は、アプリの新しいバージョンを提出する際に更新できます。より高い頻度で情報を提供したい場合は、説明ではなくプロモーション用テキストを使用してください。

プロモーション用テキスト

アプリのプロモーション用テキストは説明の上部に表示されます。文字数の上限は170文字です。プロモーション用テキストは、アプリの新しいバージョンを提出しなくても、いつでも更新することができます。期間限定セールや近日公開する機能など、アプリに関する最新ニュースを紹介するには、プロモーション用テキストの使用をおすすめします。

説明
説明

キーワード

キーワードによって、検索結果のどの位置にアプリが表示されるかが決まります。アプリを見つけてもらいやすくするよう、キーワードは慎重に選択してください。同じ種類のアプリを探しているユーザーが入力しそうな語句を考えてキーワードを指定しましょう。アプリの特長や機能を具体的に説明すると、検索アルゴリズムによって、関連性の高い検索でアプリがヒットしやすくなります。それほど一般的ではない語句を設定して検索上位を狙うか、または順位はそれほど高くはならないものの一般的な語句を設定するかについてよく検討してください。「仕事」や「ソーシャル」といった一般的でよく検索される語句を設定するとトラフィックが増えるかもしれませんが、競争相手も非常に多くなります。一方、それほど一般的ではない語句の場合、トラフィックは減りますが、同時に競合も減ります。

キーワードの文字数上限は、スペースなしのコンマ区切りで合計100文字です(キーワードのフレーズ内で単語を区切るためにスペースを使用することはできます。例:Property,House,Real Estate)。文字制限内で可能な限り多くの語句を登録するため、次のことは避けてください。

  • (英語の場合)すでに単数形で入力した語句の複数形
  • カテゴリ名や「アプリ」という語句
  • 重複した語句
  • 「#」や「@」などの特殊文字は、アプリの検索の際に意味を成さないため、使用は避けてください(ブランドアイデンティティの一部である場合を除く)。

キーワードを不適切に設定すると、App Storeでアプリが却下される理由になります。キーワードでは以下を使用しないでください。

  • 商標登録されている語句、著名人の名前、その他権利が保護されている語句の無断使用
  • アプリと関連しない語句
  • 競合するアプリ名
  • 無関係、不適切、攻撃的、あるいは不快な語句

また、プロモーション用テキストはアプリの検索順位に影響しません。そのため、キーワードを表示する目的でプロモーション用テキストを使用することは避けてください。

アプリ内課金

ユーザーは、App Storeのプロダクトページから直接、アプリ内課金アイテムを購入することができます。アプリ内課金とサブスクリプションは、プロダクトページで2つの異なるセクションに表示され、両方合わせて最大20項目を掲載できます。アプリ内課金とサブスクリプションを掲載する順番を自分で選択して、特定のコンテンツを目立たせることができます。項目にはそれぞれ、表示名、プロモーション用イメージ、説明を付けることができます。アプリ内課金の名前の上限は30文字、説明の上限は45文字であるため、メリットを分かりやすく、正確かつ簡潔に説明してください。

アプリ内課金は検索結果にも表示され、「Today」、「ゲーム」、「アプリ」の各タブに表示される可能性があります。ユーザーがこれらの場所でアプリ内課金アイテムをタップすると、プロダクトページに移動し、アプリの説明、スクリーンショット、アプリプレビューを見たり、そのアプリ内課金を購入したりすることができます。アプリ本体をデバイスにインストールしていないユーザーがアプリ内課金コンテンツを購入する場合、トランザクションを完了する前にアプリをダウンロードまたは購入するよう促されます。

詳しくは、「アプリ内課金のプロモーション」をご参照ください。

アプリ内課金
アプリ内課金

新機能

アプリをアップデートしたときは、「新機能」セクションでユーザーに変更点を伝えることができます。新機能に入力したテキストはプロダクトページと「アップデート」タブに表示されます。

機能を追加したりフィードバックに基づいてバグを修正した場合は、ユーザーの声に応えたことがわかるよう、「新機能」のセクションで伝えましょう。新機能やコンテンツなどを重要な順にリストして、アップデートを促すメッセージを記載すると効果的です。

新機能
新機能

評価とレビュー

評価とレビューは、検索結果にアプリが表示される順位を左右し、検索結果でユーザーに興味を持ってもらえるかどうかに影響します。ユーザーから好意的なレビューを受けられるよう、質の高いアプリ体験の提供に注力しましょう。アプリの総合評価は、プロダクトページや検索結果に表示されます。この総合評価は、App Storeの各テリトリごとに表示されます。

SKStoreReviewController APIを使用すると、ユーザーにアプリに関するフィードバックを簡単に送信してもらうことができます。評価を求める画面は、1年間(365日)で3回まで表示できます。ユーザーは、標準化されたプロンプト上で評価を送信できるほか、利用中のアプリ内からレビューを書いて送信することができます。

App Store Connectを使用してアプリのカスタマーレビューに返信し、ユーザーのフィードバック、質問、懸念に直接対応することができます。レビューに返答すると、レビューの投稿者に通知が届き、投稿者はレビューを更新できるようになります。レビューや返信はいつでも更新できます。ただしプロダクトページには最新のレビューと返信のみが表示されます。

詳しくは、評価、レビュー、返答をご参照ください。

カテゴリ

App Storeのカテゴリは、ユーザーが自分のニーズに合ったアプリを見つける上で役立ちます。デベロッパは、プライマリカテゴリとセカンダリカテゴリをアプリに設定できます。アプリを見つけてもらいやすくするには、プライマリカテゴリが特に重要です。ユーザーが閲覧したり検索結果を絞り込みに影響し、App Storeのどのタブにアプリが表示されるのかがプライマリカテゴリにより決まるからです。そのため、最も関連性の高いプライマリカテゴリを選択してください。アプリに関連のないカテゴリを選択すると、審査への提出時にアプリが却下される原因になる可能性があります。

詳しくは、カテゴリの選択をご参照ください。

ローカリゼーション

アプリが複数の言語で利用可能な場合、アプリの説明、キーワード、アプリプレビュー、スクリーンショットを、アプリを配信する各マーケット向けにローカライズしましょう。また、アプリ名を翻訳したり、各マーケットの指向に合わせてキーワードをカスタマイズしたりして、現地のユーザーにとってアプリの魅力をより効果的にアピールすることができます。

詳しくは、App Store情報のローカライズをご参照ください。

アプリのローカリゼーションについて、詳しくはアプリを新しいマーケットに展開するをご参照ください。

プロダクトページを充実させる

プロダクトページの最適化

アプリのプロダクトページの別バージョンを作成し、異なるアイコンやスクリーンショット、アプリプレビューを比較することで、よりパフォーマンスの高いものを採用することができます。各バージョンはランダムに選択されたApp Storeの一定の割合の対象ユーザーに表示され、バージョンごとの結果をApp Analyticsで確認できます。これにより、パフォーマンスが最も高かったバージョンをApp Storeの全ユーザー向けに表示できます。

さらに詳しく

カスタムプロダクトページ

特定の機能やコンテンツをハイライトしたアプリのプロダクトページの追加バージョンを作成し、各ページ固有のURLを共有してユーザーに見つけてもらうことができます。カスタムプロダクトページでは、異なるスクリーンショット、アプリプレビュー、およびプロモーション用テキストを掲載でき、すべてローカライズ可能です。特定のスポーツやキャラクター、番組、ゲームプレイ機能などに焦点を当てて紹介することができます。

さらに詳しく

その他のAppleプラットフォーム向けのメタデータ

プロダクトページのメタデータの準備方法を確認しましょう。