代替配信パッケージIDの取得

代替アプリマーケットプレイスやWebサイトを使用してApp Store以外の場所でアプリを配信している場合は(それが可能な国や地域において)、配信するアプリのバージョンごとに代替配信パッケージIDが必要となります。デベロッパの配信用Webサーバで、代替配信パッケージを取り込むことで、そこに含まれるアプリのインストールをサポートするために必要なデータも取り込むことができます。

次の条件を満たす場合、アプリバージョンに対して代替配信パッケージが自動的に生成されます。

• Account Holderが最新のApple Developer Program使用許諾契約または「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)に同意しており、少なくとも1つの国または地域で代替配信を行う資格を得ている。

• App Store Connectにおいて、アプリが少なくとも1つのマーケットプレイスで配信可能となっている。または、代替アプリマーケットプレイスや欧州連合(EU)内にある独自のWebサイト経由でアプリを配信している場合、App Store Connect APIを使用して代替配信ドメインを追加している。

• アプリバージョンに関連付けられているビルドがiOS (またはEUで配信している場合はiPadOS)をサポートしている。

• アプリバージョンに対する承認が2024年2月8日以降に下されている。または、アプリバージョンのステータスが「配信準備完了」「配信の処理中」「デベロッパによるリリース待ち」のいずれかで、関連するビルドがiOS 16.1 SDK以降でビルドされている。

  注：アプリの新しい代替配信パッケージが利用可能になったときにAppleがマーケットプレイスに対し通知するよう設定できます。詳しくはこちらを参照してください。

必要な役割：Account Holder、Admin、App Manager、またはMarketing。「役割の権限」を参照してください。